海外用のシャンプーの選び方　おすすめの商品9選も紹介

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海外旅行や海外出張でも欠かさず使うシャンプーですが、国内で購入できるものもあれば、海外でのみ販売されているものも多数あります。

実際に海外に行くことになったら、どのシャンプーなら気兼ねなく使えるのか調べるのは難しいものです。
刺激を和らげる設計のもの、天然植物由来のオイルを配合しているものは特におすすめなので、成分表や商品紹介をよく読んで探してみましょう。

この記事では、海外のシャンプーと日本のシャンプーの違いを始め、選び方や注意点、おすすめの海外のシャンプーなどをまとめてお伝えします。海外へ行く際には参考にしてみてください。

この記事でわかること！

海外のシャンプー、日本のシャンプーとどう違う？

海外のシャンプーと日本のシャンプーでは、配合成分に大きな違いが見られます。
特に水質が日本と違う硬水の地域では、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれた水に対応できる高い洗浄力が必要です。

日本のように軟水の地域では、強い洗浄力でなくても清潔な頭皮と髪を保つことが出来るため、硬水エリアのものよりシャンプーの洗浄成分が優しい配合となっています。
そのため、軟水エリアと硬水エリアのシャンプーには洗い上がりに大きな違いがあります。

また、日本やアジア系の髪質と、西洋や欧米系の髪質はそれぞれの性質が異なるため、主に使用する国民の髪質によく合う成分が配合されている点にも注目です。

日本人の髪は欧米など海外の方の髪と比べて弱く、ダメージを受けやすい性質のため、比較的強い髪を前提に作られた海外のシャンプーでは、日本人の髪が耐えきれずにパサパサになってしまう可能性があります。
海外のシャンプーを使ったら髪がゴワついたり絡まりやすくなったりするのは、髪質とシャンプーが合っていないことが大きく関わっています。

海外のシャンプーを選ぶときの基準

 

海外のシャンプーは、以下の4点を基準に選びましょう。

それぞれ詳しく解説していきます。

髪や頭皮をクレンジングできるもの

海外でも綺麗な髪や健康的な頭皮をキープするためには、クレンジング効果が高いものを選ぶのが大切です。
頭皮や髪の汚れ、整髪料、余分な皮脂をしっかり洗い落とせるシャンプーを選びましょう。

整髪料などを使う場合、しっかりクレンジングできるものを使わないと頭皮トラブルなどの原因を作ることになってしまうので注意してください。

日焼け後のヘアケアができるもの

海外では日本より日差しが強い場所も多く、1日外にいるだけで髪には大きなダメージが加わります。
髪や頭皮も肌と同じように日焼けしてしまうため、紫外線ダメージのケア成分が含まれているシャンプーが安心です。特に、現地滞在中に海で遊ぶときなど、紫外線ダメージが予測できる場合は、こだわってシャンプーを選ぶと良いでしょう。

紫外線ダメージでは、主にキューティクルが破壊されることで髪のパサつきなどの悩みが生まれます。キューティクルの補修成分や保湿成分が含まれているシャンプーを見極めることが大切です。

オーガニック成分配合で自然派のもの

海外は日本と比べるとナチュラル志向のシャンプーが多く存在します。
オーガニックシャンプーも数多く販売されており、自然由来の力で髪を美しく健康的な状態へ導いてくれます。

刺激を和らげる設計のもの、天然植物由来のオイルを配合しているものは、髪に優しくおすすめです。成分表や商品説明をよく読んで探してみると良いでしょう。

使い心地の良いもの

海外のシャンプーの中には、泡立ちが良いものや高級感のある香りのものなど、使うだけで気分を上げてくれるものがたくさんあります。

また、界面活性剤・シリコン・合成香料・石油系原料・動物由来成分などを含まないものなど、色々なシャンプーやブランドをチェックして比較してみてください。

海外のシャンプーを選ぶ時の注意点

海外のシャンプーを選ぶとき、特に注意するべきポイントが3つあります。購入前にチェックすると良いでしょう。

価格や見た目で選ばない

海外のシャンプーを買うときは、パッケージの見た目や価格だけで選ぶのは避けましょう。
海外のシャンプーはボトルデザインが日本の物とは異なり、目移りしてしまいます。可愛いボトルやおしゃれなパッケージを見ると手に取ってしまいますが、使用感を気にする方は、成分表などをきちんと確認するようにしましょう。

