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頭皮のこりはたるみの原因!効果的な頭皮マッサージと注意点を解説

髪の毛だけじゃない!女性のための頭皮メンテナンス【頭皮ケア・ヘッドスパ】

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「最近、顔のたるみやしわが目立ってきたような気がする」と悩んでいる方はいませんか?

その原因は、頭皮の凝りかもしれません。聞き慣れない言葉ですが、頭皮が硬くなっていると感じたり、肌のたるみが目立ったりしているときは、頭皮が凝っている可能性が高いです。
放置しておくと、たるみやしわが目立ったり頭痛や肩凝りの原因になったりします。

この記事では、頭皮の凝りによって起こるデメリットや、頭皮の凝りの改善効果が期待できるマッサージの方法などを解説します。最近、たるみやしわが目立ってきたと悩んでいる方や首や肩の凝りが頻繁になった方は、ぜひ最後までこの記事を読んでみてください。

この記事でわかること!

頭皮の不健康は肌のたるみにつながる


頭皮と顔の皮膚は1枚で繋がっています。
そのため、頭皮が不健康になりたるみが出ると、顔の皮膚までたるみが及ぶ恐れがあります。

また、頭皮は髪の毛を育てる大切な土壌の役割を担っています。もし、頭皮が不健康ならば、髪の毛にも悪影響が出ることがあります。髪の毛のツヤやこしがなくなってきた、細くなってきた、という髪の悩みは頭皮が不健康になっているのが原因かもしれません。

頭皮が不健康なまま放っておくと、やがてたるみが出てくる可能性があります。頭皮は目に見えないため、気が付かないままたるみが進行する可能性があります。

頭皮の凝りで起こる3大たるみ

はじめに、頭皮の凝りが原因でおこる以下の3か所のたるみについて解説します。

  •  頬のたるみ(ほうれい線)
  •  まぶたのたるみ
  •  フェイスラインのたるみ(二重あご)

これらのたるみは加齢や急激な体重の増減が原因で起こる場合もありますが、頭皮ケアをすることで改善する可能性があります。

頬のたるみ(ほうれい線)

ほうれい線とは、鼻の横から口元にかけて伸びるラインのことです。ほうれい線がくっきりと浮かび上がっていると、一気に老けた印象を見る人に与えます。

頭皮には複数の筋肉がありますが、その中でも耳の上あたりに位置する側頭筋がこっていると、ほうれい線が目立ちやすくなるでしょう。

また、側頭筋はフェイスラインの始まりに位置しているので、ここがこると顔全体のたるみにもつながります。
ほうれい線は、年齢に関係なく頬のたるみにより現れ始めます。鼻から口元にかけて目立つ場所にあるため、隠すのも難しいでしょう。ほうれい線が目立つと、実年齢より老けて見られてしまう恐れがあります。

まぶたのたるみ

まぶたがたるむと、全体的に覇気がなく暗い印象になりがちです。
特に元々ぱっちりした大きな目の方ほど、まぶたがたるむと顔全体の印象が変わってしまいます。まぶたのたるみがひどくなると、視野が狭くなり生活に支障が出るケースもあるでしょう。

まぶたのたるみは、おでこのあたりにある前頭筋の凝りが原因です。まぶたのたるみと同時に目の疲労感や頭痛が頻繁に起きたりする場合は、頭皮の凝りの可能性があります。

フェイスラインのたるみ(二重あご)

フェイスラインがたるむと、二重あごになったり顔全体の輪郭がぼやけて見えたり、見る人に老けた印象を与えます。また、二重あごになっている方は体はほっそりしていても、太って見える可能性もあります。

フェイスラインのたるみは、頭の後ろに位置する後頭筋が凝っていると起こりやすい症状です。後頭筋が凝ってしまうと、あごのラインの皮膚を支える力が弱くなってたるみが起こりやすくなります。

また、後頭筋は大きいため、症状がひどくなって血行が悪くなると、髪に十分な栄養が行き届かなくなり、髪のパサつきや薄毛の原因となる場合もあるでしょう。

今すぐチェック!異常な頭皮に見られる6つのサイン

肩や首の凝りは、硬くなったり痛みを感じたりといった分かりやすい自覚症状があります。
しかし、頭皮が凝っている場合は、どのように判断すればいいのでしょうか?

