- ・当記事は記事作成時点での情報を基に掲載しております。最新情報は各機関公式サイトにてご確認ください。
- ・掲載内容については、編集部による独自調査にて推薦しており、効果・効能を保証するものではありません。
この記事では、そんなインナーカラーのうち襟足に入れるタイプのスタイルを徹底分析していきます。人気のスタイル紹介はもちろん、メリット、デメリット、スタイル例、よくある質問など様々な角度から襟足のインナーカラーについて調べてみました。
イメチェンしてみたい方や、トレンドカラーを上手く取り入れたい方はぜひ参考にしてください。
この記事でわかること!
インナーカラーとは?
インナーカラーとは、髪の内側にベースと別の色を入れるカラーリングです。
外側は地毛のままにしたり、それぞれカラーを入れたり、楽しみ方のバリエーションが広いことが特徴で、個性的な色味からナチュラルな色味まで好みに合わせたスタイルに仕上げられます。
2024年は襟足のインナーカラーが人気
2024年は、インナーカラーの中でも襟足に色を入れる染め方が人気です。
ここでは、髪の長さごとのインナーカラーについて解説します。
ショートヘアの襟足インナーカラー
ショートヘアの襟足にインナーカラーを入れると、ポイントカラーとして目を惹く仕上がりになります。
小範囲にちらっと入れるカラーリングのため、ヘアスタイルのマンネリ化防止にもおすすめです。サイドや顔周りにも同じカラーを入れることで、よりヘアカラーに動きを持たせたりおしゃれ感を出したりすることができます。
ウルフカットの襟足カラー
引用:OZmallヘアカタログ『渋谷 ヘアサロン Riku(シブヤ ヘアサロン リク)』
ウルフカットの襟足にカラーを入れると、髪上部の短い部分と髪下部のレイヤー部分とでハッキリとしたコントラストを出すことができます。
もともと襟足に特徴のあるウルフカットにカラーによるコントラストをプラスすることで、より目を惹く仕上がりになります。
ウルフカットはミニウルフからロングウルフまで、形によっても印象が変わるヘアスタイルです。髪の長さなどに合わせて、より映えるカラーを見つけましょう。
ボブヘアの襟足カラー
ボブヘアの襟足カラーは、ヘアアレンジしたときにちらっと見えるのが可愛らしい印象のスタイルです。
下ろしているときはあまり目立たない襟足カラーですが、結んだり編んだりすることでアクセントとして効いてくるため、スタイリングを楽しむ材料になります。
ハーフアップなどのときに見える襟足インナーカラーは、ヘアアレンジをよりおしゃれに引き立ててくれます。
ロングヘアの襟足カラー
引用:OZmallヘアカタログ『 117 hair garage(イイナ ヘア ガレージ)』
ロングヘアの襟足カラーは、スタイリングや髪の動きに合わせて時折見えるカラーが目を惹く控えめなスタイルです。
ロングヘアの場合は巻き下ろしやアップヘアのときに襟足のカラーが顔を出すため、華やかな印象を与えたりこなれ感を出したりすることができます。
ロングヘアの場合、襟足のインナーカラーは隠れやすいため少し範囲を大きくとってカラーリングすると良いでしょう。
メンズの襟足カラー
メンズのショートカットでも襟足にカラーを入れることは可能です。
ごく小範囲へのカラーリングになるため、アクセント的な役割があり、後ろ姿にもこだわりたい方におすすめです。
襟足のインナーカラーのメリット
襟足のインナーカラーには、大きく3つのメリットがあります。
- 隠しやすい
- ダメージが全頭に及ばない
- 伸びても生え際との色の違いが見えにくい
それぞれ解説します。
隠しやすい
ショートヘアやメンズのショートカットとなると難しいですが、ある程度の長さがあれば襟足だけのインナーカラーは隠しやすいことがメリットです。
バイトや職場、学校で隠したいという方には扱いやすく、おすすめのカラーリングであると言えます。
重めのボブやロングヘアなら、襟足のインナーカラーは簡単に隠せます。ちなみに、ロングヘアの場合はお団子などに巻き込むことできっちりインナーカラーを隠すことができます。
ダメージが全頭に及ばない
襟足のインナーカラーは、カラーリングやブリーチによるダメージが全頭に及ばない点もメリットです。
特に、全体のベースカラーを地毛のままで襟足にだけインナーカラーを入れる場合、ダメージを受けるのは襟足の一部分のみで済みます。
