「眉毛がうまく描けない」と悩んでいる方は多いかと思いますが基本を知り、コツさえ掴めば上手に眉毛を描けるようになります。
この記事では、眉毛の基本的な書き方からうまく書くコツ、失敗しない方法を紹介します。
この記事でわかること!
眉毛がうまく描けない?眉毛の基本の書き方
眉毛がうまく描けないと感じる方は、基本を押さえて整えてみましょう。
眉毛の基本的な書き方は次の通りです。
2.眉頭・眉尻・眉山に目印を付ける
3.眉山と眉尻をつなぐように書く
4.眉頭と眉山をつなぐように書く
5.ブラシでぼかす
それぞれ順を追って解説します。
この記事では眉毛の相談やアートメイクができるクリニックを紹介しています
自分に合う眉毛の形を知る
はじめに自分に合う眉毛の形を知ることが大切です。眉毛には黄金比と呼ばれる比率があり、この基準で眉毛を整えれば、誰が見ても美しいと感じる形に仕上げることができます。
眉毛の黄金比の基準は次の通りです。
・眉山の位置:眉全体の3分の2の位置(白目の終わりあたりの真上)
・眉尻の位置:小鼻と目尻の延長線上
また、太さに関しては、目の縦幅の半分程度が理想とされています。
似合う眉毛の形がわからないという方は、自分に似合う眉毛の形がわかる「眉毛診断」を試してみるのもいいでしょう。
眉頭・眉尻・眉山に目印を付ける
眉毛の黄金比に合うよう、眉頭・眉尻・眉山に目印を付けます。こうすることで、基準がブレることなく、きれいに書きやすくなります。
眉山と眉尻をつなぐように書く
続いて、アイブロウペンシルの細い面を使い、眉山と眉尻をつなげていきます。その際、眉山と眉尻を1本1本書き足すように書くのがポイントです。
アイブロウパウダーは、最初に乗せた部分が濃く色がつきますので、眉山から書き始めるようにすると全体の濃さを均一に仕上げやすくなります。
眉頭と眉山をつなぐように書く
ペンシルの太い面を寝かせながら、眉頭と眉山をつなぐように書いていきます。少しずつ書くとふんわり仕上げることができます。
ブラシでぼかす
最後に、書いた部分をブラシでぼかして仕上げます。スクリューブラシや斜めカットのブラシを使って毛の流れに沿ってなじませると、自然でバランスのいい眉毛を作れます。
ぼかす時は、毛と毛の隙間を少しずつ埋めるように意識するのがポイントです。左右にブラシを動かすと、色をきれいに乗せることができます。
眉毛をうまく書くコツ
眉毛をうまく書くために、次の6つのコツを意識してみてください。
・眉毛の油分を取っておく
・大きい鏡を準備する
・テンプレートなどのアイテムを使用する
・自眉が濃い方はパウダーのみ使用する
・眉毛が生えていない部分はリキッドアイブロウを使用する
スクリューブラシで毛の流れを整える
眉毛を書いているうちに濃くなってしまうケースは少なくありません。その原因のひとつが、眉毛がボサボサの状態のまま書き始めることです。
スクリューブラシで毛の流れを整えれば、自分の眉のどの部分が薄い・濃いのかがわかるようになります。毛と毛の隙間を埋めるように眉毛を描くことで、濃くなるのを防げます。
眉毛の油分を取っておく
眉毛を書く際、色が乗らないと感じるのは眉毛に付着した油分が原因かもしれません。そのため、あらかじめ眉毛の油分を取っておきましょう。
眉毛に油分がある状態では、ペンシルの液やパウダーを弾いてしまいます。そのため、眉毛を書く前にティッシュや脂取り紙などで皮脂をしっかり落としておくことが大切です。
大きい鏡を準備する
小さい鏡では片側の眉毛しか見ることができないため、左右のバランスを確認できません。顔全体が映る大きめの鏡であれば、全体を見ながら書くことができるので失敗が少なくなります。片側の眉毛だけに集中しないで、逆側の眉毛も見比べながら行うようにしましょう。
眉毛テンプレートなどのアイテムを使用する
眉毛テンプレートは、眉毛に当ててなぞるだけで左右対称の眉毛を描ける便利アイテムです。
眉毛の形に穴が空いていて、太さや角度、形を自由に選べるので 自分の理想とする形に仕上げることができます。
また眉スタンプを使えば、眉に軽く載せるだけで眉メイクが完成します。特別なテクニックは不要で失敗もしにくいので、メイク初心者さんや眉毛を書くのに慣れていない方は活用してみるといいでしょう。
