ヘアライン矯正とは？施術内容やメリット・デメリットを徹底解説

• ・当記事は記事作成時点での情報を基に掲載しております。最新情報は各機関公式サイトにてご確認ください。
• ・掲載のクリニックや施術については、編集部による独自調査にて推薦しており、効果・効能を保証するものではありません。
• ・掲載の施術や治療については、自由診療（保険診療適用外）となります。

ヘアライン矯正という施術を知っていますか？綺麗な生え際のラインを作るための施術として、おでこの綺麗さにこだわりたい方に注目されています。
この記事では、ヘアライン矯正のメリット、デメリットを中心に施術内容や注意点をお伝えしつつ、どんな方におすすめなのかも解説します。ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること！

ヘアライン矯正とは

ヘアライン矯正とは、おでこの生え際の形を整えることを目的とした施術のことです。
ヘアライン矯正をすることで、小顔効果や印象チェンジなどの良い変化を得られます。実は、ヘアラインが綺麗に整っていることで顔の印象はとても良くなります。
例えば、ヘアラインが薄毛で後退していたり、生まれつき不自然な歪みがあったりすると、顔が大きく見えたり髪型のバランスが悪くなってしまったりします。
ヘアラインを整えておでこを見せられるようになることで、色々な髪型を楽しんだり、人に好印象を与えたりすることができます。

ヘアライン矯正のメリット

ヘアライン矯正を受けることで、様々なメリットを得られます。
ここでは、ヘアライン矯正で得られる3つの大きなメリットについて解説します。

小顔効果を得られる

ヘアラインを整えることで、小顔に見える効果が見込めます。
おでこの生え際は、顔全体の印象に関わる重要な要素です。生え際が後退していると顔の肌色が占める面積が増えるため、顔が大きく見えてしまいます。しかし、ヘアラインを適切なバランスで矯正してあげることで顔全体が引き締まり、小顔に見えるようになる効果が見込めるのです。
ヘアラインの後退によって顔が大きく見えるのが気になる方などは、ヘアライン矯正を受けることで改善できる可能性があります。

髪型やスタイルが決まりやすくなる

ヘアラインを矯正することで、髪型やファッションスタイルも決まりやすくなります。顔や頭のバランスが整い、全体的な印象が引き締まるためです。
生え際が後退したりヘアラインが歪んだりしていると髪型を変えたりおしゃれな服を着ても、なんとなくしっくり来ないことがあります。
そこで、ヘアラインを矯正することで顔と全体のバランスが整い、髪型やファッションも決まりやすくなるのです。
歳をとってからファッションがいまいち決まらないという方は、ヘアラインもチェックしてみましょう。

メンタル面がケアされる

ヘアライン矯正によって、悩みが払拭されてメンタル面がケアされる効果も期待できます。
毎日鏡を見る中で、ヘアラインについて悩んでしまうと落ち込んでしまうことでしょう。ストレスが溜まったり、自信を持てなくなったりする方も少なくありません。
もう少し生え際が狭かったら、もう少しヘアラインが綺麗だったら、もっと自由に髪型を楽しめたらと考えてしまうと、気分は落ち込む一方です。
そこでヘアライン矯正を受けることで、綺麗なヘアラインを手に入れて悩みを払拭することができます。悩みが払拭されれば、メンタル面のケア効果も期待できます。

ヘアライン矯正には大きなデメリットがない

ヘアライン矯正を受けることについて、実は大きなデメリットはありません。
もちろん、施術内容によって小さなデメリットはありますが、例えば見た目が著しく悪化するなどのリスクはないのがヘアライン矯正の特徴です。
施術によって異なるメリットとデメリットについては、次の項目で詳しく解説していきますが、ヘアライン矯正をすること自体に大きなデメリットはないということを押さえておきましょう。

