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【美容師監修】ヘアマスクとは?効果やトリートメントとの違いを解説!ダメージヘアにおすすめのアイテムも紹介

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店頭には数多くのヘアアイテムが溢れています。シャンプー後に使うアイテムひとつを取っても、何を選べば良いのかわからない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、その中でもヘアマスクについて解説していきます。ヘアマスクの特徴やトリートメントとの違いなどに触れているので、最後まで読んで参考にしてみてください。
この記事の監修者

étora hair
代表 NAO(カドグチ ナオミツ)

URL:https://etora.net/

◇PROFILE
美容師歴13年。
渋谷にあるヘアサロン『étora hair』代表。
お客様1人1人に寄り添った丁寧なカウンセリング、接客を心がけ、トレンドを押さえたスタイルを提供している。

ヘアマスクは何が良いの?使うことで期待できる効果とは?

ヘアマスクは、傷んだ髪に美容保湿成分を浸透させて補修したり髪の質感を整えたりできるヘアアイテムです。キューティクルが開いた状態の濡れた髪に塗布して放置することで、髪内部へ成分がしっかりと浸透します。
配合されている成分は製品によって異なりますが、髪の悩みに特化したものが多く、例えば、まとまりの良い髪に仕上げるのが目的であれば、「陽イオン界面活性剤」などが配合されています。

トリートメントとの違い

コンディショナーは髪表面のコーティングをし、手触りを良くするのが目的ですが、トリートメントはヘアマスクと同様に、美容保湿成分を髪内部に浸透させてダメージ補修や髪のまとまりを良くする働きをします。
トリートメントとヘアマスクは定義としての明確な違いはありません。しかし、ヘアマスクの方がトリートメントに比べて濃度の高い成分が配合されている傾向にあるようです。また配合されている成分の差異から、使用頻度や使用方法に違いが生じることもあります。
メーカーによっては、ヘアマスクではなくトリートメントという名称で、ヘアマスクと同等の高濃度な美容成分を配合している場合もあり、2つのアイテムの線引きは曖昧だと言えるでしょう。

髪質・悩み別 向いているヘアマスクの種類

ヘアマスクはどのような髪質の人でも使用できます。定期的に使用することで紫外線や摩擦などのダメージから髪を守る効果が期待できるので、普段のケアから取り入れるようにすると良いでしょう。また製品によって効果が異なるため、髪質や髪の悩みに合ったヘアマスクを選ぶようにしてみてください。以下では、髪質や髪の悩みに必要な成分を解説していますので、選ぶ際の参考にしてみてください。

広がりやすい髪やひどく傷んだ髪

くせ毛で広がりやすい髪やカラーなどで傷んだ髪には、アモジメチコン(アミノ酸変性シリコーン)配合のヘアマスクを試してみてください。同じくシリコン成分である「ジメチコン」よりダメージ補修性が高いとされ、ダメージを受けた髪表面に密着し、ツヤ感を与えて指通りの良い髪に仕上げます。
またハイダメージな髪は水分も不足しがちです。保湿性のあるヒアルロン酸やリピジュア(ポリクオタニウムー61)などが配合されている製品であれば、さらに良いでしょう。

猫っ毛でボリュームが出にくい髪

ヘアマスクはシリコン配合のものが多い傾向ですが、毛髪が細くボリュームが出にくい髪には向いていない場合もあります。特にアモジメチコンなどコーティング力が強く、ボリュームを押さえる働きをするシリコンは、猫っ毛には不向きです。
毛髪が細い方はコーティング力が低いシリコン、またはノンシリコンのものを選んでみましょう。ノンシリコンの製品を選ぶ時は、キューティクルや毛髪を構成するタンパク質成分(加水分解ケラチンなど)を配合したヘアマスクを選ぶと良いでしょう。

ハリ・コシ不足のエイジング髪

猫っ毛と同じく、年齢に伴うハリやコシが不足した髪にもノンシリコンのヘアマスクが向いています。
地肌にも使えるヘアマスクで頭皮の健康を保ち、ハリやコシを与える成分のヘアマスクを選び根元からふんわりとボリュームアップを目指しましょう。ローズヒップやローズマリーなどの植物由来エキスや、保湿成分が配合されたものもエイジングヘア向きです。