実は、頭皮に凝りが生じた場合でも自覚症状は現れます。ここでは、頭皮の凝りが生じた場合の自覚症状や、頭皮の凝りが原因で発生している可能性が高い、頭皮の異常なサイン6つを紹介します。

  •  頭皮をつまめない
  •  頭皮が石のように硬い
  •  頭皮が赤い・黄色い
  •  頭皮のむくみ
  •  生え際や頭頂部を押すと痛い
  •  痒みや乾燥がある

上記のような症状がある場合は、頭皮の凝りが発生している可能性が高いです。また、頭皮の異常を感じている場合は、できるだけ早く皮膚科を受診することをおすすめします。

頭皮をつまめない

頭皮はピンと突っ張っているようでいて、ある程度余裕があります。
頭皮が凝っていると感じた
場合は頭皮をつまんでみましょう。まずは頭頂部、可能ならおでこの上、側頭部、後頭部など複数の箇所をつまんでみてください。

頭皮が凝っている場合は硬くてつまめなかったり、つまもうとすると痛みを感じたりします。頭の皮膚は突っ張っているため、他の部位のようにしっかりとつまむのは難しいかもしれませんが、通常であれば多少はつまめるでしょう。

また、後頭部の皮膚はつまめるけれど側頭部の皮膚はつまめない場合は、その部分の筋肉が凝っている可能性があります。

頭皮が石のように硬い

頭皮の凝りが酷くなると石のように硬くなり、ぴくりとも動かなくなる可能性があります。
肩凝りも酷くなると、ガチガチに硬くなって動かすと痛みを感じる場合もありますが、頭皮も同様です。

頭皮の硬さを確認するには、指の腹で頭皮をそっと押してみてください。爪を立てないように注意しましょう。この際、動きが悪かったり動かそうとすると痛みを感じたりする場合は、頭皮が凝っている可能性が高いです。

頭皮の硬さが分からない場合は、額部分の皮膚と比べてみてください。額部分の皮膚も頭皮と同じくらいの硬さになっているため、頭皮との違いを確認してみましょう。額部分の皮膚の動きと比べて明らかに硬い場合は、こっている可能性があります。

頭皮が赤い・黄色い

頭皮が赤かったり黄色に近い色になっている場合も、頭皮に異常が出ている可能性があります。
頭皮の色は健康のバロメーターです。健康な状態の頭皮は青白い色をしています。青白い地肌は、頭皮に血流が循環し、ツヤのある地肌の証拠です。

頭皮が黄色くなっている場合、ストレスが溜まって代謝が落ちている可能性があります。凝りが酷くなると血行が悪くなり、代謝不良を起こしがちです。そのため、老廃物が溜まり皮膚がくすんで黄色くなります。また、頭皮が赤くなっている場合は、血流が滞ってさらに頭皮に異常が出ている状態です。

頭皮が黄色い場合は脂漏性湿疹、赤い場合は何らかの原因で炎症が起こっている可能性もあります。痒みや痛みが同時に発生している場合は、できるだけ早く皮膚科を受診することをおすすめします。

頭皮のむくみ

頭皮を軽く押してみて弾力のない手応えが返ってきた場合、頭皮が凝っている可能性があります。頭皮のむくみは、血行不良が原因です。むくみと聞くと足や顔に出るものといったイメージがありますが、頭皮もあります。

頭皮が凝ると血行が滞って頭皮が硬くなります。さらに、老廃物が溜まりむくみが出るといった症状です。頭皮がむくむと髪に必要な栄養が行き届かず、抜け毛や薄毛の原因にもなるでしょう。この他に、目まいや眼精疲労といった症状が出るケースもあります。

