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【医師監修】植毛で失敗しないためには?植毛でよくある失敗や原因を解説

人には言えない・・・女性のためのお悩みコラム【FAGA・薄毛・抜け毛】

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  • ・監修者は、医学的根拠や専門知識に基づいて当記事を監修しており、クリニックや商品の選定は行っておりません。
植毛手術を受けたいけど、失敗してしまわないか、などの不安を抱えている方は多いでしょう。この記事では、植毛手術でよくある失敗例や失敗する原因と対策方法について紹介しています。

納得できる植毛をするには、事前のリサーチと知識が重要です。植毛を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者

Alohaさおり自由が丘クリニック
院長 藤堂 紗織

URL:https://aloha-saori-jiyugaoka-cl.jp/

■診療科:内科、皮膚科、美容皮膚科

■経歴
平成15年 日本医科大学 卒業
平成16年 日本医科大学附属武蔵小杉病院 研修医/内科 専修医
平成21年~31年 善仁会丸子クリニック 院長勤務
令和元年5月 Alohaさおり自由が丘クリニック 院長

■資格・所属学会
日本内科学会認定内科医
日本透析医学会日本腎臓学会
点滴療法研究会
日本美容皮膚科学会

健康保険などの公的医療保険は、病気や怪我の治療に適用されます。薄毛治療は、美容目的の診療とみなされるため、治療費は全額自己負担となります。
参考:国税庁「医療費を支払ったとき」より


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そもそも植毛とは

植毛手術とは、薄毛になっている部分に自分の髪の毛や代わりとなる毛を移植する手術です。

植毛手術には「自毛植毛」と「人工毛植毛」の2種類があります。自毛植毛は自分の髪の毛を移植する方法で、薄毛が進行していない後頭部の毛を採取し、薄毛部分に移植します。人工毛植毛は、合成繊維で作られた人工毛を薄毛部分に移植する方法です。

現在は自毛植毛が主流

植毛手術は2種類の方法がありますが、現在は自毛植毛が主流です。自毛植毛では、一度手術を行った部分の毛は、定着すると普通の髪と同じように生え変わり続けます。自分の毛を移植するため、拒絶反応を起こすリスクが低く、定着率が高いのが特徴です。

一方で人工毛植毛は、植毛した毛の寿命が1〜2年程度といわれており、身体に異物を移植するため拒絶反応が起こる可能性があります。
自毛植毛は人工毛植毛に比べてリスクが小さいため、現在多くのクリニックでは自毛植毛がメインで行われています

植毛を受ける女性が増えている

「植毛=男性が受けるもの」というイメージが強いですが、実は最近は植毛を受ける女性も増えています。

女性の脱毛症「FAGA(女性男性型脱毛症)」を取り扱う発毛クリニックは年々増加しており、女性の植毛を行うクリニックも同様に増えています。また、生え際やヘアラインの形を整えるために植毛を受ける女性も増加しているため、美容整形のような感覚で手術を受ける方もいるようです。

AGAに悩む男性の植毛手術が一般的になったように、今後は女性の植毛も一般的になっていくと予想されます。女性でも、不便なく植毛を受けられる環境になってきているといえるでしょう。

植毛における失敗とは?

植毛手術がメジャーになりつつある近年、手術件数の増加に伴って失敗してしまったケースも耳に入るようになってきました。植毛手術でよくある失敗例は以下の4つです。

・移植した毛が定着しない
・仕上がりが不自然
・傷跡が目立つ
・密度が足りない

それぞれの失敗例について詳しく説明します。

移植した毛が定着しない

植毛手術の失敗例としてよく挙げられるのが、移植した毛が定着しないというケースです。自毛植毛の場合は、薄毛部分に毛を移植すると、その後は生え変わりを繰り返し、元からあった毛と同じように定着します。

定着するかどうかは、受診者の体質や薄毛の進行等により個人差があります
自毛植毛の定着率は82.5%といわれていますが、医師の技術不足や移植方法の差異によって、定着せずに抜け落ちてしまう毛が増えることもあります。

仕上がりが不自然

移植した部分の仕上がりが不自然で、植毛手術を失敗したと感じる場合もあります。移植部分の毛が濃すぎるまたは薄すぎる場合や、まばらになってしまった場合に仕上がりが不自然だと感じることがあります。