ヘアマスクの効果を高める使い方

ヘアマスクの効果を高める使い方のポイントは、以下の3つです。

・シャンプーで丁寧に汚れを落としておく
・シャンプーの後、余分な水分を取ってから使用する
・コンディショナーと併用する時は、ヘアマスクを先に使う

頭皮や髪に汚れが残ったままでは、ヘアマスクの効果は半減します。予洗いをしっかりと行い、シャンプーで皮脂やワックスなどの汚れを取り除いておきましょう。
シャンプー後、髪に水分が多く残った状態で使用するとヘアマスクが薄まってしまいます。手や目の粗いコームで軽く絞ってからヘアマスクを塗布してみてください。
ヘアマスクを使用する時は、基本的にコンディショナーは不要ですが、手触りやダメージが気になり、どうしても併用したい場合はヘアマスクを先に使用しましょう。コンディショナーは毛髪の外側をコーティングするため、先に使うとヘアマスクの成分を髪へ浸透させにくくなることがその理由です。
なお、ヘアマスクは成分濃度が高く、毎日使用すると髪が硬くなることがあります。週1〜2回の使用に留めるようにしましょう。

ヘアマスクはヘアダメージを感じる前に使うのがおすすめ!

髪は一度傷むと治ることのない死滅細胞のため、一度ダメージを受けると完全には元の状態に戻りません。
そうなる前にヘアマスクで定期的にケアすることで、紫外線やドライヤーの熱、枕との摩擦、静電気などのダメージから髪を守ることができます。
日本人の毛髪は欧米人に比べてキューティクルが厚く固めで、はがれやすいと言われています。ダメージを感じる前にヘアマスクを使えばキューティクルが傷付くのを防ぎ、指通りの良い髪をキープすることができるでしょう。
さらに、ヘアマスクには髪を補修する役割もあるため、ダメージを受けた後に使っても指通りの良い質感にすることは可能です。普段からヘアマスクを取り入れながら、ヘアカラーや紫外線などで強いダメージを受けた時には早めにケアを行うようにしてみてください。

髪質や悩み別におすすめのヘアマスク8選

髪質やよくある悩みにおすすめのヘアマスクを8つ紹介します。
補修やコーティングに力を入れているサロン製品から、ドラッグストアでも購入できるリーズナブルなものまでピックアップしました。ぜひ購入の際の参考にしてみてください。

くせ毛や広がる髪をなめらかでまとまる髪へ『ケラスターゼ マスク オレオ リラックス』

「ケラスターゼ マスク オレオ リラックス」は、毛髪をコーティングして広がりを抑えてくれるシリコン「アモジメチコン」を配合しています。
ケラスターゼ史上初、日本の研究開発部門が開発したテクノロジーを採用しており、日本の夏特有の高い湿度の環境下でも、1日中(※)まとまり髪をキープできるでしょう。
くせ毛特有のキューティクルや水分の不均一性を整えるなどの効果が期待できるため、ボリュームが出やすいという髪の悩みをサポートしてくれます。
※ロレアルグループ社調べ。髪のまとまりには個人差があります。

商品名 ケラスターゼ マスク オレオ リラックス
メーカー 日本ロレアル株式会社
容量 200ml
定価(税込) 6,050円
詳細はこちら

出典:日本ロレアル株式会社

ずっと触っていたくなるサラサラ髪へ『プリュスオー メロウリュクスマスク』

「プリュスオー メロウリュクスマスク」は、毛髪になめらかさとツヤを与えてくれるジメチコンの他、帯電防止効果のある成分を配合しており、摩擦ダメージから髪を守ってくれます。加水分解ケラチンやコラーゲンがキューティクルや毛髪のダメージを補修し、指通りの良いサラサラ髪へと導いてくれるヘアマスクです。
※ベヘントリモニウムクロリド、ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド

商品名 プリュスオー メロウリュクスマスク
メーカー 株式会社 多田
容量 200ml
定価(税込) 1,980円
Amazon

出典:株式会社 多田

わずかなダメージも見逃さず集中補修『fino PREMIUM TOUCH 濃厚美容液 ヘアマスク』

「fino PREMIUM TOUCH(フィーノ プレミアム タッチ)濃厚ヘアマスク」は、まとまり感を持続させてくれる成分「トレハロース」などに加えて、内部補修をしてくれるフィトステリル誘導体など6つの美容成分を配合しています。
毛髪内部からしっかりと補修し、ハイダメージヘアを整えるのに向いているヘアマスクだと言えます。

