【美容師監修】高級ヘアブラシおすすめ15選｜自分に合ったブラシの選び方も紹介

• ・当記事は記事作成時点での情報を基に掲載しております。最新情報は各機関公式サイトにてご確認ください。
• ・掲載の商品については、編集部による独自調査にて推薦しており、効果・効能を保証するものではありません。
• ・監修者は専門知識に基づいて当記事を監修しており、商品の選定は行っておりません。
• ※AmazonおよびAmazon ロゴは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。

この記事では、おすすめの高級ヘアブラシメーカーやブランドを紹介します。
高級なヘアブラシは自分用だけでなくプレゼントにもおすすめです。おすすめのヘアブラシメーカー・ブランドと自分に合ったヘアブラシの選び方についてまとめました。
高級ヘアブラシを選ぶ際の参考にしてみてください。

この記事の監修者

étora hair
代表 NAO（カドグチ ナオミツ）
URL:https://etora.net/

続きを見る

◇PROFILE
美容師歴13年。
渋谷にあるヘアサロン『étora hair』代表。
お客様1人1人に寄り添った丁寧なカウンセリング、接客を心がけ、トレンドを押さえたスタイルを提供している。

この記事でわかること！

自分に合った高級ヘアブラシの選び方

高級ヘアブラシは日本国内や海外の様々なメーカーで扱われていますが、その中から自分に合ったブラシを選ぶにはいくつかのポイントがあります。

例えば、具体的な用途によって使いやすいヘアブラシは変わってきます。また、髪質ごとに向いているブラシの毛の素材があるため、自分に合ったヘアブラシを選ぶ必要があります。

試しに購入してみるのには少し手を出しにくい高級ヘアブラシだからこそ、ブランドだけでなく、何を基準に選べば良いのかをしっかりと理解しておくと良いでしょう。自分にぴったりのヘアブラシの選び方について「ブラシの種類」「毛に使われている素材」「毛の硬さと密度」の3点から説明していきます。

ブラシの種類から選ぶ

ヘアブラシにはいくつかの種類があり、それぞれ用途が異なります。

【主なヘアブラシの種類】

メーカー・ブランドによっては、特定の種類のブラシのみを作っているケースもあります。まずはヘアブラシの用途からどのタイプのブラシが良いのかを判断しましょう。

加えて、同じ種類のヘアブラシでも、複数のサイズが用意されている場合もあります。自宅に置いておくのであればレギュラーサイズやラージサイズで問題ありませんが、ジムや旅行など持ち運びすることが多い場合は、スモールサイズが便利です。

また、髪の毛長さに合わせてサイズを選んでも良いかもしれません。例えば、ベリーショートの方には、ミリタリーサイズと呼ばれる手に収まる大きさのブラシがおすすめです。
サイズ展開があるときは大きさや重さもチェックしてみてください。

毛に使われている素材で選ぶ

ヘアブラシに使用されている毛の素材は様々です。
髪にツヤを出したい人は油分が含まれる天然素材がおすすめですが、ナイロンなどの人工素材にも「耐水性や耐久性が高い」などのメリットがあります。毛に使われることの多い素材の特徴をまとめました。

【毛に使われている素材の特徴】

特に猪毛や豚毛などの獣毛は、高級ヘアブラシに使われることが多い素材です。
獣毛には複数の種類があるため自分に合ったものを見つけるのは少し大変ですが、獣毛、ナイロン、竹の大まかな違いは押さえておくと良いでしょう。

毛の硬さと密度で選ぶ

ヘアブラシの毛に使われている素材と同様に重要なのが「毛の硬さ」です。前述のとおり、毛に使われる素材によって硬さが異なります。

ただし、同じ猪毛や豚毛であっても、種類によって毛の長さや硬さも変わってきます。例えば、一般的な豚毛は軟らかめですが、ゴマ豚毛はさらに軟らかな毛質で、特級黒豚毛や特級白豚毛はやや硬めの毛質です。
また、それぞれの良さを活かすために複数の素材を合わせて使うこともあります。硬めの素材は頭皮・髪への刺激が強く、軟らかめの素材はソフトな肌当たりになることもポイントです。