ヘアライン矯正の施術

ヘアライン矯正の施術には、「アートメイク」と「自毛植毛」の2種類があります
どちらにもメリットとデメリットがあるので、それぞれ知った上で選ぶようにしましょう。

アートメイク

ヘアライン矯正をする方法の1つ目は、アートメイクという施術です。
アートメイクとは、皮膚に色素を注入して肌の色を変色させ、見た目の変化を図る施術のことを言います。アイラインやアイブロウなどをアートメイクで入れることで、普段のメイクの時短やすっぴんの改善などのメリットを得られます。
アートメイクによるヘアライン矯正は眉毛のアートメイクなどと似たもので、生え際を描き足すことでおでこの幅を調整したり、生え際の歪みを修正したりすることができるのです。
アートメイクのメリットは、手軽であることやリーズナブルな価格であることなどが挙げられます。また、早く効果が現れやすいのも大きなメリットと言えるでしょう。
一方で、デメリットは皮膚の新陳代謝によって徐々に色素が抜けてしまうことです。定期的に色素を足して更新しなければ、アートメイクは少しずつ薄くなっていってしまい、最終的には元通りに消えてしまいます。
また、アートメイクはあくまで皮膚に色素を注入しているだけなので近くでよく見ると毛ではないことがわかってしまうこともデメリットです。
生え際をほんの少し修正したいというケースでは、手軽にできるアートメイクがおすすめですが、大幅な調整をしたい場合はアートメイクはあまりおすすめできません。

自毛植毛

ヘアライン矯正をする方法の2つ目は、自毛植毛です。
自毛植毛とは、後頭部や側頭部などに生えている毛を、毛を生やしたい部位に移植する外科手術です。一般的に薄毛の改善として使われる施術として知られていますが、ヘアライン矯正にも応用できます。
移植した毛髪は短期間で定着し、他の毛と同じように生えたり抜けたりを繰り返すようになります。つまり、毛が生えていなかったところに毛を移植することで、自然に毛が生え続ける環境を作ることができるのです。
自毛植毛は外科手術ではあるものの、トラブルが発生しない限りは定期的な通院も必要ないことが大きなメリットです。
ヘアライン矯正に関しては薄毛と違って内服薬や外用薬で毛を増やすことができません。
アートメイクと比べると麻酔のリスクや価格が高いことなどがデメリットとして挙げられますが、長期的にヘアラインを理想の形で維持できることを考えるとメリットの方が大きいと感じる方の方が多いでしょう。

ヘアラインのアートメイクができるクリニック3選

ここからは、生え際の全体や一部分に色素を注入することで毛量を多く見せることができるアートメイクの施術を行っているクリ二ックを紹介します。
アートメイクの基本的な施術フローは以下の通りです。

アートメイクの施術フロー

※アートメイクは医療行為となります。
※アフターカウンセリングではアフターケアの方法などを説明します。クリニックによって施術前に説明する場合がございます。
※施術後は部位により腫れや赤みが出る場合がございますので、アフターケアや注意事項を守っていただくようにお願いします。

アートメイク施術の副作用・リスクについて

【施術の副作用・リスク】個人差もありますが、下記事項が発生する可能性もありますのでご注意ください。
痒み、腫れ、痺れ、つっぱり感、内出血、硬結、アレルギー反応、感染症、蕁麻疹、むくみ、倦怠感、発熱、 頭痛、胸痛、筋肉痛、冷や汗、皮剥け
※効果・効能・副作用の現れ方には個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。
※アイラインアートメイクは、ドライアイ、滲みなどを生じることもあります。
※アートメイク除去は、赤み、炎症後色素沈着、水疱、色素脱毛、脱毛などを生じることもあります。また、色素によっては一時的に濃くなる可能性がございます。

アートメイクは公的医療保険が適用されない『自由診療』です。

健康保険などの公的医療保険は、病気や怪我の治療に適用されます。アートメイクは、美容目的の施術であるため、治療費は全額自己負担となります。
参考：国税庁「医療費を支払ったとき」より

アートメイクギャラリー

アートメイクギャラリーにはアートメイクに特化した看護師（アーティスト）が在籍しています。
また、アートメイク看護師と専任のチームドクターにより施術から仕上がりまでを全面的にバックアップし
使用する薬剤から術前術後のカウンセリング、フォローで安全性をご提供します。

特徴とおすすめポイント

アートメイクギャラリーのアートメイクはマシン彫りとパウダー技術で毛並みに立体感をだします。美容目的だけでなく、お悩みやコンプレックスを解決するよう施術者に相談しながらデザインを決めることができます。
また、生きているような毛並みを再現する施術のため、従来の毛並みよりも少し浅い位置へアプローチする為お肌へのダメージが少ないのも特徴です。

