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【美容師監修】ヘアオイルの効果的な使い方!やってはいけないNGポイントも紹介

もっと知りたい!女性の髪のこと【お役立ちコラム】

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ヘアオイルの効果的な使い方をご存知ですか?「自宅にあるから何となく使っている」「使い方がわからないから適当に塗っている」という方もいるかもしれません。

この記事では、ヘアオイルの効果的な使い方や、やってはいけないNGポイントを紹介しています。ヘアオイルの正しい使い方をマスターして、ツヤツヤの美髪を目指しましょう。

この記事の監修者

étora hair
代表 NAO(カドグチ ナオミツ)

URL:https://etora.net/

◇PROFILE
美容師歴13年。
渋谷にあるヘアサロン『étora hair』代表。
お客様1人1人に寄り添った丁寧なカウンセリング、接客を心がけ、トレンドを押さえたスタイルを提供している。


この記事でわかること!

ヘアオイルの基本的な使い方

ヘアオイルには様々な活用方法がありますが、まずは基本的な使い方を紹介します。一般的なヘアオイルは、主に以下のような用途で使います。

・毎晩お風呂上がりのケア
・ドライヤー前後のケア
・毎朝のスタイリング剤

ヘアオイルの基本的な使い方について詳しく説明します。

毎晩お風呂上がりのケア

ヘアオイルを毎晩お風呂上がりのヘアケアとして使う方は非常に多いのではないでしょうか。夜にヘアオイルを使うメリットとして、睡眠中に寝返りや枕との摩擦から髪を守るヘアケア成分で髪を修復する、といった効果が期待できます。

ヘアオイルは付けすぎると髪や頭皮がベタつくことがあるため、まずは少量ずつ手のひらに伸ばして使い、足りなければ量を増やすのがおすすめです。できるだけ毛先中心にオイルを付け、頭皮や根元には付かないように注意してください。

ドライヤー前後のケア

ドライヤーの前後に、ケアとしてヘアオイルを使う方も多いでしょう。ドライヤーの前にヘアオイルを使用することで、熱風から髪を守ることができます。ドライヤー後に使えば、パサついた髪の毛に艶を与えたり、外部の刺激から髪を守ったりする効果があります。

特におすすめの使用のタイミングは、シャンプー後にドライヤーで乾かす前の髪が濡れている状態です。

この時にヘアオイルを使用すれば、髪に馴染みやすく、またドライヤーの熱から髪を守ってくれるなど、ヘアオイルの効果を最大限に引き出すことができます。

濡れた髪にヘアオイルを使う場合は、しっかりタオルドライをした上で、髪を手のひらで優しく握るようにしてまんべんなく馴染ませましょう。パサつきや乾燥が気になる方は、さらにドライヤー後にも少量のヘアオイルを付けるのがおすすめです。

毎朝のスタイリング剤として

ヘアオイルは、毎朝のスタイリング剤として使うこともできます。スタイリング剤としてヘアオイルを使用する場合は、髪が乾いた状態でオイルを馴染ませましょう

コテやアイロン、ブローなどでセットした髪に少量のオイルを馴染ませると、ヘアオイルが表面に膜を作り、ツヤのあるまとまったスタイルをキープすることができます。

この時、根元や頭皮にオイルが付くと、重みで髪がぺたんこになってしまうため気を付けましょう。また付け過ぎは髪が濡れているように見えてしまい、不自然な印象を与えてしまいます。毛先を中心に、手のひらで伸ばした少量のヘアオイルを付けるようにしてみてください。

知らないと危険?ヘアオイルのNG使用方法

ヘアケアやスタイリングに使えてとても万能なヘアオイルですが、実はやってはいけない使用方法がいくつかあります。

特に注意したいポイントは以下の3つです。

・付けすぎるとベタベタに
・アイロン・コテの前には使わない
・毛量が少ない人は要注意

ヘアオイルのメリットを最大限に引き出すためには、使い方に注意しましょう。ヘアオイルのNG使用方法について詳しく説明します。

付けすぎるとベタベタに

ヘアオイルを付けすぎるのはNGです。ヘアオイルは他のヘアケアやスタイリング剤に比べて髪にまとまりを持たせてしっとりさせる効果があります。

そのため、使う量を間違えてしまうと髪や頭皮がベタベタになり、しばらく髪を洗っていないような不潔な印象を与えてしまうこともあります。

また、付けすぎたヘアオイルは頭皮に残りやすく、ニオイやかゆみなど頭皮のトラブル引き起こすことにもなりかねません。さらにオイルを洗い流すために何度もシャンプーをすることになり、髪を傷める原因にもなります。

髪が傷んでいる方・毛量が多い方は、ついヘアオイルをたっぷり使ってしまいたくなると思いますが、まずは少量から始め、足りなければ少しずつオイルを足していくのが付け過ぎを防ぐポイントです。