さらに「毛の密度」もヘアブラシ選びのポイントになります。髪のボリュームが少ない人は毛の密度の高いヘアブラシが向いていて、反対に髪のボリュームが多いなら毛の密度が低いヘアブラシが使いやすいと言えます。
ブラシのサイズによっても密度は変わってきますが、「◯行植え」のような行数も参考になります。行数とはブラシに植えてある毛の列の数のことで、長めの髪には6〜7行植え、短めの髪には5行植えが適しているとされています。

おすすめ高級ヘアブラシ12選

MASON PEARSON（メイソンピアソン）ハンディブリッスル

MASON PEARSON（メイソンピアソン）は、多くの著名なスタイリストや女優に愛用されているイギリスのロンドンで生まれたヘアブラシのブランドです。ヘアブラシはひとつひとつ職人の手作りで、素材には高水準の猪毛が使用されています。

ハンディブリッスルは適度な水分と油分を含んだ猪毛100％のブラシで、キューティクルの大敵である静電気が起こりにくくなります。メイソンピアソンのラインナップの中で一番スタンダードな種類で、適度なクッション性があります。職人が時間をかけて作り上げたハンドメイドのブラシで、最初の1本におすすめです。

出典：株式会社オズ・インターナショナル

MASON PEARSON（メイソンピアソン）センシティブブリッスル

イギリス生まれのMASON PEARSON（メイソンピアソン）のブラシの中でも、繊細な髪質に対応した柔らかい猪毛を使用している頭皮への刺激が優しいタイプです。
柔らかい毛質なため、気になる生え際や頭皮環境を整えたい場合に優しくマッサージ出来ます。髪のボリュームが少ない方、傷みがちな髪質の方、髪が細い方におすすめのヘアブラシです。

出典：株式会社オズ・インターナショナル

MASON PEARSON（メイソンピアソン）ハンディミックス

MASON PEARSON（メイソンピアソン）の中でも猪毛とナイロン毛を混ぜたミックスタイプのヘアブラシで、人気の1本です。くせ毛や絡まりやすい髪をナイロン毛でほどきながら、猪毛で髪を磨くように少ない負担でスムーズに髪をとかせることが特徴です。
標準的なサイズ感で、髪の長さを問わず幅広い方にお使いいただけます。

出典：株式会社オズ・インターナショナル

YUKO デイリーケア LEDヘアブラシ

YUKO デイリーケア LEDヘアブラシは、不揃いに交差したウェーブピンが髪の毛をキャッチして、ふんわりとツヤのある仕上がりに加え、LED・バイブレーション・マイナスイオンでダメージレスに梳かすことが出来ます。

赤白2色のLEDから照射される光にファイテンの技術をプラスした「健光浴®」を採用し、本体内部にはマイナスイオン発生器を搭載しています。約5,500回/分の高速振動で髪の毛の絡まりをほぐし、頭皮への心地良い刺激が特徴です。

出典：ファイテン株式会社

G.B.KENT（ジービーケント） ミディアムブリッスルヘアブラシ LS7

G.B.KENT（ジービーケント）はイギリスの老舗高級ブラシメーカーです。英国王室御用達（ロイヤルワラント）でイギリス国王からの認定を受けており、製品や広告などに王家の紋章であるロイヤルアームスを表示することが許されています。

オーバルスタイル ヘアブラシ LS7は、中程度の硬さの天然ブリッスル（豚毛）とサテンウッドを使用しています。
頭髪と同じくたんぱく質を主成分とするため、髪との相性がよく静電気とダメージを抑えて、頭皮をマッサージしながら髪の毛全体に天然の油分を行きわたらせ、ツヤのある美しい髪を育てます。全ての髪質の方に対応しています。

出典：有限会社オックスフォードタイム

G.B.KENT（ジービーケント） エクストラソフトヘアブラシ LS9D

イギリスの老舗高級ブラシメーカーG.B.KENT（ジービーケント）の柔らかい毛質の100%天然豚毛ブラシです。頭皮をマッサージしながら、静電気とダメージを抑えてくれます。髪の毛全体に天然の油分を行き渡らせることによって、健康的でツヤのある美しい髪に導きます。

