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【毛髪診断士監修】ヘアカラーの頻度はどれくらいが良い?派手髪から白髪染めまで徹底解説

大人の女性に読んでほしい!ヘアカラーについて【ヘアカラー・白髪染め】

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  • ・監修者は専門知識に基づいて当記事を監修しており、商品やサービスの選定は行っておりません。
ヘアカラーをした後、どれくらいの頻度でメンテナンスやリタッチをすれば良いのかわからないという方は多いのではないでしょうか?この記事では、ヘアカラーのおすすめな頻度を派手髪から白髪染めまでカラーごとに解説しています。低頻度でも生え際との色の差が目立たないカラーやカラーを長持ちさせるコツなどもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
この記事の監修者

ピカパカ編集部所属 公益社団法人日本毛髪科学協会認定
毛髪診断士 吉井 麻里

ヘアケアに関する記事の編集・執筆を担当。
正しいヘアケアの方法、髪の毛や頭皮に良い成分について解説しています。女性のお悩みに寄り添ってヘアケアや生活習慣、商品の選び方などについてのアドバイスも行っています。

■プロフィール

エステティシャン歴20年以上。
延べ3万人以上の施術経験あり。大手エステ会社たかの友梨 関西地区九州地区店長経る。
育児後、株式会社イーズインターナショナル入社エステティシャンとして本格的に復帰。
2011年にアンチエイジングに特化したフェイシャル専門サロンF acial E stheビオトナス開業。
その後、女性の抜け毛や育毛に探究すべく毛髪診断士取得しフェイシャル&育毛専門サロンへ成長し、
現在はエステティシャン、サロンオーナーとしては勿論、毛髪診断士、美容家としてメディア活動を行っている。

■資格

・日本エステティック協会認定フェイシャルセラピスト
・日本コスメティック協会 美容総合検定スキンケアマイスター
・美容薬学検定1級
・日本毛髪科学協会 毛髪診断士
・日本化粧品検定1級
・日本化粧品検定協会コスメコンシェルジュ
・コスメ薬事法管理者資格


この記事でわかること!

目的別 美容院でのヘアカラーのおすすめな頻度

美容院でのヘアカラーは、目的によって適した頻度が異なります染める目的に合わせて、適した頻度でカラーリングをおこないましょう

全頭カラーを常に保ちたいなら3週間~1か月

全頭カラーを綺麗に、鮮やかな状態で保ちたいなら3週間~1か月がおすすめです髪の伸び具合よりもカラーの退色を優先したスケジュールになります。

こまめにメンテナンスやカラーリングをして、理想のヘアスタイルを保ちましょう。ただし、こまめなカラーリングはお金がかかる点、髪にダメージが蓄積されやすい点に注意が必要です。

根元だけカラーリングするなら1か月半~2か月

根元の伸びかけの毛色をリタッチしたい場合は1か月半~2か月程度がおすすめです髪も伸びてスタイルが崩れ出す時期でもあるので、ヘアカットと合わせてメンテナンスしてもらうと良いでしょう。
平均的な頻度であり、髪へのダメージやコストに関しても大きな負担とならない頻度です

髪髪のダメージを抑和らげたいなら気になったときだけ

髪のダメージを抑えたい方は、なるべく頻度を落として気になったときに美容院に行くのがおすすめです。
毛先のダメージが気になったり、伸びかけの根元の毛色が広範囲になってきたりしたタイミングでまとめてメンテナンスしてもらってください。お金がかからない反面、見た目が良いとは言えない時期まで進んでしまう方もいるので要注意です。

染め方別!次のカラーリングまでの期間は最短どれくらい?

カラーリングは髪にダメージを与えてしまう施術です。1度カラーを入れたら、次の施術までには最低限開けるべき期間があります。染め方による最低スパンをチェックしましょう。

ブリーチなしのヘアカラーは1か月くらい

ブリーチなしのヘアカラーなら、最低でも1か月は開けましょう。ブリーチより髪への負担が軽いとは言え、短期間でカラーリングを繰り返すのは望ましくありません。根元のリタッチだけにするなど工夫して髪へのダメージを低減させつつ、カラーリングは1か月くらいの期間を開けておこないましょう

ブリーチありのヘアカラーは1か月半~2か月くらい

ブリーチありのヘアカラーは最低1か月半、長くて2か月程度が理想です。ブリーチありのハイトーンカラーは髪へのダメージが大きいため、最低でも1か月半は期間を開けて次の施術をおこないたいところです。逆に、2か月以上の期間を開けると根元の地毛が目立ち始めてしまうため好ましくありません。