毛を採取した後頭部や側頭部の毛が薄くなってしまい、かえって薄毛が目立つようになってしまったケースも少なくありません。

また、もともと薄毛だった人の毛が急に増えたために、周囲の人に「植毛手術を受けたのではないか」「治療をしたのではないか」と違和感を与えてしまうこともあるようです。

傷跡が目立つ

植毛手術の傷跡が目立ち、手術を失敗したと感じることもあります。自毛植毛には、主にメスを使って毛根を頭皮ごと切り取る「FUT法」、特殊なパンチを使ってメスを使わずに毛根を採取する「FUE法」といった種類があります。

FUT法では頭皮の一部分をメスで切り取るため、術後に傷跡が残りやすいのがデメリットです。

FUE法は別名「切らない植毛」とも呼ばれており大きな傷跡は残りにくいですが、広い範囲から毛根を採取するため、毛を採取した部分の髪が疎らになってしまう場合があります。

密度が足りない

移植部分の密度が足りないことで、植毛が失敗したと感じるケースもあります。採取した毛根を薄毛部分に移植したものの、想定したよりも密度が足りないため、髪がスカスカに見えて不自然な仕上がりに感じることがあります。

ショックロスは失敗ではない

「ショックロス」とは、植毛手術後に一気に毛が抜け落ちる現象のことです。ショックロスは、植毛手術から1〜2ヶ月経ち傷跡が落ち着いてきた頃、約5人に1人の割合で起こります。

移植した毛が一気に抜け落ちてしまうため、「失敗したのではないか」「植毛手術を受けた意味がない」と悲観してしまう方もいます。

しかし、ショックロスは失敗ではありません。ショックロスの詳しい原因は解明されていませんが、植毛手術後にはよくある現象です。定着していればまた生えてくるため、落ち着いて医師に相談しましょう。

植毛で失敗する原因

植毛の主な失敗例が分かりましたが、なぜ植毛手術で失敗が起きてしまうのでしょうか。植毛手術で失敗する原因には、主に以下の5つがあります。

・医師の技術不足
・植毛に関する知識不足
・医師とのイメージの相違
・海外の植毛ツアー
・一度に一気に植毛する

それぞれの原因について詳しく解説します。

医師の技術不足

植毛手術の失敗は、医師の技術不足が原因の場合もあります。毛根を植え込む方向が一定でなかったり移植の密度が足りなかったりすると、満足出来る仕上がりにならない可能性があります。

また、医師の技術不足が定着率の低さを引き起こすこともあります。定着率には毛根の選定スキルや移植スキルが大きく関わっているため、医師の技術が問われる重要なポイントです。

植毛に関する知識不足

植毛を受ける側の知識不足も、植毛手術で失敗する原因の一つです。自毛植毛にはFUT法とFUE法の2種類があることは前述の通りです。2つの方法にはそれぞれメリット・デメリットがありますので、特徴を理解した上で自身に合った選択をする必要があります。

知識を持たないまま手術を受けてしまうと、希望するデザインが実現できなかったり、思い描いていた仕上がりにならなかったりと失敗を招いてしまいます。

例えば、「なりたいイメージに対してどのような手法が向いているか分からず、理想のヘアスタイルは大量植毛でなければ実現が難しかったのに、大量植毛に不向きなFUE法を選択してしまっていた」といった失敗談も後を絶ちません。

医師とのイメージの相違

医師とのイメージの相違が原因で、植毛手術を失敗してしまう場合があります。「なりたいスタイル」「理想のデザイン」「避けたい失敗」などを医師と共有し、できるだけイメージを擦り合わせた上で手術に臨むのがおススです

医師とイメージが共有できていないまま手術を受けると、理想とは違うデザインに仕上がることがあるため注意が必要です。

海外の植毛ツアー

近年人気を博している海外の植毛ツアーで、植毛手術に失敗する人もいます。海外の植毛ツアーは日本よりも植毛を安く受けられることで人気ですが、中には手術に失敗して失意の帰国となる方もいます。

海外の植毛ツアーでは、手術前にしっかりとカウンセリングを受けられるとは限りません。
手術前に手短に話しただけで手術を開始したり、写真を見ただけで大まかに移植本数を決定したりと、杜撰な対応を行っているクリニックもあります。

その他にも、「言葉の壁があり希望を伝えられない」「医師でも看護師でもない人が手術を担当していた」「術後に問題が起きたのに対応してもらえない」など、トラブルが多発しています。

一度で一気に植毛する

一度で一気に植毛することで、失敗に繋がることがあります。一度で移植できる毛根の数には限りがあり、一度に沢山の毛根を移植するのはあまり推奨されていません。

特に、FUE法は広範囲からまばらに毛根を採取するため、大量植毛には不向きです。FUE法で沢山の毛根を採取してしまうと、採取部の密度が下がり、かえって薄毛であるような印象を与えてしまいます。