ただし、眉毛テンプレートと眉スタンプのいずれも仕上がりが不自然になる場合があります。最後にスクリューブラシなどで整えるようにしてください。
自眉が濃い方はパウダーのみ使用する
自眉が濃くて眉毛がうまく描けないという方は、アイブロウペンシルは必要ありません。パウダーだけを使用することをおすすめします。
自眉が濃い方がペンシルでアウトラインをしっかり書くと、くっきりとした濃い眉毛になりがちです。パウダーまたはマスカラのみを使えば、眉毛も書きやすく、ふんわりと仕上がります。
パウダーで眉毛を書く時のポイントは、眉毛の隙間を埋めるようにパウダーを乗せていくと、柔らかい雰囲気の眉毛になります。
また、眉毛の濃さが気になるという方は、髪の毛よりも少し明るめの眉マスカラを使用すると目立ちにくくなります。トーンアップしたカラーを使うことで、優しい雰囲気もプラスすることができるでしょう。
眉毛が生えていない部分はリキッドアイブロウを使用する
眉毛が生えていない部分がある方はリキッドアイブロウを使用すると美しく自然に仕上がります。
リキッドアイブロウを使用する手順は次の通りです。
2.ファンデの油分をパウダーとパフで抑える
3.地肌の油分をオフする
4.リキッドアイブロウで眉尻に向かって書く
5.リキッドアイブロウで整える
6.眉毛全体にパウダーを乗せてなじませる
まず、リキッドファンデを使用して眉毛を書く部分の地肌を整え、パウダーとパフを使ってリキッドファンデの余計な油分を抑えます。
油分が残っていると書いた眉毛が落ちやすくなるので、眉毛が生えている地肌部分も綿棒などで油分をオフしましょう。
地肌を整えたら、眉尻に向かってリキッドアイブロウで3〜4本線を引きます。その後、隙間を埋めるようにラインを追加し、眉毛のアウトラインを作ります。
眉尻までのラインができたらリキッドアイブロウで上下のバラつきを整え、自然に見えるように仕上げましょう。最後に、自眉と眉毛がない部分の境界線がなくなるよう、眉全体にパウダーをなじませれば完成です。
なお、自眉よりも明るい色のリキッドアイブロウを使うと自眉が目立ってしまうので、リキッドアイブロウと同じ明るさのアイブロウマスカラを塗るようにしましょう。
失敗する眉毛の書き方とは?3つのNGポイント
眉メイクの失敗を避けるために、次の3つに注意しましょう。
・光の当たり方が違う場所でメイクするのはNG
・眉頭をしっかり書くのはNG
先が丸いペンシルを使うのはNG
鉛筆タイプのアイブロウペンシルを使用している方で、先が丸くなったまま使うのはNGです。
ペン先が丸くなっていると色が乗りづらいだけでなく、肌に当たる面積が大きくなるので、うまく書くのが難しくなります。また、書きたい場所とは違うところに線が引かれることもあり、眉尻が太くなるほか何度も書いくと肌を傷めてしまう可能性もあります。
ペン先が丸くなっている場合は、軽く削ってペン先を細くしておくことが大切です。削るのが手間に感じる方は、繰り出しタイプのアイブロウペンシルを選ぶといいでしょう。
光の当たり方が違う場所でメイクするのはNG
照明の明かりや窓からの日差しが顔の片側だけに当たっている状態だと、逆側は陰になってしまいます。眉毛の濃さが違って見え、左右の眉の濃さがバラバラになる原因になります。
また、光の当たり方次第では左右の骨格が違うように見えて、左右対称に書いたつもりでも別の場所で見るとバランスの悪い仕上がりになっていることもあります。
このような失敗を避けるためにも、メイクする際は顔全体が均等に照らされる場所で行いましょう。メイク用の照明を用意するのも解決策のひとつです。
眉頭をしっかり書くのはNG
眉頭に色が乗れば乗るほど不自然な見た目になりやすくなります。眉毛を違和感のない仕上がりにするためには、眉頭はできる限り自眉を活かすのがポイントです。
特に、眉頭から書いてしまうと眉頭に色が乗りがちです。まずは眉山から眉尻にかけて書き始め、その後に眉頭と眉山をつなぐように書くようにしてください。
また、眉頭を書く時は、眉山・眉尻に塗った後のブラシに残っているアイブロウパウダーを使用するのが濃くならないコツです。眉頭は毛と毛の隙間を埋める程度で十分です。
最後にスクリューブラシを使って内側に2〜3回ぼかすと、より自然に仕上がります。
眉毛の整え方
