丸いおでこは美人に見えるという話を聞いたことはありますか？
丸く綺麗なおでこは、若々しく見えるため重要な見た目のポイントとなります。
この記事では、丸く綺麗なおでこになるため、あるいはそう見せるための方法について深掘りしていきます。
若々しい印象を手に入れたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること！
丸く綺麗なおでこは美人の象徴
丸く綺麗なおでこは、美人の象徴として語られます。
脂肪が少なくハリのあるおでこは、女性らしさが強調されるため、美人に見える効果があると言われています。
スッキリとしたシャープなおでこはクールな印象を感じさせますが、丸く綺麗なおでこはなぜ美人の象徴と言われるのでしょうか？理由は主に3つあります。
顔に立体感がある
横から見たとき、おでこの中心を頂点として美しいカーブを描いているような形がキレイなおでこと言えます。
おでこは元々あまり脂肪がつく部位ではないため、骨格の影響を受けてしまいます。アジア系の人のおでこは突出が少ない傾向にあり、欧米の方と比べるとどうしても平たい印象を受けます。
おでこが丸いと顔に立体感が出るため、華やかで目を惹く印象になるのです。
若々しく見える
丸みのないおでこに比べて、丸く綺麗なおでこの方が若々しい印象になります。
脂肪の少ないおでこは、加齢に伴って徐々に骨ばった形になりやすいパーツです。しわやたるみを気にする人は多いのですが、おでこ全体の形も老け顔と若い顔の印象を分けるポイントのひとつと言えます。
歳を取るとおでこが骨ばっていくのは、頬や目の周りと同じようにコラーゲンやヒアルロン酸の減少、皮膚の真皮層の厚みが減ること、脂肪の量が減ることなどが原因です。
おでこだけではなく、顔の脂肪が減って骨ばったパーツが増えると老けた印象を与えてしまいます。逆に、丸いおでこをキープできれば若々しい印象を保てるのです。
柔らかな印象を与える
おでこが丸いことで、柔和な女性の印象を与えることができます。
性別の特徴が出やすいおでこは、丸いほど女性らしく、角ばっているほど男性らしい印象になります。おでこの形にはホルモンの影響が強いということから、自然と丸いおでこに女性らしさや柔らかさを感じられるのです。
美容大国と言われる韓国では、日本以上におでこの形を気にする方が多く、美容整形で丸みを得ようとするほど重視されています。
理想のおでことは
おでこの形を、丸みや角ばりで考えてもいまいち理想像が見えない方も多いでしょう。
横顔の美しさの基準とされるEラインは、1954年に提唱された美の基準のひとつです。横顔の鼻先と下顎を線で結んだ線のことをEラインと呼びますが、このEラインから唇がはみ出さないことが美しい横顔と言われています。
そんなEラインをより美しく見せるためには、おでことのバランスも重要です。おでこの中央が横顔のトップとして前に出ていると、目鼻との凹凸で顔に立体感や陰影が生まれ、美しい横顔になります。
更に言えば、おでこにハリがあり正面から見て楕円形に近くなっているとまさに美人おでこと言えるでしょう。
また、おでこの長さは顔全体の1/3程度が理想とされています。
おでこを丸くするには？
おでこが与える印象やおでこの理想形についてわかったところで、おでこの形は生まれつきのものなのだからどうしようもないのでは？と考えてしまうでしょう。
実は、おでこの形を丸く綺麗にするための方法が3つあります。ここでは、丸く綺麗なおでこを手に入れる、あるいはおでこを少しでも理想に近づけるための方法について解説します。
記事の後半では各項目を更に詳しく解説しているので、興味のある部分は詳細も合わせてご確認ください。
おでこを丸くする方法1：セルフマッサージ
セルフマッサージには、おでこの血行促進や矯正の効果が期待できます。
おでこは骨の形が大きく影響するパーツであるため、残念ながらマッサージで形をがっつり変えるような効果は期待できません。ただし、日常生活や習慣のせいでパーツが歪んだりズレたりしている場合、マッサージで正しい位置に戻すことで改善を感じられることがあります。
また、血行不良によって皮膚が薄くなってしまっている場合も、マッサージによる血行促進で細胞の生成が活性化し、皮膚の厚みを取り戻せる可能性があります。