クリニック情報

クリニック名	アートメイクギャラリー銀座院
診療時間	10:00〜19:00 休診日 木、年末年始、不定休
診療科目	アートメイク
施術箇所（アートメイク）	眉、リップ、アイライン、ヘアライン、ニップル
平均施術回数	2回
料金（税込）	眉 ・2回 140,000円　 ・1回 75,000円 アイライン上 ・2回 100,000円 ・1回 55,000円 リップ ・2回 140,000円　 ・1回 75,000円 ヘアライン（サイド+正面） ・2回 140,000円　 ・1回 55,000円 指名料 ・5,000円～35,000円
予約方法	電話、WEB
問い合わせ先	TEL：050-5371-9444
アクセス	〒104-0061　 東京都中央区銀座3丁目7-2 OAK銀座 4階 ・銀座駅 徒歩3分 ・銀座一丁目駅 徒歩5分
公式サイトで詳細を見る

出典：アートメイクギャラリー銀座院

クレアージュ メディカルアートメイク

クレアージュのメディカルアートメイクは、自然にこだわった仕上がりを目指しています。施術実績が10,000件以上と豊富なのも、選びやすい理由のひとつです。
また、デザインの再現性を高める技術を追求しており、一人ひとりに合った適切なデザインや、今だけでなく先のことも見据えたデザインの提案を行っている点も信頼できるポイントです。
クレアージュのアートメイクメニューは3回で1セットという設定なので、2回で完了するクリニックが多い中、3回に分けて段階的に施術をすることで、より自然な仕上がりを目指していきます。

特徴とおすすめポイント

3回で1セットのメニュー設定となっているため、色の定着率が高くなり、長持ちしやすいのも特徴です。3回に分けることで確認・修正をしつつ理想的な形・色味に仕上げていくことが出来ます。

クリニック情報

クリニック名	クレアージュ 東京
診療時間	火 10:00～14:00、15:00 ～ 18:00 水 10:00～14:00 木 10:00～14:00、15:00～19:00 金 10:00～14:00、15:00～19:00 土   9:00～14:00、15:00～18:00 休診日 月日
診療科目	アートメイク、FAGA、美容皮膚科
施術箇所（アートメイク）	眉、アイライン、リップ、ほくろ、へアライン、傷跡
平均施術回数	3回
料金（税込）	眉 ・パウダーグラデーション／ 　マイクロブレーディング 　3回 132,000円 ・コンビネーション 　3回 165,000円 アイライン ・3回 99,000円 リップ ・3回 198,000円 ヘアライン ・3回 33,000円～220,000円 全て初回料金 初診料 3,300円
予約方法	電話、WEB、LINE
問い合わせ先	TEL：03-5224-6661
アクセス	〒100-0006 東京都千代田区有楽町1−7−1 有楽町電気ビル北館17F ・有楽町駅 徒歩1分​
公式サイトで詳細を見る

出典：クレアージュ 東京

メディカルブロー

メディカルブローのヘアラインアートメイクは、薄毛や不揃いな生え際に悩む方、または顔立ちをより美しく際立たせたい方に人気があります。
一本一本の毛を手彫りで描きますので、まるで本物の毛が生えているかのような立体感と自然な仕上がりで顔の輪郭を美しく見せてくれます。
全国に9院展開するメディカルブローは、年間症例数60,000例の実績があります。医療提携サロンとして衛生管理が徹底されており、初心者の方にも向いています。

公式サイトへ

特徴とおすすめポイント

施術は個々の骨格や顔立ち、髪の色に合わせてデザインされるため、完全オーダーメイドです。カウンセリングから施術後のアフターケアまで丁寧に対応します。施術者ランクが細かく分かれており、施術料・指名料が異なります。
またモニター割、学割、バースデー割、ペア割、シニア割など、割引制度が充実していますので、お得に施術を受けたい方におすすめです。

クリニック情報

クリニック名	メディカルブロー表参道院 （表参道メディカルクリニック）
診療時間	10:00～19:00 休診日 水
診療科目	アートメイク、美容皮膚科、美容外科
施術箇所（アートメイク）	眉、アイライン、リップ、ヘアライン（生え際）、ほくろ
平均施術回数	2回
料金（税込）	眉　2回セット ・グランドマスターコース 150,000円 ・マスターコース 110,000円 ・アーティストコース 90,000円 アイライン上　2回セット ・グランドマスターコース 80,000円 ・マスターコース 70,000円 ・アーティストコース 60,000円 リップ　2回セット ・グランドマスターコース 120,000円 ・マスターコース 100,000円 ヘアライン（生え際） ・全頭 2回コース　176,000円 ・M字 2回コース　132,000円 指名料 ・グローバルアーティスト　10,000円 ・グローバルマスター　15,000円 ・グローバルグランドマスター　20,000円
予約方法	電話・WEB
問い合わせ先	0570-078-889
アクセス	〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-2-19 表参道山田ビル1F/2F ・表参道駅 徒歩3分
公式サイトで詳細を見る