眉毛の書き方がわかったら、次は眉毛の整え方を身に付けて美しい眉毛を目指しましょう。
基本的な眉毛の整え方は次の通りです。
2.書いた眉毛から外れている眉下の毛を抜く
3.眉頭はコームを下から当ててはみ出した眉上の毛をカット
4.眉山・眉尻はコームを上から当ててはみ出した毛をカット
5.コームで毛の流れを整えて調整
まずはアイブロウペンシルを使って、自分の理想とする形に眉毛を書きます。書いた眉毛からはみ出している眉下の毛は、毛抜きなどで処理します。ただし何度も抜くと眉毛を作る細胞(毛乳頭)を損傷する可能性もあります。
眉上の毛は抜いてしまうと形の調整が難しくなるので、抜かずにカットするのがポイントです。
眉頭はコームを下から当てて、はみ出した部分をカットしましょう。この時、毛の流れを無視してカットすると眉毛が不自然になりやすいので注意が必要です。
眉山・眉尻の毛は下向きに生えているため、コームを下向きに当ててはみ出した部分をカットします。最後にコームで毛の流れを整えて、はみ出している部分があれば微調整して完成です。
【応用編】韓国メイクの「平行眉」を自然に仕上げるポイント
眉毛の形にはさまざまな種類がありますが、今流行りの韓国メイクで欠かせないのが「平行眉」です。平行眉は、眉頭から眉山にかけてまっすぐ横に伸びるような形をしているのが特徴です。
平行眉は、次の手順で書きましょう。
2.細めのブラシでパウダーを眉頭になじませる
3.アイブロウペンシルで眉山から眉尻を真っ直ぐに書く
4.パウダーを眉毛全体になじませる
美しい平行眉を書くために、まずは毛の流れを真横に整えましょう。
細めのブラシにアイブロウパウダーを取り、眉頭部分になじませます。この時、眉頭の色は薄くし、眉尻が濃くなるように書くと違和感のない平行眉に仕上げることができます。
次に、髪色に近いアイブロウペンシルを使って、眉山から眉尻がストレートになるように書きます。最後に、眉頭に使ったのと同じパウダーを眉毛全体になじませたら平行眉の完成です。
眉毛のアートメイクができるクリニック3選
ここからは、眉毛の全体や一部分に色素を注入することで眉毛をデザインできるアートメイクの施術を行っているクリ二ックを紹介します。
アートメイクの基本的な施術フローは以下の通りです。
アートメイクの施術フロー
STEP1
STEP2
STEP3
STEP4
STEP5
※アートメイクは医療行為となります。
※アフターカウンセリングではアフターケアの方法などを説明します。クリニックによって施術前に説明する場合がございます。
※施術後は部位により腫れや赤みが出る場合がございますので、アフターケアや注意事項を守っていただくようにお願いします。
【施術の副作用・リスク】個人差もありますが、下記事項が発生する可能性もありますのでご注意ください。
痒み、腫れ、痺れ、つっぱり感、内出血、硬結、アレルギー反応、感染症、蕁麻疹、むくみ、倦怠感、発熱、 頭痛、胸痛、筋肉痛、冷や汗、皮剥け
※効果・効能・副作用の現れ方には個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。
※アイラインアートメイクは、ドライアイ、滲みなどを生じることもあります。
クレアージュ メディカルアートメイク
クレアージュのメディカルアートメイクは、自然にこだわった仕上がりを目指しています。施術実績が10,000件以上と豊富なのも、選びやすい理由のひとつです。
また、デザインの再現性を高める技術を追求しており、一人ひとりに合った適切なデザインや、今だけでなく先のことも見据えたデザインの提案を行っている点も信頼できるポイントです。
クレアージュのアートメイクメニューは3回で1セットという設定なので、2回で完了するクリニックが多い中、3回に分けて段階的に施術をすることで、より自然な仕上がりを目指していきます。
特徴とおすすめポイント
3回で1セットのメニュー設定となっているため、色の定着率が高くなり、長持ちしやすいのも特徴です。3回に分けることで確認・修正をしつつ理想的な形・色味に仕上げていくことが出来ます。
店舗名 | クレアージュ 東京 |