おでこを丸くする方法2：美容整形
おでこの形をしっかり変えてしまいたいなら、美容整形がより良い方法であると言えます。
おでこを丸くする美容整形には、ヒアルロン酸注入、脂肪注入、シリコンプロテーゼ挿入、骨セメント、ハイドロキシアパタイトなどがあります。条件や相性によって受けられる施術を選択する必要がありますが、手軽さや価格を重視するならヒアルロン酸注入がおすすめです。
美容整形はリスクも大きいものの、ダウンタイム後の劇的な変化によって自信を得られる施術でもあります。
受ける際には、必ずしっかりカウンセリングを受けてみてください。
おでこを丸くする方法3：メイクでカバー
おでこを丸く見せる方法として、メイクでカバーする方法があります。
最近では美容系のYouTuberさんなどのメイクでも見聞きすることのある「コントゥアリング」という方法で、顔に立体感を作ることができます。おでこも例外ではなく、コントゥアリングメイクを施すことでおでこを丸く綺麗に見せることができるのです。
おでこの中央部分にハイライトを乗せ、生え際に沿ってシェーディングを入れることでおでこを丸く立体的に見せることができます。パフやブラシで自然にぼかすようにすると、より自然におでこの丸みを演出できます。
ちなみに、コントゥアリングメイクを顔全体に上手く取り入れれば小顔効果も得られるので、ぜひ挑戦してみてください。
おでこを丸くするためのセルフマッサージ
ここからは、おでこを丸くするためのセルフマッサージについて詳しく解説していきます。
マッサージによる効果はすぐには出ない上、見た目に大きな変化が出る保証もありません。とは言え、マッサージ自体は頭痛の低減や歪みの改善などに繋がるため、習慣化して損するというようなことはないでしょう。
ここでご紹介するマッサージはシンプルで簡単なので、思いついたときにパッとできます。ぜひ覚えておきましょう。
生え際のマッサージ
両手で顔を覆うようにしてから、前髪の生え際に両手の親指以外の指の腹を当てます。当てた指を後頭部に向かって持ち上げるようにゆっくり圧していき、頭頂部までいったら20秒程キープしてください。
耳周りのマッサージ
両耳の後ろに小指が当たるように両手を当て、頭全体を抱えるように押さえます。そのまま上に向かって持ち上げ、耳の真上あたりの皮膚を小指で押さえて20秒程キープしてください。
頭頂部のマッサージ
両手をこめかみに当て、そのまま頭を抱えるような形にします。頭頂部付近を全ての指を使って押さえ、挟み込むように力を入れて頭皮全体をゆっくり持ち上げてください。
持ち上げたまま20秒ほどキープします。
おでこを丸くするための美容整形
おでこを丸くするための美容整形について解説します。
美容整形には後遺症などのリスクも伴いますが、成功すれば綺麗なおでこを手に入れられる方法であると言えるでしょう。
シリコンプロテーゼの挿入
おでこを切開し、シリコンプロテーゼを挿入することで膨らみを作る施術です。一般的には生え際を4～5cmほど切開し、皮膚を剥がしてプロテーゼを挿入します。
プロテーゼは体内に吸収されないため、交換時期まで長期にわたって効果が持続されます。
ただし、後述するヒアルロン酸注入や脂肪注入と比べると質感や仕上がりに不自然さが残ったり、傷跡が残ったりする点がデメリットとして挙げられます。挿入後のトラブルや、周囲へバレてしまうリスクについて事前に理解しておく必要があります。
ヒアルロン酸の注入
ヒアルロン酸の注入によっておでこの形を整える方法です。肌の内部に注射器のようなものでヒアルロン酸を注入します。
施術が短時間で終わること、美容整形の中では安価であることから、人気のある施術の1つです。
また、ヒアルロン酸注入の場合元の状態に戻すことができるため、もし気に入らなかったりトラブルが起きたりした場合に元に戻せるのも人気の理由です。
ただし、ヒアルロン酸注入は一時的なものである点に注意してください。半年〜1年ほどでヒアルロン酸は体内に吸収されてしまうため、維持するには繰り返し施術を受けたり別の施術に切り替えたりする必要があります。
脂肪注入
脂肪注入は、本人の身体から取り出した脂肪をおでこに注入する方法です。多くの場合、おでこへの吸着率を上げるために取り出した脂肪を濃縮してから注入します。