生え際や頭頂部を押すと痛い

凝りが発生して酷くなると、その部分を押すと痛みを覚えるケースもあります。
肩凝りで実感したことがある方もいるかもしれませんが、頭皮も同様です。

特に、生え際や頭頂部を押すと痛みが生じる場合、頭の凝りが酷くなっている可能性があります。痛みが生じる場合は、頭痛や眼精疲労などの症状が現われる場合もあります。

痒みや乾燥がある

頭皮の凝りが慢性化して血行が滞ると、皮膚に十分な栄養が行き渡りません。頭皮は髪の毛を育成するために、タンパク質やビタミン、ミネラルなどのたくさんの栄養が必要です。頭皮が栄養不足になると、乾燥して痒みが出るケースもあります。

また、痒みや乾燥と併せて抜け毛が多くなる、白髪が増える、フケが増えるといった症状が出る場合もあるでしょう。乾燥が酷い場合は皮膚科での治療が必要になります。その場合は、できるだけ早い段階で皮膚科を受診することをおすすめします。

【目的別】今すぐできる頭皮マッサージ


頭皮の凝りを無くすにはマッサージが効果的です。肩や首も凝っているときは、マッサージをすると楽になりますが、頭皮も同じです。
ここでは、前頭部・側頭部・後頭部にわけて、頭皮マッサージの方法を紹介します。

頭皮のマッサージは、ほうれい線や目のたるみ、二重あごの改善、肩凝りや眼精疲労の改善にも効果が期待できますので、ぜひ実践してみてください。

前頭部:目のたるみ改善

前頭部とは、額から頭頂部までの部分を指します。この部分には前頭筋や帽状腱膜があり、ここが凝るとまぶたのたるみなどが発生します。

前頭部のマッサージは以下のような手順で行います。

1.手を軽く握って拳を作る
2.額の中心に両手の拳を揃えてあてる
3.左右のこめかみに向かって円を描くようにマッサージをしていく

拳に頭を預けるような感じでもみほぐしていくのがコツです。これを3セット行いましょう。
前頭部のマッサージに加えて指で眉毛のまわりをもみほぐすと、目のまわりの筋肉も同時にほぐれる効果が期待できます。

側頭部:ほうれい線改善

頭の側面をマッサージすると、ほうれい線の改善が期待できます。また、頭を締め付けるような頭痛や眼精疲労の改善も期待できるでしょう。

側頭部のマッサージは以下の手順で行います。

1.指を軽く折り曲げて拳を作る
2.拳の平らの部分を両こめかみに手を当てる
3.円を描くような動きで耳の後ろまで手を動かす

側頭部をマッサージする場合は、拳の平らな部分をしっかりとこめかみに押し当て、圧力をかけてマッサージしましょう。10回程度行うと、凝りがほぐれたと感じやすくなります

後頭部:二重あご改善

後頭部をマッサージすると顔面の筋肉を支える力が蘇り、二重あごが改善できる可能性があります。また、後頭部の筋肉は首や肩までつながっているため、マッサージをすると肩凝りや首の凝りまで改善が期待できるでしょう。

後頭部のマッサージは以下の手順で行います。

1.手を軽く握って拳を握る
2.指の背の平らな部分を首と頭の境目あたりに当てる
3.小刻みに首の付け根までマッサージをしていく

上から下へとマッサージしていくことで、筋肉をほぐすだけでなくリンパの流れの改善も期待できるでしょう。
リンパの流れが改善すれば、頭皮のむくみも改善できる可能性があります。マッサージの時間は30秒程度が目安です。

おすすめ!頭皮マッサージの効果を上げるアイテム

頭皮マッサージは凝りをほぐすだけでなく育毛や髪質改善の効果も期待できるため、いろいろなアイテムが発売されています。ここでは、頭皮の凝りの改善に効果のあるマッサージアイテムを3つ紹介します。

電動マッサージャー

電動マッサージャーは、細かい接触点が頭皮を刺激するハンディマッサージャーです。
スイッチを押せば、適度な振動が頭皮を刺激して、血行促進効果が期待できます。防水仕様の製品も多く、入浴しながら使えるため便利なアイテムです。

電動マッサージャーの価格相場は、3,000円~15,000円台とお手頃です。形も刺激の強さもさまざまな種類があるため、複数のマッサージャーを使い分けてもよいでしょう。