診療時間 | 火 10:00-14:00/15:00-19:00 水 13:00-19:00 木 10:00-14:00/15:00-19:00 金 10:00-14:00/15:00-19:00 土祝 9:00-14:00/15:00-18:00 (休診日:月曜日、日曜日) |
診療科目 | アートメイク、FAGA、美容皮膚科、更年期外来 |
施術箇所(アートメイク) | 眉毛、アイライン、リップ、ほくろ、へアライン、傷跡 |
平均施術回数 | 3回 |
平均費用(税込) |
初診料 3,300円 眉(リタッチ1回) ヘアライン アイライン リップ |
予約方法 | 電話・WEB・LINE予約 |
問い合わせ先 | TEL:03-5224-6661 |
アクセス | 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1−7−1 有楽町電気ビル北館17F 有楽町駅より徒歩約1分 |
公式サイト |
出典:クレアージュ 東京
ジェネラルクリニック
東京六本木にあるジェネラルクリニックは美容医療、アンチエイジング治療を行うクリニックです。アートメイクの医師は、国際ライセンスを取得しアートメイクのスクールの講師も兼任しており、高い技術を実現しています。
特徴とおすすめポイント
アートメイクをするメリット・デメリット、アフターケアの説明、カウンセリングをし、細かなデザイン&デッサンを納得するまで行ってもらえます。痛みを軽減する麻酔クリームを使用し、施術中に麻酔ジェルを足すことも相談できるので痛みに弱い方は安心して施術を行えます。施術直後~1週間後の不自然な濃さのダウンタイムを改良し、施術直後からのきれいな仕上がりが特徴です。
店舗名 | ジェネラルクリニック |
診療時間 | 月曜日~金曜日 10:00~19:00 土曜日 10:00-17:00 (定休日:日曜・祝日) |
診療科目 | アートメイク、美容皮膚科、美容内科 |
施術箇所(アートメイク) | 眉毛、リップ、アイライン |
平均施術回数 | 2~3回 |
平均費用(税込) |
眉 アイライン リップ |
予約方法 | 電話・WEB・LINE |
問い合わせ先 | 03-3401-0333 |
アクセス | 東京都港区六本木6 丁目1-8グリーンビル8F 各線「六本木駅」3番出口より徒歩1分 |
公式サイト |
出典:ジェネラルクリニック
KM新宿クリニック
KM新宿クリニックのアートメイクは、医師の管理のもと看護師の資格がある技術者が施術をします。施術は1回では完了させず2~3回行い、デザインや色味を調整しながら、より美しく仕上げることを目指しています。事前のカウンセリングから施術後の肌トラブルやアフターケアまでしっかりサポートしてくれます。
特徴とおすすめポイント
最新のアートメイク技術の習得できるように講習会やセミナーなどで知識と技術を学んだ、厳しい基準をクリアした看護師が施術をします。色を入れだけではなく、眉毛一本一本を丁寧に描いて行きます。お客様一人ひとりの肌の構造や顔の作りを理解する上に、顔の形やスタイルに合ったヴィーナス比(黄金比)の眉毛デザインを提案し、ご希望に沿った満足度の高いアートメイクを提供しています。
店舗名 | KM新宿クリニック |
診療時間 | 11:00~19:00(定休日:月曜日、木曜日年末年始) |
診療科目 | アートメイク、美容皮膚科、美容外科 |
施術箇所(アートメイク) | 眉毛、アイライン、リップ、アートメイク除去 |
平均施術回数 | 2~3回 |
平均費用(税込) |
初診料2,200円 アイライン リップ ※アーティストごとに施術料金の違いはありません アートメイク除去 |
予約方法 | 電話・WEB |
問い合わせ先 | 03-5272-0212 |
アクセス | 東京都新宿区歌舞伎町2-46-5 KM新宿ビル8F JR新宿駅東口より徒歩5分 |
公式サイト |
出典:KM新宿クリニック
まとめ
眉毛をうまく書くためには、基本をマスターすることが大切です。また、毛の流れを整えたり眉毛の油分を取ったりなど細かいポイントを押さえれば、より自然な眉毛を描けるようになります。
「眉毛を書くのが苦手」「眉毛をうまく書くことができない」とお悩みの方でも、基本の書き方とコツさえ身に付ければ、うまく描けようになるはずです。
この記事を参考にして、美眉を目指してください。