まとめ髪は手軽にできるだけでなく、格別にオシャレになるヘアアレンジです。
垢抜けた素敵なスタイルを楽しむために、長さやシーン別におすすめのアレンジを紹介します。
こなれ感のオーラが際立つまとめ髪は、大人女子にぴったりです。アレンジのレパートリーを増やしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
この記事でわかること!
【髪の長さ別】簡単に大人まとめ髪に
まとめ髪は、見た目の印象よりも手軽にできるアレンジの1つです。
難しいテクニックいらずでオシャレが叶うため、覚えておいて損はありません。
数多くのまとめ髪アレンジがありますが、ここでは簡単にできる大人っぽいまとめ髪をレングス別に紹介します。
・ミディアムヘア:ハーフアップやポニーテール
・ロングヘア:お団子や編み込み
手軽にできるものばかりを集めているため、ヘアアレンジが苦手な方も挑戦できます。
ショートヘア:後毛やヘアアクセサリーを活用
ショートヘアはアレンジが難しいと悩みがちですが、工夫すると短くてもアレンジを楽しめます。
ショートヘアのアレンジは、後毛やヘアアクセサリーを活かすと簡単に雰囲気を変えられます。
後毛を活かしたスタイルには、以下の3つがおすすめです。
・ローポニー
・お団子ヘア
短くて結べない髪はピンで留め、残ってしまう分はあえて後毛にすると抜け感のあるオシャレなヘアスタイルに仕上がります。ぴたっとまとめないスタイルだからこそ、大人っぽい印象を与えられます。
柄のスカーフを巻くとシックでモードに、シンプルなヘアバンドはナチュラルに簡単に雰囲気を変えられ、アクセサリーがとてもよく映えます。
ヘアスタイルがよくなるだけでなくスカーフやヘアバンドは、ヘアスタイルの崩れをカバーする効果もあるため一石二鳥です。
バレッタは、髪を耳にかけてつければ華やかさがプラスされます。
後毛を活かすアレンジやヘアアクセサリーを使えば、毎日のファッションがより一層楽しくなるはずです。
ミディアムヘア:ハーフアップやポニーテール
扱いやすい長さのミディアムヘアは、様々さまざまなスタイルになれるのが魅力です。ショートヘアよりも長さがあるミディアムヘアは、アレンジのバリエーションの幅が広がります。数あるアレンジのなかでも、ハーフアップとポニーテールを使ったまとめ髪をおすすめします。ハーフアップは、お団子やねじりをプラスするとフェミニンさがアップします。例えばお団子のハーフアップは、ラフなお団子を作り、毛先を外ハネにするのがポイントです。
デニムにシャツなどのカジュアルな服装にもぴったり似合います。
ねじりをプラスしたハーフアップは、左右の耳上あたりの毛束をとり、それぞれねじりながら1つにまとめてくるりんぱをするアレンジです。
トップの髪の毛やねじった毛束部分を引き出すと、ルーズさがある大人かわいいアレンジが完成します。
ハーフアップなら髪の長さに関係なくアレンジできるため、伸ばしかけのヘアスタイルであっても、可愛いかわいいアレンジが叶います。
ポニーテールは、ヘアアクセサリーを紐にすることでトレンド感が出ます。なかでも紐をぐるぐる巻きつけるポニーテールのアレンジは、簡単で一気にオシャレ上級者になれます。
ほかにも、くるりんぱを2回取り入れたヘアアレンジもおすすめです。手軽にできるアレンジですが、こなれ感がある凝ったヘアスタイルに見せられます。
ぜひ、いろんなアレンジを楽しんでみてください。
ロングヘア:お団子や編み込み
そのままでも素敵なロングヘアですが、ヘアアレンジをするとたくさんのオシャレを楽しめます。