柔らかいブリッスル（豚毛）とサテンウッドを使用しているため、薄毛の方・髪の毛が細い方・頭皮や肌のデリケートな方におすすめです。

出典： 有限会社オックスフォードタイム

ホンゴ　CR-350 ヘアブラシ

HONGO（ホンゴ）は創業50年以上、国産で品質にこだわったヘアブラシを製造しており、サロン仕様の高い耐久性が特徴です。
クッションブラシ CR-350は、天然ゴムを出来る限り柔らかくして上質な豚毛のみを植毛しています。そのため、柔らかく頭皮を傷つけずブラッシングができます。髪が細くコシがなくなってきたと感じる方におすすめです。

出典：株式会社ホンゴ

ALEXANDRE DE PARIS（アレクサンドル ドゥ パリ） ブラシ

ALEXANDRE DE PARIS（アレクサンドル ドゥ パリ）は、フランスの代表的なヘアアクセサリーブランドです。細やかな技で仕上げた華やかなヘアアイテムが特徴です。

ブラシは、毎日のブラッシングにぴったりなシンプルなデザインで日中のちょっと髪を直したいときのために、バッグに入れることができるコンパクトなサイズです。ファーストカット（生まれてはじめてカットされた毛）の猪毛で作られており、静電気を防止してくれます。クッションパッドは天然ゴムのラテックス製で、髪に優しい素材です。

出典：アレクサンドル・ドゥ・パリ・ジャパン株式会社

江戸屋　特級黒豚毛ヘアブラシ 7行植え

江戸屋は東京日本橋にある創業300年の日本の老舗ブラシメーカーです。ヘアブラシの製造開始は明治時代からで、天然毛だけを使用し、職人が丁寧に1本1本手植えで作り上げています。

天然毛は、静電気が起こりにくいためキューティクルを傷めず、なめらかに髪を梳かしてツヤを与えることができます。サイズや植えてある毛の密度なども商品ごとに異なるため、髪の長さや毛量、肌触りから好みのものを選ぶことができます。特級黒豚毛は猪毛に近い硬さで、毛が長く櫛通りが良く比較的どんな髪の方にもお使いいただけます。

出典： 株式会社江戸屋

かなや刷子　ヘアーブラシ 【手植え】 TE-01

大正時代から受け継がれるはけとぶらしの専門店かなや刷子のヘアブラシです。家庭用ブラシから職人さんご用達の品まで取り扱っています。

ヘアブラシの毛の素材は豚毛や猪毛で、本体の材質の多くは重厚感のある黒檀（こくたん）です。獣毛に含まれる油分が髪にツヤを与えてくれるので、梳かせば梳かすほど髪にツヤが出て静電気も起きにくく、ダメージ・乾燥しがちな人に適しています。髪の太さが太く、毛量が多いミディアム・セミロングの方におすすめです。

出典：カナヤブラシ産業株式会社

DENMAN（デンマン） D79 サーモセラミック ストレートブラシ

1938年創業の英国ブランドDENMAN（デンマン）のヘアブラシです。プロ仕様のヘアブラシで「デンマンブラシ」といえば、ドライヤーで髪の毛をまっすぐにブローするときによく使わています。

D79 サーモセラミック ストレートブラシは、両面に天然毛がついており、髪を挟んでドライヤーの熱を利用してストレートヘアに導きます。ブラシの背面にある通気穴がドライヤーの温風を髪に直接あてることができ、またセラミックコートプレートが髪の毛に熱を伝わりやすくします。天然毛が髪の毛を滑るように動き、潤いやツヤを与えます。