もし付けすぎてしまった場合は水で洗い流すか、固く絞ったタオルで優しく拭き取れば、髪への負担も軽減できます。

アイロン・コテの前には使わない

普段やってしまいがちかもしれませんが、実はアイロンやコテの前にヘアオイルを使うのはNGです。

オイルは髪の表面に油膜を作るため、ヘアオイルを付けてからアイロンやコテを使うと、熱が髪にうまく伝わらなくなってしまいます。すると、何度も巻き直しが必要になり、髪の傷みにもつながります。この他にも、オイルの作用で髪を加熱しすぎる可能性もあります。スタイリング剤としてヘアオイルを使う場合は、アイロンやコテでセットした後に付けましょう。

ただし、ヘアアイロン用のヘアオイルであれば、髪を熱から守る効果があります。アイロンやコテの前にヘアオイルを使いたい方は、専用のオイルを使うようにしてみてください。

毛量が少ない人は要注意

毛量が少ない方がヘアオイルを使う際は、付ける量に注意しましょう。

付けすぎてしまった場合、髪がぺたんこになったり、ボリュームがなくなったりする場合があります。

髪が細い方や猫っ毛の方は商品説明に記載の適量よりも少なめにすることをおすすめです。適量はヘアオイルの種類にもよるため、商品説明をよく読んでから使うのが良いでしょう。

また、ヘアオイルの中でも軽めのテクスチャーのものを選ぶと、付けすぎによる失敗が起きにくくなります。

オイルを使う時は毛先を中心になじませ、頭皮や根元に付かないように気を付けましょう。

髪質・用途に合わせたヘアオイルの選び方

「どんなヘアオイルを使えば良いかわからない」「髪質ごとのヘアオイルの選び方が知りたい!」という方のために、髪質・用途に合わせたヘアオイルの選び方を紹介します。

ヘアオイルを購入する際は、ぜひ参考にしてみてください。

ダメージが気になる人は補修力があるものを

髪のダメージやパサつきが気になる方は、補修力があるヘアオイルを選びましょう。髪の毛の傷みを予防することができるので、艶のある綺麗な髪をキープすることにつながります。

特に椿油ホホバオイルアルガンオイルなどの植物性のオイルは、サラサラして使い心地が良く、ダメージを補修する効果があるのでおすすめです。

切れ毛が起こるほどダメージが深刻な方は、「ケラチン」「イソステアロイル加水分解コラーゲン」などが含まれているヘアオイルを使うと良いでしょう。

また、「メドウフォーム-δ-ラクトン」「γ-ドコサラクトン」などの成分は、ドライヤーの熱に反応してダメージを補修する効果があります。

ただし、ヘアオイルだけで髪の毛の傷みを改善することはできないため、美容院でのケアやお風呂でのトリートメントも併用するようにしてください。

スタイリング用には艶感が出るもの

ヘアオイルをスタイリングに使用したい方は、艶感が出るものを選びましょう。スタイリングに適しているのは、艶感とまとまりが出やすい鉱物性オイルです。流行りの「濡れ髪」「束感」といったスタイリングをしたいなら、しっとり感を出せる重めのオイルを使うのが良いでしょう。

スタイリング用オイルの中には、ダメージ補修ができるもの、香りにこだわったもの、ウェット感に特化したものなど、さまざまな種類があります。ダメージ補修ができるものを使えば日中もヘアケアができ、香りが良いものを選べばヘアコロンとしても使えるため、一石二鳥です。

広がりやすい髪には重めのオイル

広がりやすい髪には、テクスチャーが重めのオイルが最適です。馬油スクワランといった動物性のオイルなら、髪にまとまりを持たせて広がりを防ぐことができます。

広がりを防ぐコツは、髪の表面だけでなく内側にもしっかりオイルを付けることです。髪全体がしっとりまとまるように意識しましょう。

猫っ毛の方は軽めのオイルがおすすめ

髪が細くて軟らかい猫っ毛の方には、軽めのテクスチャーのオイルが適しています。軽めのオイルを毛先に少量付けることで、根元のボリュームはそのままに、髪を扱いやすくする効果があります。

特に天然由来成分のオイルは、サラッとしていて使いやすいと言えます。

ただし、猫っ毛はオイルを付けすぎるとボリュームがなくなってしまうため、付けすぎに注意しましょう。出しすぎを防げるポンプタイプの容器を選ぶと良いでしょう。

まとめ

この記事では、ヘアオイルの基本的な使い方やNG使用方法、髪質に合ったヘアオイルの選び方を紹介しました。ヘアオイルは、髪の毛を刺激から守る・ダメージを補修する・スタイリング剤として使うなど、様々な使い方ができる優れものです。

しかし、使用方法を間違えてしまうと髪に負担をかけてしまったり、ベタベタしてしまったりすることもあります。ぜひこの記事を参考にして正しく使用し、思い通りのスタイリングを楽しんでみてください。