商品名 fino PREMIUM TOUCH
メーカー 株式会社ファイントゥデイホールディングス
容量 230g
定価(税込) 926円
Amazon

出典:株式会社ファイントゥデイホールディングス

海藻とホワイトクレイでミネラル補給『La Sana 海藻 海泥 ヘア マスク』

「La Sana(ラサーナ) 海藻 海泥 ヘア マスク」はその名の通り、海藻や海泥成分を配合しています。
頭皮から髪に必要なミネラルをしっかりと補給してくれるので、特にカラーやパーマによるダメージや広がりやすい髪の方におすすめです。ハイダメージヘアには週2回の使用が推奨されています。

商品名 海藻 海泥 ヘア マスク
メーカー 株式会社ヤマサキ
容量 160g
定価(税込) 2,090円
公式サイトはこちら

出典:株式会社ヤマサキ

繰り返すヘアカラーによるダメージを補修『Diane エクストラダメージリペア ヘアマスク』

「Diane(ダイアン) エクストラダメージリペア ヘアマスク」は、カラーやパーマによるパサつきや毛先の傷みを補修することを目的としています。
ダメージヘアを内部まで補修するアミノケラチン※1やオーガニックオイル※2が奥まで浸透し、なめらかでまとまりのある髪に仕上げてくれます。
「ヘアアレンジを楽しみたいけど、髪はいたわりたい」という方はぜひ一度使ってみてください。
※1 ケラチン(羊毛)、ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン、イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛)(補修成分)
※2 アルガニアスピノサ核油(保湿成分)

商品名 Diane エクストラダメージリペア ヘアマスク
メーカー 株式会社ネイチャーラボ
容量 180g
定価(税込) 968円
公式サイトはこちら

出典:株式会社ネイチャーラボ

3ステップでうねり髪にアプローチ『TSUBAKI プレミアムEXリペアマスク』

「TSUBAKI(ツバキ) プレミアムEXリペアマスク」は、扱いやすい髪を目指す「補修」「保護」「コーティング」の3つのステップが特徴です。
イオン補修成分「ラウリルトリモニウムクロリド」がうねり髪特有の凸凹断面をしっかり包み込み、美容補修成分が内部まで浸透して外部ストレスから髪を守ります。またツバキ種子油がキューティクルごとコーティングすることでツヤ髪に仕上げてくれるため、朝のうねり髪に費やす時間を短縮してくれることでしょう。
※加水分解コンキオリン、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、アモジメチコン(補修)、ローヤルゼリーエキス、グリセリン(保湿)

商品名 TSUBAKI プレミアムEXリペアマスク
メーカー 株式会社ファイントゥデイホールディングス
容量 180g
定価(税込) 1,298円
Amazon

出典:株式会社ファイントゥデイホールディングス

イオン処方で翌朝の髪を変える『IONICO プレミアムイオン 浸透美容液ヘアマスク』

「IONICO(イオニコ) プレミアムイオン 浸透美容液ヘアマスク」は、静電気が起こるメカニズムに着目して生まれました。イオン処方で、静電気が起こりにくい毛髪へと導きます。
さらに、わずか10秒でダメージを受けたキューティクル層を補修してくれるため、面倒な置き時間がほとんどないのも嬉しいポイントです。髪の絡まりや広がりに悩んでいる人におすすめです。

商品名 IONICOプレミアムイオン 浸透美容液ヘアマスク
メーカー 株式会社ビジナル
容量 180g
定価(税込) 1,540円
Amazon

出典:株式会社ビジナル

水と香りにこだわったエイジングケア用ヘアマスク『La CASTA アロマエステ ヘアマスク48』

「La CASTA(ラ・カスタ) アロマエステ ヘアマスク48」は、スキンケア発想で生まれたヘアマスクで、オーガニック植物成分などの天然由来成分にこだわっています。
ローズマリーやセイヨウサンザシなどのハーブエキスが、元気を失ったエイジング髪を保護してくれるので、根元から優しくふんわりと持ち上がるような仕上がりを目指せるでしょう。頭皮や髪に負担をかけたくないナチュラル志向の人に向いているでしょう。

商品名 La CASTA アロマエステ ヘアマスク48
メーカー アルペンローゼ株式会社
容量 230g
定価(税込) 2,420円
Amazon

出典:アルペンローゼ株式会社

まとめ

ヘアマスクは、補修成分や保湿成分が高濃度で配合されたヘアアイテムです。広がりやすい髪やエイジング髪など、様々な悩みに合わせた製品を選ぶことで扱いやすい髪を目指すことができます。ダメージから髪を守る働きもあるため、ダメージを感じる前に使い始めてみてはいかがでしょうか。