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カラー剤の種類を特徴ごとに徹底調査!オーダーに役立つポイントも解説

大人の女性に読んでほしい!ヘアカラーについて【ヘアカラー・白髪染め】

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ファッションの一部として、当たり前のように楽しまれているヘアカラーには、とても多くの種類の薬剤があります。

カラーリングするとき、色味や色落ちのことは気にしたことがあっても、薬剤の種類まで考えたり調べたりしたことがある方は少ないのではないでしょうか?

この記事では、カラー剤の種類について、分類や人気、話題性に注目して解説しています。カラー剤の知識が少しでもあると、カウンセリングなどでも会話がスムーズになりますヘアカラーにこだわりたい方、自分に合うカラー剤を知りたい方、人気のカラー剤を使ってみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること!

カラー剤の種類

カラー剤は主に5つの分類に仕分けることができます。それぞれに特徴があるので、知識として覚えておくと良いでしょう。

白髪染めでもファッションカラーでも、カウンセリングは重要です。カラー剤の種類を知っておくと、カウンセリングのときに相談しやすくなるでしょう

アルカリカラー

アルカリカラーは、特に一般的なカラー剤とも言えるカラー剤の1つです
1剤と2剤に分かれている薬剤を混ぜ合わせてから髪に塗布し、髪の毛の内部まで染色するタイプのヘアカラーです。

1剤には酸化染料とアルカリ剤が含まれており、キューティクルを開いて色が入りやすいようにしています。
2剤にはオキシとも呼ばれる過酸化水素水が含まれ、髪のメラニン色素を分解することで髪色を明るくする働きがあります。
2剤の過酸化水素水濃度は%で示され、最大濃度は6%です。

アルカリカラーの染め方は、1剤と2剤でもとの髪色を抜きながら、希望するカラーを髪内部まで入れる方法です。
髪色を抜いてから新たに色味を追加しているため、カラー剤の色味が抜けると明るくなった地毛の色だけが残ります。これを一般に「色落ち」と言います。色落ちしたときの色味や色落ちの早さはカラーや髪の状態、ヘアケア方法によって異なります。

ブリーチ、ライトナー、脱色剤

ブリーチ、ライトナー、脱色剤は、髪色を抜くための薬剤です。
髪のメラニン色素を分解することで現状の髪色を抜き、トーンアップさせる働きがあります

ブリーチは強い脱色剤ですが、ライトナーはブリーチに比べてパワーが弱いことが特徴です。脱色の働きが弱い分、髪へのダメージを抑えられるため、髪の状態や抜きたい程度によって使い分けられます

ブリーチやライトナーは、あくまで色を入れる前の下準備としておこなわれる施術です。そのため、基本的には美容院やヘアサロンで、脱色のみの施術は行っていません。派手髪と言われるような原色系の色などは、もとの髪色を抜かないと綺麗に発色しないため、事前の準備としてブリーチなどの脱色剤が用いられています。

脱色する際、人によっては頭皮に強い痛みを感じることがあります。施術中に痛みを感じたら、早めに美容師さんに伝えて施術を中断したほうが良いでしょう。

また、ブリーチを何度も重ねると髪を痛めるため、毛がちぎれたり、ゴムのように伸びたりするトラブルが起きてしまいます。適度に髪を休めながら、ブリーチオンカラーを楽しむと良いでしょう。

ヘアマニキュア、塩基性カラー

ヘアマニキュアや塩基性カラーは、髪の毛の表面に塗るカラー剤です。
アルカリカラーのようにもとの色を抜く効果がなく、もとの髪色の上に色を重ねることでカラーリングします

髪色のトーンアップができないため、ブリーチした髪やもとが明るい髪色に対しては綺麗に発色しますが、黒やダークブラウンの髪に使ってもあまり綺麗な発色が見られません。そのため、綺麗に発色させたい場合、予め脱色剤を使ってベースの髪色を抜いておく必要があります。

ヘアマニキュアや塩基性カラーを使った場合、髪の表面に色味の層が付着するため、次に染める際にカラーが入りにくくなる点に注意する必要があります。同じ系統の色で染める場合はあまり影響がありませんが、全く違う色にしたい場合は注意してください。

カラーバター、カラートリートメント

カラーバターやカラートリートメントは、ヘアマニキュアと同じように髪の表面に色味を乗せていくカラー剤です。
もとの髪色が脱色されたハイトーンや白髪であると高い効果を発揮します。カラーバターとカラートリートメントは呼び方が違うだけで、基本的には同じものです。