ブリーチありのハイトーンカラーは、1か月半~2か月を目安にメンテナンスをおこないましょう。

白髪染めなら1か月半~2か月くらい

白髪染めは1か月半~2か月くらいの間隔が適しています髪は1か月で1~1.5cm程度伸びるため、白髪も同じように生えてきます。白髪を目立たせずにメンテナンスしつつ髪に過度なダメージを与えないためには、最低でも1か月半~2か月の間隔を開けるのがおすすめです。

メンテが低頻度でも見た目を保ちやすいヘアカラー7選

ここでは、メンテナンスやリタッチが低頻度でも見た目を保ちやすいヘアカラーを7つご紹介します。
忙しくて美容院に頻繁には行けない方や、あまり美容院にお金をかけたくない方にもおすすめのカラーなので、ぜひ参考にしてください。

ハイライトカラー

ハイライトカラーは、髪全体にいくつかのハイトーンの毛束を作る染め方です。全体を均等に染める一般的なヘアカラーと違い、元々コントラストがあるヘアカラーなので根元の伸びかけの毛色が気になりません

地毛を活かしたカラーリングでハイライトカラーをすれば、より根元の伸びかけの毛色を隠しやすくなるためおすすめです。また、全頭カラーではないので、ダメージが少ないのもメリットの1つです。白髪ぼかしにも応用できるオシャレなヘアカラーです。

バレイヤージュ

バレイヤージュとは、髪の表面に細いハイトーンの毛束を作るハイライトカラーの1種です。毛先にかけてトーンを上げていくため根元側は暗いまま、グラデーションになっているのが特徴です

最初から根元の方は暗いままなので、多少伸びても違和感がないのがメリットとして挙げられます。外国人風のカラーリングとしても人気のスタイルです。ただし、見た目がやや派手な印象になる点には注意してください。

グラデーションカラー

グラデーションカラーは、毛先にかけて徐々にカラーを入れていくスタイルです。根元を地毛の色にしつつ、毛先を好みのカラーにすることで2色のグラデーションになります。

地毛をそのまま使ったカラーリングであるため、伸びても根元の毛との色の差は気になりません地毛と毛先のカラーのバランスが崩れるまでは放置していても、見た目に違和感のないスタイルなので、髪を伸ばしつつカラーを楽しみたい方などにもおすすめです。

インナーカラー

インナーカラーは、髪の内側にカラーリングを施すスタイルです。髪の内側にカラーリングするため、伸びても外側の髪に隠れて見えづらいのが特徴です。

髪を下ろしている限りは数か月放置していても正直わからないものですが、アップヘアなどにすると根元の伸びた部分が丸見えになってしまうことに注意しましょう。普段髪を下ろしている方なら、インナーカラーは根元の伸びかけの毛色が目立たないおすすめのカラーリングです。

暗めのカラー

ブリーチなしの暗色でカラーリングすれば、地毛が伸びた時に境目が曖昧になるため目立ちません。また、暗色はハイトーンカラーに比べて色落ちしにくいのもポイントです。

ヘアカラーが長持ちしやすいため、メンテナンスの頻度を落としてもカラーを維持しやすいのです。ただし、白髪がある場合はかえって白髪を目立たせてしまうリスクがあるので注意してください。

白髪を活かしたカラーリング

白髪が気になる場合、白髪を活かしたカラーリングをするのがおすすめです。最近では、白髪が伸びても隠しやすいスタイルがたくさんあるのです

ハイライトカラーのように毛束ごとにトーン差をつけるようなスタイルは白髪が生えてきても隠しやすいですし、白髪に合わせて全体をハイトーンにしてしまうシルバーヘアも定番化してきています
ちなみに、黒染めシャンプーなどで徐々にカラーを入れていけば自然と髪色を暗くしていけます。黒染めしたあとのケアにも使えるので、ぜひチェックしてみてください。

黒染めシャンプーについては「毛染めシャンプーで白髪は染まる?おすすめシャンプーも紹介」で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。

 

白髪の浅染め

浅染めとは、白髪染めをざっくり髪に揉み込んで早めに洗い流すというセルフカラーの手法です。セルフの白髪染めがあれば簡単にできるので、コスパが良いのもおすすめポイントです。