ルーズにクリップを使ってお団子を留めたり、高めの位置であえて崩したお団子をしたりするとワンランク上のヘアアレンジができます。
ゆるっとした雰囲気がオシャレさのポイントです。崩れたお団子や後毛もこなれ感を演出する大事な役目があるため、お団子アレンジが苦手な方も気負わずにチャレンジできます。
また、編み込みもスカーフを使うと簡単にアレンジできます。きっちりと編み込まなくても、スカーフをプラスすればヘアスタイルが大人っぽく決まります。
ロングヘアはそのままでも惹かれるスタイルですが、アレンジ加えるとさらにオシャレなヘアスタイルに仕上がります。
【シーン別】まとめ髪でこなれ感を演出
仕事や女子会、いつもよりもオシャレにしたいパーティーなどのシーンに合ったヘアアレンジを紹介します。少し工夫するだけで、いつもとよりも少し違う雰囲気の自分を楽しめます。
オフィスやフォーマル
オフィスやフォーマルな場面では、きちんとした節度あるヘアスタイルが求められます。
しかし、かっちりしすぎたスタイルは野暮ったくなってしまいます。きちんと感を保ちつつ、オシャレ要素を合わせ持ったアレンジを覚えると便利です。
オフィスやフォーマルでは、以下のヘアアレンジをおすすめします。
・ゆるっとまとめたポニーテール
・くるりんぱを使ったハーフアップ
オフィスやフォーマルでは、清潔感や品のよさを出すと好印象です。
髪の毛はコンパクトにまとめて、仕上げに髪の毛を引き出してボリュームを出すとオシャレ度がアップします。後毛は出しすぎず、巻き髪にする場合はゆるく巻きましょう。
休日やおでかけ
休日やおでかけのときは、ナチュラルな雰囲気がある髪型が似合います。フォーマルとは違い、程よく抜け感のあるラフなスタイルがオシャレさを際立たせます。
シンプルにまとめられるため、ゆったりしたい休日にぴったりです。
休日やおでかけのときには、以下のヘアアレンジがおすすめです。
・タイトなポニーテール
・バレッタを使ったハーフアップ
どれも見た目よりも簡単にできるアレンジのため、のんびり過ごしてからおでかけをする日にも準備に手間取る心配はありません。
ハーフアップはどんな髪の長さの方もできるヘアスタイルで、好みのバレッタをつけることで印象が変わります。
イベントやパーティー
結婚式や会食などの特別なパーティーには、ドレスや服装に合う髪型が重要です。特別なイベントだからこそ、一日中オシャレにキメるために崩れにくいヘアスタイルを選択するのがポイントです。
イベントやパーティーには、以下のヘアアレンジがおすすめです。
・大きめの飾りでハーフアップ
・ニュアンス感を出したお団子ヘア
パールや大きめのヘアアクセなどをつけると、華やかさがアップします。
また巻き髪にする場合は、しっかりめに巻くと特別感が出ますよ。きれいにドレスアップしてヘアスタイルもキメると、気分も上がるでしょう。
髪ゴムで簡単まとめ髪|不器用さんもOK
オシャレな髪型で出かけたい気持ちがあるのに、不器用だからとヘアアレンジを諦めていませんか。髪の毛を巻くだけといっても、出勤や通学がある平日の朝なら特に慣れていないと上手く巻けず時間がかかってしまう場合があります。
髪の毛を巻かなくても髪ゴムさえあればできるまとめ髪は、ヘアアレンジに慣れていない方や不器用な方にぴったりです。小難しいテクニックが必要ないため、朝の準備に時間がかからず、出先であっても手軽に直せます。
少し手間を加えるだけで、いつもの髪型から脱出できます。
不器用でも髪ゴムでできる簡単なまとめ髪は、以下の4つです。
・耳下の位置でローポニー
・ざっくりゆるめのシニヨン
・ラフなお団子ヘア