また、植毛は健康な毛根を移植することで毛を生やす施術です。FAGA等の脱毛症を根本から治療するものではありません。脱毛症の治療と並行して植毛をしても、一度に大量に植毛してしまうと、脱毛症が進行したときに、再植毛が困難な場合があります。

植毛で失敗しないためのポイント

植毛で失敗しないために、以下の5つのポイントに着目してみてください。

・クリニック選びは丁寧に
・医師とよく相談する
・植毛に関する知識をつける
・FAGA治療薬を併用する
・アフターフォローや保証をチェック

それぞれのポイントについて詳しく説明します。

クリニック選びは丁寧に

植毛を受ける際は、クリニック選びや医師選びが非常に重要です。植毛手術の経験が豊富な医師であれば、失敗のリスクは下がります。FUE法とFUT法の両方を執刀できる医師であれば、一人ひとりの頭部の状態を見極めて、適切な方法を提案してもらうことができます。

クリニックを選ぶ際は安さにつられて安易に選ぶのではなく、症例写真を見たりカウンセリングを受けたりして、信頼できるかどうかを判断するようにしましょう。

医師とよく相談する

植毛手術の前には、医師とよく相談した上で手術に踏み切りましょう。希望するデザインや理想の仕上がりがあれば、あらかじめ医師に伝えておくようにしてみてください。

実際の症例写真を参考にすれば、より具体的に要望を伝えられます。

植毛に関する知識をつける

植毛手術で失敗しないためには、植毛に関する知識をつけることが大切です。植毛手術を受けるにあたっては、植毛方法ごとの違い、メリット・デメリットを理解しておきましょう。

手術後に「こうしたリスクがあるなんて知らなかった」と後悔してからでは遅いため、リスクについても自分できちんと調べることをおすすめします。

FAGA治療薬を併用する

植毛手術で失敗を避けるためには、FAGA治療薬を併用すると良いでしょう。医師の方針によっても異なりますが、手術後は毛根を定着させるためにFAGA薬を服用するケースが多いようです。

植毛手術を受けたら終わりではなく、並行してFAGAの治療も行うことで、その後の髪の毛の定着率を高めます。

アフターフォローや保証をチェック

植毛手術で失敗しないためには、アフターフォローや保証をチェックしてください。手術後に用意されているアフターフォローや保証内容はクリニックごとに異なります。万が一トラブルが起きた場合に備えて、どのようなアフターフォローが用意されているかをチェックしておく必要があります。

クリニックによっては「定着率が基準に満たない場合は無料で追加手術ができる」「効果がなかったら条件に基づいて手術代を返金」といったアフターフォローが用意されていることもあります。失敗が不安な方はこのようなクリニックを選びましょう。

まずは専門クリニックに相談

薄毛や抜け毛、FAGAが気になる方は、まずは専門クリニックに相談してみましょう。「いきなり植毛手術を受けるのはハードルが高い」という方でも、内服治療であれば気軽に始められるかもしれません。