きっちり満遍なく染めようとして、かえって不自然になったりムラができるリスクを避け、簡単に行いやすいのもメリットとして挙げられます。

カラーを長持ちさせるコツ

ヘアカラーを長持ちさせるには、ホームケアのコツを抑えるのが大切です。3つのコツを覚えて、ヘアカラーを長く楽しみましょう。

ヘアカラー用シャンプーを使う

カラーリングをした髪には、ヘアカラー用のシャンプーを使いましょう。ムラサキシャンプーやピンクシャンプーだけでなく、カラーを問わず使えるケアシャンプーもあります。カラーに合った色のカラーシャンプーがあれば、黄ばみや退色を和らげるために使った方が良いでしょう

カラーを問わず使えるカラー用ケアシャンプーなら、ダメージヘアを優しくケアしながら洗えるのでおすすめです。自分のヘアスタイルに合わせて、髪に優しいシャンプーを使ってみてください。

熱ダメージを低減させる

ヘアカラーをした髪には、極力熱ダメージを与えないように気を付けましょう。お風呂上りのドライ、ヘアセットのアイロンなど、熱によるダメージは髪を傷めたり乾燥させたりしてしまうため注意が必要です。熱ダメージによってヘアカラーが退色しやすくなる点にも注意してください。

ドライヤーは髪から離して使う、アイロンやコテは温度を低めに設定する、熱ダメージから保護してくれるヘアオイルを使うなど、工夫して熱ダメージを低減させましょう

紫外線対策をする

紫外線は肌だけでなく髪にもダメージを与えるため、しっかり対策してください。顔や体の日焼けは対策するのが当たり前な一方で、髪の紫外線対策はおろそかになりがちです。帽子・日傘・UVケアトリートメント・UVカットスプレーなどを使って髪の紫外線対策を取り入れましょう。

紫外線による乾燥やダメージの蓄積は、カラーの退色を早める原因になります。きちんと紫外線対策をすることで、綺麗な髪色、ダメージの少ない状態をキープしやすくなります。

通う美容院・ヘアサロンは1つに決めよう

ヘアカラーを入れるときは、通う美容院・ヘアサロンは1つに決めておくのがおすすめです。初回限定のクーポンや割引に釣られて毎回別の美容院やヘアサロンに行ってしまう方も少なくありませんが、実は1か所に決めて施術を受けることには3つの大きなメリットがあります。

メリット①カウンセリングに要する時間が少なくなる

何度も同じ場所に通うことで、カウンセリングに要する時間が少なくなるのは大きなメリットです。カラーリングや髪型の希望を言いやすくなるだけでなく、髪質やクセ、好みも徐々に把握してもらえるようになるのでカウンセリングが円滑になります。担当美容師さんを指名できたり、固定であったりすると、さらに相談しやすくなります。

また、カルテがある美容院やヘアサロンなら担当美容師さんが交代しても自分の情報をきちんと引き継いでくれるのもメリットです。話したことや施術の履歴、期間などを記録して共有してくれるので、カウンセリングもより詳細に、よりスピーディーになります

ヘアカラーの頻度や状態も確認しやすくなるので、髪のダメージ具合やカラーの可否も正確に見極めてくれます。

メリット②カラー頻度を相談しやすい

同じ美容院やヘアサロンでカラーリングを依頼することで、前回からの頻度やダメージをきちんとチェックしてもらえます。長く通えば、適切なカラーリングの頻度や休ませるべき時期も教えてもらえます。

リタッチやカラー変更、ブリーチの頻度などを過去の頻度や状態の変化から確認してもらいつつ、適切な頻度でカラーできるのもメリットです。特に色々なカラーで遊びたい方は同じ美容院やヘアサロンを継続して利用した方が良いでしょう。

メリット③スタイルチェンジがしやすい

同じ美容院やヘアサロンに通うことで、スタイルチェンジがしやすいというメリットもあります。担当さんがある程度固定であったり、カルテがある場合、髪のクセやコンプレックス、悩みや好みといった情報は通えば通うほど蓄積されていきます。思い切ったスタイルチェンジやカラーチェンジの際に、過去のデータからアドバイスや提案を受けられるのは、同じ場所に通う大きなメリットと言えるでしょう。

まとめ

ヘアカラーは、目的や染め方によって適切な頻度が異なります。いずれにしても、最低1か月は期間を開けたほうが髪への負担が少ないということを覚えておきましょう。カラーリング後はホームケアも重要なポイントです。ケアシャンプーを使う、熱ダメージを和らげる、紫外線対策をするなどして、カラーを長持ちさせましょう