ハイトーンカラーや奇抜な色を入れてみたいという方、ブリーチをしたことがない方なども手を出しやすいと言えます。
伸びても境目が見えにくい
インナーカラーの場合、普段見える部分のカラーをガラッと変えるわけではないので染めた部分とそうでない部分が目立ちにくいというメリットがあります。
外側のベースカラーを地毛のままにするか暗色にし、インナーカラーを明るい色にすることで、髪が伸びたときに境目が目立ちません。
頻繁に美容院やヘアサロンに行けない方、節約しつつヘアカラーを楽しみたい方にもおすすめです。
襟足インナーカラーのデメリット
多くのメリットがある襟足のインナーカラーですが、1点デメリットがあることも覚えておきましょう。
ボブやロングでは目立たない
襟足のインナーカラーは小範囲の髪にカラーを施すため、ベースカラーに隠れてしまいがちです。
ボブヘアやロングヘアでは職場や学校で隠しやすいというメリットがある反面、せっかくのカラーも工夫しないと見えづらいというデメリットがあります。
ショートヘアやウルフカットなら襟足のカラーがしっかり見えますが、重めのヘアスタイルで襟足のインナーカラーをするなら、カラーが見える髪型を考える必要があります。
巻いたり結んだりして、襟足インナーカラーが見えるように工夫しましょう。
襟足インナーカラーのおすすめスタイル例
ここからは、襟足のインナーカラーでおすすめのスタイル例を4つご紹介します。
好みの色に置き換えたりしつつ、自分のスタイルを探す参考にしてください。
ショートヘア×アッシュ系
引用:OZmallヘアカタログ『 Respia 銀座中央通り店(レスピア ギンザチュウオウドオリテン)』
ショートヘアにアッシュ系のハイトーンカラーを組み合わせたインナーカラーは、透明感と抜け感のある印象を与えられます。
襟足にだけ入れればアクセントとして後姿を軽やかにしてくれますし、イヤリングカラーと組み合わせれば髪全体の印象を明るくしてくれます。
ウルフカット×派手色
引用:OZmallヘアカタログ『 Maria by afloat(マリア バイ アフロート)』
ウルフカットの襟足を派手色にして、上下のカラーに強いコントラストを入れるスタイルは10代から20代に人気のヘアスタイルです。
黒髪に青、茶髪にピンクなど、定番の組み合わせはもちろん、推し色などで楽しむ方法もあります。ウルフカットの襟足カラーは目立つので、イベントなどに合わせてカラーリングするのもおすすめです。
ボブヘア×くすみ系
引用:OZmallヘアカタログ『grandage repos 北千住(グランアージュ ルポ キタセンジュ)』
ボブヘアの襟足にくすみ系のインナーカラーを入れるスタイルは、全頭ブリーチやカラーは控えたいという方にピッタリです。
2024年のトレンドカラーを取り入れてみたい場合、ちらっと見える襟足のインナーカラーがマッチするでしょう。
重めのボブに動きを出し、印象を少し軽くしてくれる効果も期待できます。
ロングヘア×ベージュ系
引用:OZmallヘアカタログ『Hair & Makeup Ke’ international(ヘアー アンド メイクアップ ケー インターナショナル)』
ロングヘアの襟足に明るいベージュ系のインナーカラーを入れるスタイルは、重くなりがちな長髪に少しのニュアンスをプラスしてくれます。
ストレートヘアでもインナーカラーがちら見えしますし、巻き下ろしならもっと見えやすくなります。ロングヘアーの襟足インナーカラーは、スタイリングによって見せるも隠すも自由に楽しめることが特徴です。
襟足インナーカラーのよくある質問
ここでは、襟足のインナーカラーのよくある質問4つにお答えします。
襟足インナーカラーはブリーチなしでも楽しめる?
襟足のインナーカラーは、ブリーチなしでも楽しめます。
ただし、最大限明るい色にするのがコツです。暗色ベースにインナーまで暗色では、コントラストが弱くあまり色が映えません。
外側のベースカラーを黒や茶色などの地毛の色にし、インナーカラーはピンクやベージュなどの明るい色にするのがおすすめです。コントラストが少しでも強くなるように色を組み合わせるのが、襟足のインナーカラーを楽しむための大切なポイントです。
襟足インナーカラーをセルフでやるのは無謀?