女性の薄毛を相談できる発毛クリニックを4つ紹介します。

なお、FAGAの治療のながれを以下に記載します。

FAGAの基本治療フロー

STEP1

カウンセリング

STEP2

問診票の記入

STEP3

医師による診察

STEP4

治療方針の決定

STEP5

治療スタート

STEP6

定期的な通院や
オンライン検診

※クリニックによりカウンセリング当日にすぐに治療を開始できる場合もございます。詳細につきましては各クリニックへお問い合わせください。

【治療の副作用・リスク】個人差や体質により、下記事項が発生する可能性もありますのでご注意ください。

治療名 副作用・リスク
パントガール 重篤な副作用は無し(ごく稀に頭痛、腹痛、下痢、めまい、動悸、胸やけなど)
ルグゼバイブ 重篤な副作用は無し(ごく稀にイライラ・動悸・不眠・神経過敏・胃腸障害・アレルギー症状など)
スピロノラクトン アレルギー反応(かゆみ・蕁麻疹等)、動悸・息切れ、多毛症、むくみ、発熱、頭痛、乳房痛・腫れ、倦怠感、食欲不振
フィナステリド アレルギー反応(かゆみ・蕁麻疹等)、赤ら顔、倦怠感、食欲不振
デュタステリド 乳房痛・腫れ、倦怠感、食欲不振
ミノキシジル(内服薬) 初期脱毛、動悸・息切れ、赤ら顔、多毛症、むくみ、立ちくらみ・めまい
ミノキシジル(外用薬) 初期脱毛、アレルギー反応(かゆみ・蕁麻疹等)、むくみ、立ちくらみ・めまい、発熱、頭痛
メソセラピー アレルギー反応(かゆみ・蕁麻疹等)、施術箇所の痛み・腫れ・赤み
エクソソーム アレルギー反応(かゆみ・蕁麻疹等)、施術箇所の痛み ※稀にアナフィラキシー反応があ
植毛
初期脱毛、アレルギー反応(かゆみ・蕁麻疹等)、施術箇所の腫れ・赤み ※自毛植毛の場合、傷口からの出血やショックロス、吐き気・嘔吐

 

AGAスキンクリニック レディース院

特徴とおすすめポイント

AGAスキンクリニック レディース院は、女性の薄毛治療を専門としており、全国に50院以上あります。土日祝日も22時まで開院しているため、遅い時間でも通いやすいクリニックです。

薄毛予防や育毛など目的に合わせた治療を行ってくれるのも特徴で、発毛治療の副作用へのフォローも受けられます。髪のマイクロスコープ診断や血液検査など、他社では費用がかかる初回検査は全て無料で受けることができます。

クリニック情報

【発毛実感最大30%OFFプラン】お得なモニター割!
※その他適用条件や適用期間は公式サイトよりご確認ください。

店舗名 AGAスキンクリニック銀座レディース院
診療時間 10:00~14:30/15:30~22:00(年中無休)
診療科目 FAGA
治療方法 内服/外用薬、自毛植毛、ヘアアートメイク
平均費用(税込) ・髪質改善・薄毛予防 5,200円/月
・抜け毛抑制 7,700円/月
・増毛治療 15,400円/月
・スピード増毛治療 48,400円/月
平均治療期間・治療回数
4~6ヶ月
予約方法 完全予約制
オンライン診療 対応可能
問い合わせ先 TEL:0120-820-417
アクセス 〒104-0061
東京都中央区銀座5-9-11 銀座ファゼンダビル3F
東京メトロ銀座駅A3出口、東銀座駅A1出口より各徒歩2分

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公式サイトで詳細を見る

出典:AGAスキンクリニック銀座レディース院

 

湘南美容クリニック

湘南美容クリニックは全国に展開しており、さらに薄毛治療の専門クリニックを全国に6箇所展開しています。
加齢や産後の抜け毛など原因となった背景や生活スタイルをヒアリングして、一人ひとりに合った治療を提案してくれます。

湘南美容クリニックの自毛植毛は、熟練医師がパンチで株を採取しスピーディーに植えていく「スマートFUE植毛」、髪の毛を剃らずに行える「ノンシェーブン植毛」、カウンセリングと診療をオンラインで事前に済ませ、来院施術のみ来院する「1day植毛」から選ぶことができます。
投薬治療・メソセラピー・手術など、症状やご希望に合わせた治療法を相談しながら決めることができます。

店舗名 湘南AGAクリニック 新宿本院
診療時間 10:00〜21:00(定休日:土日祝日も対応)
診療科目 AGA/FAGA
治療方法 内服/外用薬、自毛植毛、ヘアアートメイク
平均費用(税込) ・内服薬 1,800円~13,030円/月
・外用薬 2,980円~6,500円/月
※セット価格13,030円~16,980円/月
・発毛注射 14,800円~/回
・毛髪再生ダーマペン 14,800円~/回
・植毛 1グラフト 720円~
平均治療期間・治療回数
3~6ヶ月
予約方法 完全予約制
オンライン診療 対応可能
問い合わせ先 TEL:0120-548-911(10:00〜23:00 土日祝も対応)
アクセス 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目3-1 新宿アイランドウィング 7階
東京メトロ丸の内線西新宿駅直結

\その他のプランも掲載中!/
公式サイトで詳細を見る

出典:湘南AGAクリニック新宿本院

まとめ

本記事では、植毛手術の失敗について紹介しました。植毛手術で失敗するケースには、「仕上がりが不自然」「移植した毛が定着しない」「傷跡が目立つ」「密度が足りない」といったものがあります。

植毛手術で失敗を避けるためには、クリニック選びを丁寧に行ったり医師とよく相談したりする必要があります。さらに、ご自身が植毛についての理解を深めることも大変重要です

植毛手術の失敗が不安な方、植毛手術を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。