また、価格で選ぶのも要注意です。安いものを買うのも危険ですが、高いからといって自分に合うとは限りません。
ボトルデザインや価格で購入する判断はせずに、まずは自分の髪や肌に合うかどうかをチェックしてみてください。

泡立ちは洗浄力とイコールではない

泡立ちと洗浄力はイコールではないため、泡立ちの良さだけで選ぶのは良くありません。
例えば、クレイクリームシャンプーなどは泡立ちが良いものではなくても、きちんとシャンプーとしての役目を果たしてくれます。

泡立ちが良いものは洗い心地が良く、洗えている感じがしますが、洗浄力は泡立ちと違うため配合成分などをチェックして洗浄力を確認しましょう。

成分をきちんと調べる

海外のシャンプーに限らず、購入前に成分をきちんと調べるのことは大切です。
シャンプーの成分は以下の表を参考にしてチェックしてみてください。

 

おすすめの洗浄成分はアミノ酸系ですが、アミノ酸系洗浄成分にも様々な種類があるため、チェックしておきましょう。

 

洗浄成分以外には、以下のような成分と効果を自分の髪質や肌質に合わせて確認しましょう。

 

海外のおすすめシャンプー9選

ここからは、実際に販売されている海外のシャンプーからおすすめのものを10品ご紹介します。
海外でシャンプーを買うときは、ぜひ参考にしてみてください。

Aveeno Oat Milk Blend  Shampoo

Aveeno Oat Milk Blend Shampooは、乾燥ダメージが気になるときにおすすめのシャンプーです。

自然由来の植物オイルが髪と頭皮の乾燥ダメージをケアし、健康的で美しい状態へ導きます。高い保湿効果が期待でき、海外でも髪のパサつきや乾燥をしっかりケアできます。

出典：Johnson & Johnson, Inc.

AVALON ORGANICS Shampoo RM Rosemary

AVALON ORGANICS Shampoo RM Rosemaryは、アロエベラ液汁50％配合の自然派シャンプーです。
ローズマリー葉エキス、オイル、アロエベラなどの植物由来成分が、ハリコシのある健康的な美しい髪へ誘導します。70％以上がオーガニック認証成分であるため、良質な植物由来成分の高い美容効果が期待できます。

肌トラブルにお悩みの方や、赤ちゃんにも使えるシャンプーなので家族旅行などにもおすすめです。

出典：George & Oliver Group

Milbon プラーミア ヘアセラム シャンプー F

Milbon プラーミア ヘアセラム シャンプー Fは、ゴワつきでまとまりづらくなった毛先へアプローチするシャンプーです。髪のごわつき、広がり、乾燥などの悩みに対して、髪の内側から潤いとまとまりのある髪へ導きます。

ホホバオイルや月見草オイルを配合し水分を髪内部へ浸透させて保湿しつつ、水分蒸発を防ぐことで健康的な美しい状態を保ちやすくします。髪の毛がごわつきやすい硬水でも使えます。

出典：株式会社ミルボン

Olaplex No.4 Bond Maintenance Shampoo

Olaplex No.4 Bond Maintenance Shampooは、美容院やサロンでも使われるプロ仕様のシャンプーです。全ての髪質に対応する成分配合で、海外でも使用できます。

ココナッツ由来のアミノ酸系洗浄成分を配合し、髪質や肌質を問わず優しいケアが可能です。普段使いはもちろん、海外でもサロンのようなヘアケアを叶える優れものです。

出典：株式会社プロジエ

Kiehl’s Amino Acid Shampoo

Kiehl’s Amino Acid Shampooは、様々な頭皮タイプや髪質に使えるオールマイティなシャンプーです。洗いながら髪を保湿し、ツヤを与えます。

アミノ酸系洗浄成分の優しい洗浄に加え、ココナッツオイルによる保湿や大豆たんぱくによる補修効果などが見込めるため、慣れない海外の環境でストレスを溜め込んだ髪をリラックスさせてくれるシャンプーです。