襟足インナーカラーはセルフでも施術できます。ただし、難易度が高いのであまりおすすめはできません。
例えば、襟足以外の髪を上手くブロッキングできず不要な部分にブリーチ剤がついてしまったり、染めたい毛束が少なすぎたり多すぎたりしても不格好になります。
インナーカラーの中でも難易度の高い部分のみを染める襟足インナーカラーは、美容院やヘアサロンで施術してもらうのがおすすめです。
襟足インナーカラーのオーダー方法は?
襟足インナーカラーをオーダーするときは、カラーリングしたい範囲を明確に伝えるのがポイントです。
できれば理想の形に染まっているイメージ写真を複数見せるのが良いですが、見つからなかった場合は言葉で説明しなければなりません。
- 襟足のうちどのくらいの毛束を染めたいのか
- ベースカラーとインナーカラーは何色にしたいのか
- ブリーチはしたいのか、したくないのか
- 派手に見せたいのか、隠せるようにしたいのか
など、自分の希望をきちんと伝えてオーダーしましょう。
襟足インナーカラーはビジネスシーンに向かない?
襟足インナーカラーは、基本的に日本のビジネスシーンには向かないかもしれませんが、カラーや髪型によるというのが本当のところです。
例えば、ショートヘアでハイトーンの襟足カラーが見えているとビジネスシーンではあまり好まれません。一方で、ロングヘアやボブヘアなどで襟足インナーカラーを隠せてしまうのであれば、ビジネスシーンでも問題はないでしょう。
職場、学校、バイト先などの規則や条件を確認しつつ、襟足インナーカラーの色味や入れ方を考えてください。
襟足以外のインナーカラーも要チェック
最後に、襟足以外のインナーカラーのスタイルを3つご紹介します。
襟足だけではなく、色々な入れ方があるのでぜひチェックしてください。
髪の内側全体にインナーカラー
髪の内側半分程度をしっかりカラーリングする、定番のインナーカラーです。
襟足インナーカラーに比べて広範囲にカラーを入れるため、少しの動きでもインナーカラーが見えやすいのが特徴です。
また、ボブヘアやロングヘアとの相性も良く、透明感や抜け感、トレンド感のあるヘアスタイルに仕上がります。内側のカラーリング範囲を変えると印象が変わるので、自分の髪の量や長さに合わせて適したスタイルを探してみましょう。
顔周りやこめかみに入れるインナーカラー
顔周りやこめかみ、前髪の内側に入れるインナーカラーも人気があります。イヤリングカラーよりやや広範囲のインナーカラーで、顔周りの髪にカラーを入れることで表情や顔色の印象に大きく影響するのが特徴です。
パーソナルカラーに合ったカラーを入れることで、メイク映えも狙えます。
耳周りに少しだけ入れるインナーカラー(イヤリングカラー)
インナーカラーのうち、耳周りにだけちらっとカラーを入れるイヤリングカラーは人気スタイルの1つです。
特にベージュ系やアッシュ系は動きが見えやすく、ハイトーンでも悪目立ちしないためおすすめです。明るい色や多少奇抜な色を選んでも派手過ぎる印象にならないため、大人女子の間でも高い人気があります。
襟足インナーカラーと組み合わせて、同じ色を入れるのもおすすめです。
まとめ
襟足のインナーカラーは、インナーカラーの中でも小範囲にカラーリングする染め方です。隠しやすく、好きな色を試せるという特徴もあるため気軽で人気があります。
ボブヘア以上の長さがあれば隠しやすい襟足のインナーカラーですが、ショートヘアやウルフカットの場合は隠しきれないことがあります。職場や学校の規則を確認しつつ、スタイルを探しましょう。
インナーカラーには、襟足だけではなく内側半分を染めるインナーカラー、イヤリングカラー、顔周りのインナーカラー(フェイスフレーミング)などがあります。襟足と組み合わせたり、別の染め方を選んだりして自分が楽しめるヘアスタイルを探してみてください。
襟足のインナーカラーはトレンドカラーや派手色を取り入れやすく、髪にアクセントやニュアンスを添えることができます。大人でも取り入れやすいカラーリングなので、気になる方はぜひ1度試してみてください。