カラーバターやカラートリートメントも髪の表面に色を付着させるタイプのカラー剤です。次にカラーリングをする際に影響する可能性があるため、カラーバターやカラートリートメントを使う場合は、次回のカラー施術までに最低でも1週間以上色を抜く期間を設けるのがおすすめです。

ヘナカラー

ヘナカラーは、草木染めとも言われる天然素材のカラー剤です。粉末状のカラー剤と水またはお湯を混ぜてペースト状にして使います。

ヘナカラーには脱色剤が含まれていないため、髪のトーンアップはできません。ブラウン系を中心にしたナチュラルカラーのみに染めることができ、白髪染めなどに多く使われます。

100%天然成分のヘナカラーもあれば、化学成分を配合しているヘナカラーもあるため成分を確認するようにすると良いでしょう。植物性のアレルギーが出てしまうこともあるため、ヘナカラーを初めて使うときは事前にパッチテストを行うようにすると良いでしょう。

カラー剤おすすめ10種

ここからは、おすすめのカラー剤10種をご紹介していきます。話題性にも触れつつ、各カラー剤の特徴を解説します。

ウエラ イルミナカラー

1つ目は、ウエラのイルミナカラーです。多くの美容院やヘアサロンで取り扱っているカラー剤で、幅広いカラーリングに対応しています。
2022年には暖色のブラウンも追加され、より多様なヘアスタイルに使用できるようになりました。

ブランド WELLA(ウエラ)
内容量 80g
タイプ 1剤
カラー展開 全60色
Amazon

出典:Wella International Operations Switzerland S.à.r.l.

ウエラ コレストンパーフェクトプラス(KP+)

続いて2つ目もウエラから販売されているカラー剤、コレストンパーフェクトプラス(KP+)です。
2022年にはホワイトコレクションが仲間入りし、トレンドの白っぽいカラーも表現できます

ブランド WELLA(ウエラ)
内容量 80g
タイプ 1剤
カラー展開 全177色
Amazon

出典:Wella International Operations Switzerland S.à.r.l.

ミルボン オルディーブ アディクシー

ミルボン オルディーブ アディクシーは、スモーキーカラーの発色が特に人気のカラー剤です。サファイヤ、スモーキートパーズ、シルバーなどの人気カラーを含む11色でトレンドのくすみカラーも綺麗に仕上がります。

トレンドのピンクやオレンジ、ほのかに色味のあるベージュなども綺麗に発色するため、トレンドに敏感な方におすすめです。

ブランド ミルボン
内容量 80g
タイプ 1剤
カラー展開 全7色
公式サイトはこちら

出典:株式会社ミルボン

ルベル エドル

新色が追加されたルベル エドルも、今注目のカラー剤としてピックアップしました。赤みを消しつつ透明感をプラスするシナジープレックスオイル処方という新処方で注目を集めています

日本人特有の髪の赤みを打ち消し、深みと透明感を表現できることが強みです

ブランド LebeL(ルベル)
内容量 80g
タイプ 1剤
カラー展開 全77色+ライトナー(LT,LT-EX)、クリア(CLR-PX)、アイボリー(IV)
Amazon

出典:タカラベルモント株式会社

ホーユープロフェッショナル プロマスター/プロマスターピグメント

ホーユー プロマスター/プロマスターピグメントは微アルカリのピグメントを組み合わせたことでハイトーンを鮮やかに表現できるカラー剤です

派手髪からトレンドカラーまで、幅広く美しい髪色を再現できます。また、配合によってトレンドのツヤ感も綺麗に表現できるところが魅力です。

ブランド ホーユープロフェッショナル
内容量 80g
タイプ 1剤
放置時間 ホームページ記載なし
カラー展開 プロマスター:全69色+LT、LT/SH
プロマスターピグメント:全50色+CL
公式サイトはこちら

出典:ホーユー株式会社

キャラデコ

中野製薬 キャラデコは、ハイコントラストのデザインカラーやホワイト系のハイトーンカラーなどへの使い勝手の良さが安定の人気を集めています。
扱いやすく、様々なデザインに対応できる特徴があります。

ブランド キャラデコ
内容量 80g
タイプ 第1剤
カラー展開 全48色
公式サイトはこちら

出典:中野製薬株式会社

スロウカラー

ハイトーンに特化したシアー、時短カラーのワンが追加されたb-ex スロウカラーはトレンドカラーを表現しやすいカラー剤としておすすめです。
アッシュカラーの発色が良く、追加されたシリーズによってより幅広いニーズに答えられるようになったカラー剤です。

ブランド THROW(スロウ)
内容量 100g
タイプ 第1剤
カラー展開 ファッションカラー全45色、シアーカラー全4色、マージカラー全10色、コンフォートカラー全36色、ワンカラー全16色
Amazon