出典：日本ロレアル株式会社

John masters organics L&R Shampoo N

John masters organics L＆R Shampoo Nは、自然由来の力にこだわりたい方におすすめのオーガニックシャンプーです。

オーガニック成分をたっぷり配合し、頭皮環境を健やかに自然の力で髪をケアします。乾燥からの保護、頭皮環境の改善サポート、保湿など、様々な美容効果が期待できます。

出典：株式会社ジョンマスターオーガニックグループ

Schwarzkopf BC KUR FORM CONTROLL Shampoo

Schwarzkopf BC KUR FORM CONTROLL Shampooは、クセ毛や広がりやすい髪におすすめのシャンプーです。
湿気に強い髪へ導くため、湿度の高いエリアへの旅行などにもおすすめです。うねりや広がりを抑え、美しくまとまりやすい状態をキープしやすくします。

カラーリングやドライヤーに加え、慣れない海外生活で髪が受けるダメージもしっかり補修してくれるので、健康的な状態を保ちやすくなります。

出典：ヘンケルジャパン株式会社

L`Oreal professionnel PARIS Scalp Superior Shampoo

L`Oreal professionnel PARIS Scalp Superior Shampooは、刺激を感じやすい肌質の方向けのシャンプーです。優しい洗い心地で、ダメージを受けた頭皮や刺激を感じやすい肌をケアします。

ジェルタイプで、毛先までしっとりパックするように洗えることが特徴です。古い角質や皮脂はしっかり落としつつ、ナイアシンアミドの高い保湿効果が期待でき、頭皮全体の皮脂バランスを整えやすくしてくれます。

出典：日本ロレアル株式会社

OGX Renewing＋Argan Oil Morocco Hair Restoring＆Strengthening Shampoo

OGXのArgan Oil of Morocco Shampoo（アルガンオイル オブ モロッコ シャンプー）は、アルガンオイル配合で、ツヤのあるシルク髪へ導きます。

サルフェートとパラベン不使用で、自然な優しい洗い心地が特徴です。ダメージケアと自然由来にこだわりたい方向けのシャンプーです。

出典：Johnson & Johnson, Inc.

知っているブランドでも海外現地では買うときは要注意！

海外でシャンプーを買うなら、知っているブランドであっても買うときは注意したほうが良いでしょう。
海外のドラッグストアなどに行くと、日本でよく見るブランドも多数販売されています。馴染みのあるロゴやパッケージを見ると、手が伸びてしまいますが注意してください。

日本のブランドであっても、海外では現地の髪質傾向に合わせて成分などが調整されています。つまり、日本で販売しているものと同じだと思って買うと、使い心地が違うということがあります。
海外のドラッグストアなどで見慣れたブランドを見かけても、まずは成分表や特徴をチェックするようにしてください。

海外でシャンプーを選ぶのに迷ったら

海外でシャンプーを買うことがあっても、実際には何を買えば良いのかわからなくなってしまうかもしれません。現地で人気の商品が、自分に合うとは限らないため、次のポイントを参考に選んでみてください。

髪質、肌質を伝えて選んでもらおう

海外でのシャンプー選びに迷ったら、専門店などで髪質や肌質などを伝えて選んでもらうのも手です。
ただし、日常会話以上の用語や売り文句などが飛び出てくるため、コミュニケーション能力が求められます。通訳アプリなどを駆使してトライしてみましょう。

成分表を見て選ぶ

海外のシャンプーを選ぶときに重要なのは成分表のチェックです。日本のシャンプーと同じく、含まれる成分は成分表に記載されています。

最近ではスマホのアプリなどで写すだけで翻訳できるので、コミュニケーション能力に自信がなく、店員さんに聞くのが怖いという方でも簡単に実行確認できる方法です。

成分表に何が記載されているのか、どんな方におすすめと書いてあるのかをチェックして、自分に合いそうなものを探してみましょう。

まとめ

海外のシャンプーは、主なターゲット層の髪質や使用環境の水質などが日本と異なるため、配合成分が大きく違う場合があります。

そのため、海外でシャンプーを買うときは成分表のチェックは欠かせません。人気商品でも、日本人の髪に合うとは限らないため、せっかく買っても髪質に合わずがっかりしないよう確認すると良いでしょう。

自分の髪や頭皮に合ったものや、現地で髪にかかるストレスを和らげてくれるものなど、成分や効果などを基準に選んで快適な海外生活を送りましょう。