ブラシ型マッサージャー

ラシ型マッサージャーは、ヘアブラシ型の電動マッサージャーです。頭皮を刺激しつつ髪も梳けるのが特徴です。女性の場合、頭皮の凝りが髪の毛のパサつきやコシの消失にもつながりやすく、改善のためには、ブラッシングが効果的といわれています。

また、ブラシ型マッサージャーのなかには頭皮だけでなく顔面にも使える製品もあり、幅広い場所をマッサージしたい方に適しています。価格は電動マッサージャー同様、3,000円~15,000円台です。

頭皮マッサージ用オイル

頭皮マッサージをする際、マッサージオイルを用いると血行促進や保湿効果が期待できます。また、オイルの香りが神経をリラックスさせてくれるので、凝りの改善にもより効果が期待できるでしょう。

頭皮マッサージ用には、スキンケアにも使えるホホバオイルやオリーブオイル、保湿力が高いアルガンオイル、髪のお手入れにも使える椿オイルなどがあります。

皮膚が弱い方は腕などで試して、炎症などが起こらないか確認してから使いましょう。頭皮マッサージ用オイルの費用相場は1,000~10,000円程度です。

頭皮マッサージをするとき4つの注意点

最後に、頭皮マッサージをする際の注意点4つを紹介します。

  • オイルなどで滑りを良くする
  • お風呂上り10分以内にする
  • 爪を立てず指の腹を使う
  • 毎日続ける

頭皮マッサージの効果を高めるために、上記の注意点を詳しくみていきましょう。

オイルなどで滑りを良くする

頭皮のマッサージを行う際、力任せに行うと皮膚を摩擦で傷つけてしまいます。
マッサージの摩擦で、髪の毛も一緒に傷つける場合もあります。それを防ぐためには、マッサージオイルを使って、滑りを良くすることがおすすめです。滑りが良くなれば、摩擦で皮膚を傷つけずに行うことが出来ます。

ただし、頭皮が赤くなっている場合は炎症が起きている可能性があります。炎症を起こしている皮膚にオイルを使うと症状が悪化する恐れがあるため、まずは皮膚科医の診断を受け、指示に従って使用してみましょう。

お風呂上り10分以内にする

マッサージだけでは、頭皮の血行が十分に改善できない場合もあります。まずは入浴し、お湯で体を温めて血行を良くしましょう。お風呂に入る時間がない場合、ホットタオルで頭皮をくるんでも効果的です。

また、お風呂に浸かりながらマッサージをしても良いでしょう。防水効果のある電動マッサージャーであれば、入浴で血行が良くなった頭皮に、より効果的な刺激を与えられるでしょう。

爪を立てず指の腹を使う

頭皮はとてもデリケートなので、爪が長いとひっかいて傷つけてしまう恐れがあります。
また、頭皮に痒みが生じている場合、つい爪でかいてしまいたくなる場合があるでしょう。しかし、爪を立てると頭皮が炎症を起こす可能性があります。

頭皮をマッサージする場合は拳を作って爪を立てないように行うか、電動マッサージャーを使いましょう。また、爪が長い場合は短く切って行いましょう

毎日続ける

頭皮のマッサージは1度や2度では効果が実感できません。
最低でも1~2ヵ月は毎日続けてみると良いでしょう。お風呂に入っている間に行う、お風呂から出た後に髪を乾かしながら行うなど、習慣にすることをおすすめします。

まとめ

頭皮が凝ると、顔のたるみや肩凝りなどさまざまな弊害が出てきます。しかし、頭皮の凝りは首や肩の凝りに比べると症状が分かりにくく、気がつかない方も多いでしょう。

近年は、仕事でパソコンを使うだけでなく、プライベートでもスマホの画面を見る時間が増えており、前傾姿勢を長時間続けることにより、肩から首、首から頭皮へと凝りが広がっていく可能性が高くなっています。

ほうれい線や二重あごが目立ってきた、肩の凝りが酷いといった悩みがある方は、今回紹介した頭皮マッサージを実践して、頭皮の凝りや肌のたるみの改善に役立ててみてください。