それぞれヘアアレンジの方法も合わせて紹介します。
くるりんぱでポニーテール
まず、くるりんぱを使ったポニーテールを紹介します。
ポニーテールにくるりんぱを加えれば立体感と華やかさがプラスされ、ワンランク上のヘアアレンジが叶います。
くるりんぱを使ったポニーテールの手順は、以下の通りです。
2. 髪の結び目の真ん中でわけて毛束を通す
3. 通した毛束とトップの髪の毛を少し引き出しす
4. お好みでヘアアクセサリーをつける
髪を引き出すときはゴムの結び目を抑えると、仕上がりのよさが格段に上がります。
耳下の位置でローポニー
低めの位置でポニーテールをするだけでも、いろんな雰囲気のヘアスタイルを楽しめます。
例えば、べっ甲柄やパール、ゴールドのヘアゴムなどで1つに結ぶとアンニュイに、飾りなしのヘアゴムでしっかり髪をまとめると、凛としたかっこいい雰囲気にもなれます。
髪の毛を1つにくくるだけのヘアアレンジのため、ヘアアレンジが苦手な方にもハードルが低く挑戦しやすいヘアアレンジといえるでしょう。
耳下の位置でローポニーをする方法は、以下の通りです。
2. 耳下の位置で髪を1つに結ぶ
3. 鏡でバランスを確認しながら、後頭部トップの髪の毛を引き出す
4. 顔まわりの後毛にスタイリング剤をつけてツヤ感を出す
髪を引き出してニュアンスを出すときは、指先にスタイリング剤をつけたあとにするのがポイントです。
ざっくりゆるめのシニヨン
シニヨンは、髪を後ろやサイドでまとめるヘアスタイルを指します。ヘアアレンジ上級者のように見えるシニヨンも、髪ゴムだけで完成します。
ゆるっとしたこなれ感があるシニヨンは、カジュアルなスタイルと非常に相性が良いです。
ここでは、くるりんぱを使ったゆるめのシニヨンのアレンジ方法を紹介します。
2. 1でくるりんぱした髪と下の毛を1つにまとめ、もう一度くるりんぱする
3. 2でまとめた髪を襟足あたりで輪っか状のお団子をする
最後にバランスを見ながら髪を引き出す。
襟足付近でシニヨンを作る方法を紹介していますが、シニヨンは作る位置やアレンジ方法によっていろんな雰囲気を楽しめるヘアアレンジです。
三つ編みを取り入れても、サイドでまとめてもかわいく仕上がるため、ぜひいろいろ試してみてください。
ラフなお団子ヘア
お団子ヘアもラフなヘアスタイルは、ピンいらずで手軽にできるアレンジです。
簡単なのに、オシャレでやわらかな女性らしさをアップさせます。ラフなお団子ヘアは、自然と後毛が多くなり大人かわいい雰囲気に仕上がります。
ヘアアレンジの方法は、以下の通りです。
2. お団子を作るとき、顔まわりやもみ上げ、襟足の後毛を多めに残す
3. 全体のバランスを見て髪の毛を引き出す
後毛にスタイリング剤をつけて束感を出すと、こなれ感がアップします。
ラフなお団子ヘアは、髪の量が少ない方や癖毛をまとめたい方にもぴったりのアレンジです。
まとめ髪でオシャレ見え!4つのポイント
簡単なヘアアレンジと聞いてやってみたけど、なぜか見本のように上手くいかない、なんてことありませんか。同じようにやってみてもなんだかパッとせずに上手くいかなかった経験は、きっと一度はあるはずです。
実は、まとめ髪をオシャレにキメるには、ちょっとしたコツがあります。
オシャレになるコツは、以下の4つです。
・ねじりで抜け感のあるシルエット
・ゆるめの分け目・編み目
・あえて残す後毛
それぞれ順番に紹介します。
アレンジ前にスタイリング剤
まずはアレンジする前に、スタイリング剤をしっかりと髪の毛に馴染ませるのがポイントです。
