【美容師監修】簡単に白髪隠しができるおすすめのアイテム8選！きれいに塗るコツは？

この記事の監修者

étora hair
代表 NAO（カドグチ ナオミツ）
URL:https://etora.net/

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◇PROFILE
美容師歴13年。
渋谷にあるヘアサロン『étora hair』代表。
お客様1人1人に寄り添った丁寧なカウンセリング、接客を心がけ、トレンドを押さえたスタイルを提供している。

この記事でわかること！

白髪ケアはいつ頃からはじめる？

白髪は年齢とともに気になる存在ですが、ケア方法は人それぞれ。 最近では、自宅で手軽にできるセルフケア商品も様々です。今回は、白髪ケアをしている237名を対象にアンケート調査を実施しました。
※このアンケート調査は、ピカパカ編集部が独自に実施しています。監修はしておりません。
・調査期間：2024/10/9～2024/11/17
・調査機関：株式会社ピカパカ
・有効回答数：237名
・調査方法：Webアンケート（ヘルスヘアラボサイト内）

白髪ケアはいつ頃からするの？

白髪ケアを始める年齢層に関する調査によると、白髪ケアを始めた時期として最も多かったのは
40代後半から50代前半の層でした。とはいえ、タイミングは人それぞれです。

白髪ケアは美容院派？セルフ派？

アンケート結果によると、白髪ケアを美容院で行っていると答えた人は全体の59％でした。

美容院でのケアを選ぶ理由としては、手間がかからない、髪が傷まない、セルフだとムラがでるという意見が多く、プロによる高い技術で自然な仕上がりを求めている方にとって重要な選択肢となります。
ただし、美容院でのケアは頻繁に通う必要があり、時間や費用がかかるというデメリットもあります。

仕事や家事などなにかと忙しい30代～50代の方は、頻繁に美容院へ行くのが大変だと思うことがあるかもしれません。
その時に活躍するのが白髪のセルフケアアイテムです。自分にぴったりの使いやすいアイテムを見つけてみてください。

白髪隠しアイテムの4つの種類

簡単に白髪隠しができるアイテムは、マスカラタイプ、ファンデーションタイプ、パウダータイプ、スプレータイプの4種類です。
以下では、それぞれの特徴や向いている人について説明します。

マスカラタイプ（生え際や根元に塗りやすい）

小さなブラシ型のマスカラタイプは、生え際や根元など細かい部分の白髪を隠すのに適しています。白髪の1本1本に塗りやすいため、「数本生えている白髪が気になる方」「部分的に白髪が生えている方」におすすめです。
まつ毛用のマスカラと同じくコンパクトなサイズで持ち運びしやすく、外出時や旅行時にも便利です。

ファンデーションタイプ（ふんわりした印象に）

ファンデーションタイプは、広範囲の白髪をカバーしたい方におすすめです。
カバー力を求めるならクリーム状のファンデーション、やわらかく仕上げたいならパウダー状のファンデーションが適しています。

パウダータイプ（初心者にも扱いやすい）

パウダータイプは扱いやすいため、白髪隠しに慣れていない方におすすめです。
粉を含んだスポンジを気になる部分に当てるだけで、白髪をカバーできます。同じ箇所に数回パウダーを乗せれば、カラーの濃さも簡単に調整可能です。

スプレータイプ（広範囲の白髪を手早くカバー）

スプレータイプの白髪隠しは、気になる部分に吹きかけるだけで広範囲の白髪をカバーできます。スプレータイプは他の種類に比べて安い商品が多く、コストを抑えながら手軽に白髪を隠すことができます。
スプレータイプの白髪隠しを使用する際は、洗面所や服が汚れないようにケープなどを使用するのがおすすめです。

美容院に行くまでの白髪隠しの選び方

美容院で白髪染めをするまでの間に自分で白髪隠しをする場合は、「隠したい範囲」「キープ力」「自然に馴染むカラー」で選ぶことがポイントです。ここでは、白髪隠しの選び方を解説します。

隠したい範囲で選ぶ

白髪隠しの種類によって一度に塗布できる範囲が異なるため、カバーしたい部位に合わせて選びましょう。
生え際や根元、もみあげなどの白髪を隠したい場合は、細かい部分にピンポイントで塗りやすいマスカラタイプがおすすめです。広範囲の白髪を一度にカバーしたい場合は、ファンデーションタイプやポンポンパウダータイプ、スプレータイプがおすすめです。

キープ力で選ぶ

白髪を長時間隠したい場合は、キープ力が高い商品がおすすめです。ウォータープルーフの白髪隠しなら汗や水で落ちにくく、夏場や運動時も使うことができます。
ただし、髪に成分が残っていると寝具やタオルに色移りしてしまうことがあるため、シャンプーで入念に洗い流してください。

髪色に馴染む自然なカラーを選ぶ

白髪隠しをナチュラルに仕上げるには、髪色に馴染むカラーを選ぶことが大切です。
白髪に付けると薄く発色することが多いため、髪全体の色より1トーン暗い色を選ぶと馴染みやすくなります。初めて白髪隠しを使う場合は、黒に近いダークブラウンを選べば失敗が少ないでしょう。