出典：メディカルブロー表参道院

ヘアライン矯正は自毛植毛がおすすめ！

ヘアライン矯正には2種類の方法がありますが、おすすめは自毛植毛です。
理由は大きく3つあります。

仕上がりが自然

自毛植毛は自分の毛を移植することでヘアラインを矯正するという方法であるため、仕上がりが自然です。
アートメイクの場合、遠目に見れば違和感はないものの近くで見ると違和感を感じさせてしまうのがデメリットです。自毛植毛なら、ヘアラインに自然に毛を生やすことができるため、近くで見ても違和感はありません。
髪質や髪色も自分のものであるため、何もせずとも馴染んでくれることも大きなメリットです。

メンテナンスが基本不要

自毛植毛の場合、一度施術を終えれば長期的に髪が生え変わり続けるようになります。
移植した毛髪がその場で定着した後、他の髪と同じように生えたり抜けたりを繰り返すようになるため定期的にメンテナンスを受けたり通院や治療の必要がありません。
また、アートメイクは時間経過とともに薄れていってしまいますが自毛植毛は基本的に時間が経過しても生え続けるのも特徴です。
一度の施術料金が安いアートメイクですが、繰り返し施術を重ねることによるトータルコストはどんどん高くなります。一方で、自毛植毛なら一度施術を受ければその後通院やメンテナンスが不要になります。
生え際が自然に生え揃うまでには少し時間がかかりますが、定期的に通院したり施術を重ねたりする必要はなく、トータルコストが膨らみ続けるということもありません。

根本的な悩みを打開できる

ヘアラインのコンプレックスの主要な原因は、「そこに髪が生えていないこと」です。毛が生えてくれれば根本的な解決となるわけですが、その点でアートメイクは根本的な解決にはなりません。
アートメイクはあくまで見た目を少し修正できるものであり、毛を生やす施術ではないのです。そのため、ヘアラインの悩みを本質的に打開したいという場合は自毛植毛をした方が良いでしょう。
ただし、アートメイクはごく小範囲に対しては効果が早く現れやすく良い施術であると言えます。広範囲で修正したい、または本質的に悩みを打開したい場合には、自毛植毛がおすすめであるということを押さえておきましょう。

ヘアライン矯正をするときに押さえておきたいこと

ヘアライン矯正をするときに押さえておきたいポイントを3つ解説します。
なんとなく適当にヘアライン矯正を受けるのではなく、事前に注意点を押さえてから施術を受けましょう。

クリニック選びは慎重に

生え際は顔の中でも目立つ部位であると言えます。そのため、失敗してしまうと隠しながら生活することにもなりかねません。
特に自毛植毛でのヘアライン矯正を考えている場合、慎重なクリニック選びが重要です。外科手術である自毛植毛は施術した部分に出血や痛みが伴うことがあります。担当医の技量や術後ケアについて事前に調べておくことで、適切な施術を受けることができるでしょう。
また、失敗などがあればヘアラインに傷跡が残り、コンプレックス払拭どころか悪化の可能性まであります。
クリニックを慎重に選ぶことで、術後の不安を減らすことができます。

悩みに対して治療法が適切であるか

生え際の薄毛や歪みの症状は、人によって現れ方が異なります。
ホルモンの質や血行不良、皮脂の過剰分泌やストレスなどが薄毛の主な原因です。女性に限って言えば、加齢、妊娠、出産によるホルモンバランスの乱れが原因となることもあります。
ヘアラインの薄毛に対して適切な治療法・対処法であるかをきちんと調査した上でクリニックや施術を選ぶことが大切です。じっくり検討した上で施術を選べば、その後のトラブルなどの回避にも繋がるでしょう。