アレンジ前にスタイリング剤を使うと、髪の毛がまとめやすくなったりツヤ感を出したりするメリットがあります。
そのためスタイリング剤を最初に使うのは、まとめ髪に限らず、ほかのヘアアレンジをするときにも取り入れると効果的です。手順が増えてしまいますが、少し工夫することで髪の毛の扱いやすさが格段に変わります。
使用するスタイリング剤は、オイルでもクリームでも問題ありません。仕上がりの質感を意識して、自分好みのスタイリング剤を選んでください。
スタイリング剤の使い方の手順は、以下の通りです。
2. 手のひらに多めのスタイリング剤を出す
3. 両手でしっかりと擦り合わせる(クリームなら透明になるまで)
4. 耳の後ろから髪の毛の内側に向かって、しっかりと揉み込む
5. 前髪は指先で毛先をつまむように馴染ませる
6. 髪の表面は軽く撫でるように塗り込む
髪の毛がパサついていると、野暮ったく見えたり、疲れて見えたりしてしまいます。かわいいヘアアレンジに挑戦していても、残念な印象になりかねないかもしれません。
こなれ感を際立たせるためにも、アレンジ前にスタイリング剤でツヤ感をプラスするとよいでしょう。
ねじりで抜け感のあるシルエット
アレンジの土台を作ったあとは、抜け感を出すためのねじり編みを加えてみましょう。ねじり編みはその名の通り、髪の毛をねじるだけのアレンジです。
編み込みをしているかのように凝った髪型にも見え、ねじり編みをマスターするとオシャレ上級者の仲間入りができますよ。
ねじり編みの方法は、以下の通りです。
2. 髪の毛を留める方に持っていく
3. 下の髪の毛を少し取りながらねじる
4. 毛先を止めたら完成
ねじり編みは、ねじる位置や髪の毛の長さに関係なくできるため、ショートヘアからロングヘアの方まで気軽に挑戦できます。
髪の毛のねじり位置をどこにしても、シルエットで抜け感が出る万能なヘアアレンジといえるでしょう。慣れるとサッとできるねじりのアレンジは、朝が忙しい方にも不器用な方にもぴったりです。
ゆるめの分け目・編み目
分け目や編み目は、きっちりとやりすぎずにルーズさを出しましょう。
単なる分け目や網み目といっても、侮れません。丁寧にまっすぐに引いた分け目やしっかりと結んだ編み目は、どこか野暮ったい雰囲気を与えてしまいます。
分け目も編み目もゆるめに仕上げるとオシャレさが際立ち、程よいゆるさが大人の魅力をアップしてくれます。
分け目はコームやブラシの柄でジグザグに、編み目はルーズに髪の毛を引き出すと、こなれ感がアップします。
あえて残す後毛
後毛はあえて残すと、ぐっとオシャレさが増します。顔まわりの後毛のニュアンスで印象が決まるため、大切なポイントの1つです。
とはいえ、残した髪の毛がボサっとしていると老けた印象を与えてしまいます。前章で紹介したように、アレンジ前にスタイリング剤を馴染ませるのが不可欠です。
残す毛束は多すぎても少なすぎても疲れて見えてしまうため、鏡を見ながら程よい量を計算して残すようにしましょう。
さらに最後の一手間として、後毛を巻き髪にするのもポイントです。後毛の巻き髪は、絶妙な抜け感の演出にはもってこいです。
まとめ
まとめ髪アレンジは、コツをつかめば素敵に仕上げることができます。
アレンジ前にスタイリング剤を使ったり、分け目はゆるめにしたりなどのヘアアレンジのポイントを押さえると、理想のアレンジを実現しやすくなります。
またレパートリーが増えると、仕事も休日もいろんなヘアスタイルができて気分が上がるでしょう。毎日のヘアアレンジがこれまで以上に楽しくなるはずです。
ぜひ、いろんなヘアアレンジに挑戦して自分に似合うアレンジを見つけてみてください。