白髪隠しにおすすめ！人気のアイテム8選

ここでは、白髪隠しにおすすめの人気アイテムを種類別に紹介します。

白髪隠しマスカラ

おすすめの白髪隠しマスカラは、以下の2つです。

ビゲン　ヘアマスカラ

「ビゲン　ヘアマスカラ」は、ひと塗りで気になる白髪を簡単にカバーできます。スポンジが付いたコームが髪に密着するため、ムラなく塗布できるのが特徴です。
使うたびに白髪が少しずつ染まるので、継続して使うことでお出かけ前の手間が省けるようになります。ベタつきにくく、白髪隠しが初めての方でも使いやすいアイテムです。

出典：ホーユープロフェッショナルカンパニー

ブローネ　ヘアマスカラ

「ブローネ　ヘアマスカラ」は長めのブラシとカーブした先端が特徴で、生え際や分け目などの細かい部分も塗りやすいのが特徴です。ひと塗りすれば約30秒で乾くので、時間がない時も手早く白髪をカバーできます。
汗や水への耐性のあるウォータープルーフタイプでありながら、シャンプーで簡単に落とせるのもうれしいポイントです。

出典：花王株式会社

白髪隠しファンデーション

おすすめの白髪隠しファンデーションは、以下の2つです。

アモロス　ヘアファンデーションA

「アモロス　ヘアファンデーションA」は、分け目や生え際の白髪を簡単にカバーできるクリームタイプの白髪隠しファンデーションです。伸びがよいので気になる部分を広範囲にカバーでき、髪の毛がしなやかに仕上がります。

出典：アモロス株式会社

資生堂プリオール　ヘアファンデーション

「資生堂プリオール　ヘアファンデーション」は、ベタつかずに白髪をふんわりと隠せる髪用ファンデーションです。ブラック、ダークブラウン、ブラウンの3色展開で、髪色に馴染む色を選べます。大きさの異なる粉末がバランスよく配合されているため、自然な見た目に仕上がります。
汗や雨への耐性のある「キープ力」とシャンプーで簡単に落とせる「使いやすさ」を兼ね備えた白髪隠しです。

出典：株式会社　資生堂

白髪隠しパウダータイプ

おすすめの白髪隠しパウダータイプは、以下の2つです。

コモライフ ビューナ ポンでふんわり白髪隠し

「コモライフ ビューナ ポンでふんわり白髪隠し」は、頭皮にはたくだけで簡単に白髪をカバーできるパウダーです。100%天然由来成分の極小パウダーが髪に密着し、汗や水にも落ちにくくなっています。
椿オイルやアルガンオイルが配合されているので、髪の保湿効果も期待できます。

出典：コモライフ株式会社

白髪隠し パウダー シャンデル ぽんぽん ヘアパウダー

「白髪隠し パウダー シャンデル ぽんぽん ヘアパウダー」は、99％以上天然由来成分で作られたパウダーです。3つの美髪オイルや12種の潤いエキスが配合され、固まらずにふんわりナチュラルに仕上がります。合成色素や合成香料、パラベンが使われていないのも嬉しいポイントです。

出典：セフラ株式会社

白髪隠しスプレー

おすすめの白髪隠しスプレーは、以下の2つです。

アモロス　黒彩ヘアカラースプレー

「アモロス　黒彩ヘアカラースプレー」は、広範囲の白髪を手早く隠せるスプレーです。「黒彩」という名前がついているものの、黒色のほかに栗黒色や栗色、茶色のバリエーションがあります。
ソフトで滑らかに仕上がり、シャンプーで簡単にオフできます。

出典：アモロス株式会社

サロンドプロ　カラーオンスプレー

「サロンドプロ　カラーオンスプレー」は、ツヤのある仕上がりが特徴の白髪隠しです。椿オイルが配合されており、滑らかで潤いのある髪の毛に導きます。
手頃な価格も魅力的で、初めてでも気軽に使えます。

出典：株式会社ダリヤ

市販の白髪隠しをきれいにつけるコツ

ちょっとしたコツを知っておけば、慣れていない方でも白髪隠しが失敗しにくくなります。生え際や根元などの細かい部分を塗る際はマスカラタイプが便利ですが、一気に多くを塗るよりも、ティッシュオフしてから少量ずつ重ねていく方がきれいに仕上がります。

ファンデーションタイプの白髪隠しの場合は、パフの上に人差し指を乗せ、親指と中指でパフを挟むように持つと手を汚さずに塗布できます。スプレータイプは髪の毛が固まりやすいため、先にスタイリングしてからスプレーするのが失敗しないコツです。

まとめ

白髪隠しができるアイテムは数多くあるため、カバーしたい範囲やキープ力、カラーなどを基準に選びましょう。生え際や根元などの細かい部分にはマスカラタイプ、広範囲の白髪を隠したい場合はファンデーションタイプやパウダータイプ、スプレータイプが便利です。

今回紹介した「塗り方のコツ」を押さえればきれいに仕上がりやすいため、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。