出典：株式会社トリコインダストリーズ

ReFa（リファ）エールブラシ

2009年に誕生した新しい美容習慣を提案する美容ブランド「ReFa（リファ）」のリファエールブラシは、「ほぐし」と「みがき」を同時に叶えるヘアブラシです。

ほぐしピンで、あらゆる角度から髪のからまりをキャッチし、ダメージを与えずにやさしくほぐします。みがきピンでは、髪の表面をなでるようにブラッシングし、ツヤを取り戻し、指通りもなめらかな髪へ導きます。
頭の丸みにフィットする形状で、ブラシを通しづらい後ろ側や内側の髪もしっかりキャッチするので、アップスタイルなどのスタイリングも簡単にできます。

出典：株式会社MTG

ISINIS猪毛100％クッションブラシGM

猪毛クッションブラシは、北インド地方の天然猪毛を使用しています。ハンドル部分は手製で作られた木型でつくられ持ちやすく、毛質は非常に硬いためくし通りがしやすい仕様となっています。
また、適度な水分と油分が含まれているので、頭皮をやさしくほぐし静電気が起こりにくく、髪に自然なツヤとなめらかさを与えます。持ち運びにも便利なミディアムモデルです。

出典：株式会社ラクレデサンス

strainia（ストレーニア）ケアストレートブラシ

strainiaのケアストレートブラシは、くせ毛特有のうねりや縮れを伸ばす独自の植毛パターンと、髪が潤いまとまる2種の天然毛を使用しており、特にくせ毛の方におすすめのブラシです。
天然毛とナイロン毛の長さを変えて配置することで頭皮への痛みを抑えつつ、髪の隙間に入り、毛の流れを美しく整えることができます。

出典：株式会社 アメイズプラス

 

DAY7クッションブラシ

自社開発のセラミック素材「ピュアブラック」の持つ脱臭効果、汚れの分解吸着などの働きによって、頭皮に詰まった余分な汚れをやニオイを抑えます。

高級ブラシは木製、獣毛のものが多い中、ピュアブラックを高濃度で配合するためあえてプラスチック製にし、丸洗い可能で衛生面にも配慮された商品です。適度なクッション性を持つ毛台と丸みを帯びたピン先により、頭皮を優しくマッサージでき、健康的な髪の生える環境へと導きます。

出典： 株式会社スリーヒルズ

 

高級ヘアブラシを長く愛用するならメンテナンスも重要

高級なヘアブラシには丈夫な素材が使われていることも多いですが、より長く使うには定期的なメンテナンスが必要です。特に獣毛を使ったヘアブラシには皮脂・抜けた毛などが残りやすいため注意してください。ヘアブラシの汚れをそのままにしておくと、本来の効果を十分に発揮できないので、月に一度程度はお手入れをしましょう。

月に一度のお手入れは専用のクリーニングブラシがあると便利で、高級ブラシにはセットで販売していることもあります。
クリーニングブラシをヘアブラシの下から上に向かってかけて、ピン・毛に付着した汚れをドライクリーニングします。次にクリーニングブラシを横向きにかければお手入れは完了です。

また、ドライクリーニングで汚れが落ちない場合は水洗いも必要になります。水やぬるめのお湯で作った石鹸水を使うことが多いですが、ほとんどの木材や獣毛は水に弱い性質があります。過度な水洗い、間違った方法での水洗い・乾燥は、ヘアブラシを早く駄目にします。ヘアブラシの素材によってお手入れ方法は異なるので、説明書やメーカーのホームページなどで正しい方法を確認するようにしてください。しっかりとメンテナンスをして、愛用のヘアブラシを長く使うと良いでしょう。

まとめ

高級ヘアブラシには世界的に有名なメーカーやブランド、伝統的な技術を取り入れて作られた日本製のものなどがたくさんあります。一口にヘアブラシといっても、「クッションブラシ」「ロールブラシ」「ハーフブラシ」などの種類があるため、用途に合わせてブラシを選びましょう。高級ヘアブラシは自分用だけでなく、プレゼントにもぴったりです。

高級ヘアブラシには良い素材が使われていて、定期的にお手入れすればより長く使えるものにもなります。この記事で紹介したメーカー・ブランドを参考にしながら、お気に入りのヘアブラシを選ぶ際に参考にしてみてください。