必要なコストを事前に確認する

ヘアライン矯正に限った話ではないですが、必要コストと得られる効果が釣り合っているのかを事前に確認することも大切なポイントです。
アートメイクの場合、一度の施術がリーズナブルであるため手軽に受けることができます。効果が早く現れやすいため、小範囲の修正なら適切であると言えるでしょう。ただし、薄くなるたびに何度も施術を繰り返す必要があるため、ランニングコストがかかることも踏まえておかなければなりません。
自毛植毛の場合、一度の施術に対する費用は大きくなってしまうものの術後のランニングコストはかかりません。定期的なメンテナンスや通院が必要ないためです。ただし、麻酔のリスクや痛みがあることを覚えておかなければなりません。かかるコストと施術で得られる効果をきちんと把握し、よく検討して決めましょう。

女性の薄毛パターンとヘアライン矯正

最後に、どんな薄毛のパターンにヘアライン矯正がおすすめなのか、脱毛症や状態ごとに分けてお伝えします。

脂漏性脱毛症

脂漏性脱毛症は、薄毛、フケ、頭皮湿疹が起こる脱毛症です。頭皮の皮脂が過剰分泌することで起きる炎症と脱毛で、男女問わず発症することがあります。
脂漏性脱毛症の場合、ヘアライン矯正の前に治療をおこない、頭皮環境を健康な状態へ戻すことが優先されますが、その後、生え際の薄毛が改善されない場合はヘアライン矯正をおこなうと良いでしょう。
小範囲の脱毛ならアートメイクでの修正、広範囲なら自毛植毛で修正するのがおすすめです。

牽引性脱毛症

牽引性脱毛症は、ポニーテールなど髪を引っ張るヘアスタイルや同じ分け目を長期間続けることで起こる薄毛です。
特に、ポニーテールなどによって生え際が後ろに引っ張られて起こる場合、額全体が薄くなるため自毛植毛による広範囲のヘアライン矯正がおすすめです。

びまん性脱毛症

びまん性脱毛症は、女性の薄毛でも特に多い脱毛症です。
男性のように、額や頭頂部などの一部分が薄毛になるのではなく、頭頂部を中心に髪全体が薄くなるのが特徴です。
びまん性脱毛症によって生え際が薄くなってしまった場合、自毛植毛によるヘアライン矯正がおすすめです。びまん性脱毛症は広範囲にわたって髪が薄くなってしまうため、アートメイクでは不自然さが残る可能性があるためです。

傷跡がある

生え際に傷跡があり、その周辺が脱毛している場合はヘアライン矯正で修正が期待できます。
大きな傷であれば自毛植毛、小さな傷であればアートメイクでの修正が良いでしょう。傷の状態によって適切な処置が異なるため、医師としっかり相談した上で決めてください。

FAGA（女性男性型脱毛症）

FAGA（女性男性型脱毛症）は、進行性の脱毛症です。
生え際の薄毛が気になる場合、自毛植毛によるヘアライン矯正がおすすめです。進行性であるFAGAの場合、アートメイクでその場を凌いでも更に広範囲に脱毛が進行します。自毛植毛であれば、FAGAが発症していない部分を移植することで進行を妨げる効果も期待できます。
医師と相談の上、治療方針や対処法を決めましょう。

円形脱毛症

円形脱毛症は、免疫異常によって起こると考えられている局所的な脱毛症です。多くの場合頭部に10円ハゲと呼ばれるような脱毛が起こりますが、まれに全身に及ぶ広範囲の脱毛が起こることもあります。
円形脱毛症は基本的に治療によって毛を回復できる病気であるため、まずは医師のもとできちんと診察、治療を受けましょう。
治療後も脱毛部分の毛が再生しない場合は、改めてヘアライン矯正を考えてみてください。

まとめ

ヘアライン矯正をすることで、顔の印象を良くしたり小顔効果を得られたり、自分に自信を持てたりするといったメリットが得られます。
気楽にヘアライン矯正してみたい方や小範囲の修正を希望する場合はアートメイク、本質的な悩みの打開や広範囲の修正を希望する場合は自毛植毛がおすすめです。
ヘアライン矯正をする場合、事前にクリニックを慎重に選びましょう。また、費用対効果や治療法が適切であるかなどもしっかり考える必要があります。女性の薄毛には様々なケースがあるため、まずはクリニックで薄毛や生え際の悩みについて相談し、治療するべきかヘアライン矯正をするべきかを決めましょう。興味がある方は、一度クリニックで話を聞いてみてはいかがでしょうか。