定着率は80〜90％と言われ、脂肪注入後は再度施術を受けることなく形をキープできるケースが多いのが大きなメリットです。また、異物を入れるわけではないため拒絶反応などのトラブルが起きにくく、メンテナンスも他の施術と比べて低頻度となるのも良いところと言えるでしょう。
脂肪注入のデメリットは、脂肪を吸引した部分に腫れ、内出血、つっぱり感、硬さなどが出ることですが、通常2〜3週間ほどで徐々に引いていきます。
おでこを丸くするためのメイクテクニック
おでこを丸く見せる方法として、メイクテクニックを駆使する方法があります。
とは言え、プロのメイクアップアーティストのように高度な技術を身に着けたり、高いコスメを揃えたりする必要はありません。プチプラコスメで十分取り入れられるテクニックなので、ぜひ試してみてください。
メイクでおでこを丸く綺麗に見せるのは、リーズナブルで失敗してもダメージのない方法としておすすめですが、メイクを落としてしまえば元の形に戻るというのがデメリットです。普段のメイクも同じですが、いわゆる整形メイクのようなレベルになってくると、メイクを落としたときに気分が落ちてしまうこともあるかもしれません。
コントゥアリングで立体感を演出
コントゥアリングメイクは、ハイライトやシャドウで顔に立体感を持たせる技術のことを言います。
おでこの中心にハイライトを置き、生え際にはシャドウを乗せましょう。おでこの面積は顔全体の1/3程度が理想とされていますから、広く見せたいのか狭く見せたいのか考えながら陰影を付けてみましょう。
陰影の境界線がハッキリしていると不自然になるため、必ずシェーディングを入れたあとはブラシやパフでぼかして馴染ませてください。
眉毛の位置を少しずらす
眉毛の位置を数ミリずらすことでも、おでこの広さを調整することができます。
大幅にずらすと見た目が不自然ですから、ほんの数ミリ程度に収めるのがコツです。自然な位置、かつ自分に似合う形の眉毛を描きましょう。おでこを広く見せたければいつもより下に、おでこを狭く見せたければいつもより上に描くと良いでしょう。
また、長めのアーチ型の眉毛にするとおでこが丸みを帯びて見えやすくなります。より女性的に見せたいときには、眉毛の上にハイライトを入れるのもおすすめです。
顔立ちや目指す雰囲気に合わせてメイクを工夫してみてください。
おでこを出して運気もUP？
実は、おでこを出すことは風水的に開運を引き寄せると考えられています。
第３の目とも呼ばれるおでこは神聖な部分であり、おでこを出すことで顔が明るく見え、自信があるように見えます。周囲から好印象を受けやすくなることもあり、開運を引き寄せられると考えられているのです。
この記事でご紹介したいずれかの方法でおでこを丸く綺麗にしたら、ぜひおでこが出る髪型にしてみてください。
ちなみに、恋愛運をアップさせるには、おでこ全開ではなくほど良く見せるのが良いと言われています。1/3ほどおでこを隠すような前髪にアレンジしてみましょう。
トレンドのシースルーバングやかき上げ前髪などなら、おでこ全開ではないもののおでこ美人をアピールできるのでおすすめです。
まとめ
美人の象徴と言われている丸く綺麗なおでこですが、そこにはきちんとした理由があります。
顔に立体感があること、若々しく見えること、柔らかな印象を与えることで、好印象な美人に見えるのです。
理想のおでこは、ハリと丸みのあるおでこです。顔全体の1/3程度の広さが理想とされているため、ひとつの目安として覚えておきましょう。
おでこは生まれつきの骨格が出るパーツであるため、今更どうしようもないと考えてしまいがちですが、美容整形、マッサージ、メイクなどで改善できるものです。どの方法にもメリットとデメリットがあるため、おでこ美人を目指すなら自分にとって最善のものをきちんと考えて選ぶことが大切です。
また、風水の考えではおでこを出すことで運気がアップするという考えもあるため、運気アップを狙いたい方はぜひおでこが見える髪型にしてみてください。
丸く綺麗なおでこ美人になるには様々な方法がありますが、無理せず健康であることが第一です。自分にできる方法で、理想のおでこ美人を目指しましょう。