出典:株式会社bーex

ミルボン ヴィラロドラ

ミルボン ヴィラロドラは92%が天然由来成分で出来ている優しい質感のカラー剤です。自然由来ならではの優しい使い心地で、世代を問わず人気があります。
特に白髪が気になるグレーカラー世代などには、ダメージの少ないカラー剤としておすすめです。

ブランド Villa Lodora(ヴィラロドラ)
内容量 80g
タイプ 1剤
カラー展開 全48色
公式サイトはこちら

出典:株式会社ミルボン

ミルボン オルディーブ

ミルボン オルディーブは、根元から毛先まで均一に染めやすいことで知られるカラー剤です。透明感と深みを併せ持つ色味が特徴で、暗色を軽やかに表現したいときに活躍します。

2022年に登場した新色グローラインでは4色が追加され、可愛い、上品、クール、温かみをそれぞれ表現できます

ブランド ミルボン
内容量 80g
タイプ 1剤
カラー展開 全18色
公式サイトはこちら

出典:株式会社ミルボン

ミルボン オルディーブ ボーテ

バリエーションの多いブラウンといえば、ミルボン オルディーブ ボーテです。グレーカラーの定番と幅広い表現ができるブラウンが特徴のカラー剤で、白髪染めなどに重宝するとして人気があります。

ブランド ミルボン
内容量 80g
タイプ 1剤
放置時間 ホームページ記載なし
カラー展開 全18色
Amazon

出典:株式会社ミルボン

ファッションカラーのおすすめ5種

ここでは、ファッションカラーとしておすすめの5種をご紹介します。
ファッションカラーでは、先に紹介したカラー剤の中から、発色の良さやカラーバリエーションを重視してピックアップしてみました。

色にこだわりたい方は以下のカラー剤の取扱いがある美容院を探してみてはいかがでしょうか。

1.ウエラ イルミナカラー
2.ミルボン オルディーブ アディクシー
3.ウエラ コレストンパーフェクトプラス(KP+)
4.ルベル エドル
5.ホーユープロフェッショナル プロマスター/プロマスターピグメント
 

試してみたい!話題のカラー剤

ここでは、これからの活躍が期待されている話題のカラー剤を2種類ピックアップしてご紹介します。

ミルボン エノグ

エノグはミルボンから新たに登場した新シリーズのカラー剤です。アルカリカラーと塩基性カラーが同じシリーズに含まれており、単体でも混ぜても使えるところが特徴です。

高発色で、まさに絵具のような鮮やかな色味に仕上がることから注目が集まり、特に若い世代の派手髪ニーズに対応しています。

ブランド ENOG(エノグ)
内容量 80g
タイプ 1剤
カラー展開 全40色
公式サイトはこちら

出典:株式会社ミルボン

ゴールドウェル @ピュアピグメント

花王とゴールドウェルが共同開発したということで注目されている@ピュアピグメントは、新たな染料であるレインボー染料を採用しています。

光が当たるたびに表情を変える独特な仕上がりが特徴で、個性派のファッションカラーを求める層から人気を得ています。

ブランド GOLDWELL
内容量 50mL
タイプ 1剤
カラー展開 全7色
公式サイトはこちら

出典:花王株式会社

カラー剤はオーダーで指定できる?


様々なカラー剤がありますが、知っているだけでは使えません。美容院やヘアサロンによっては、事前に伝えておくことで指定のカラー剤を使ってもらえることがあります。

「このカラー剤はありますか?」と予約前や予約時点で確認しておくと良いでしょう。
もちろん、オーダーするヘアカラーや髪の状態によってはカラー剤がマッチしないこともありますが、気になるものがあれば相談してみると良いでしょう。

各カラー剤のカラーチャートやサンプルを見比べて、自分の理想のヘアカラーを伝えるのもおすすめです。気になるカラー剤は、美容院やヘアサロンで事前に確認してオーダーしてみてください。

まとめ

ファッションカラーから白髪染めまで、幅広いシーンで活躍するカラー剤。

カラー剤はアルカリカラー、ブリーチ、ヘアマニキュア、カラーバター、ヘナカラーの5つに分類でき、希望するカラーや髪の状態に合わせてセレクトされています。

気になるカラー剤があれば、美容院やヘアサロンに確認してオーダーしてみると良いでしょう。カラー剤の指定ができない場合でも、理想の色味を伝えるのに便利なのでカラー剤を知っておいて損はありません。オーダーやカウンセリングがよりスピーディーになり、ダメージが少ないものや発色が良いものなど、自分の理想のヘアスタイルに合うカラー剤を調べてみてはいかがでしょうか?