「髪がベタつく時の応急処置を知りたい!」「髪のベタつきにおすすめのシャンプーは?」髪のベタつきに苦しむ女性にとって、こうした悩みを抱える人は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、髪がベタつく原因や、時間がない時にできる対策、髪のベタつき解消におすすめのシャンプーなどを詳しく解説します。
この記事でわかること!
髪がベタつくとどうなる?
髪がベタつくと、美容や頭皮の健康にさまざまな悪影響を及ぼします。
まず見た目にも清潔感が欠け髪が重く見えるため、第一印象に悪影響を及ぼす可能性があります。
ベタついた髪は触り心地が悪くなり、不快感を感じるばかりかスタイリングがしづらくなり、ベタつきが進行するとスタイリング剤なしでも毛束ができてしまいます。
さらに、髪に残った皮脂が酸化することでかゆみやフケが発生する懸念もあります。
髪がベタつく原因5つ
まずは髪がベタつく原因を探りましょう。人によって髪がベタつく原因はさまざまですが、以下に挙げる5項目は特に多く見られる原因です。自分に当てはまるものがないかチェックしてください。
髪や頭皮に合っていないシャンプー
髪がベタつく原因として、髪や頭皮に合っていないシャンプーの使用が考えられます。洗浄力が強すぎるシャンプーは、必要な皮脂までも洗い流してしまうため、頭皮を乾燥から守ろうと皮脂が過剰に分泌されてしまうのです。
逆に洗浄力が弱すぎるシャンプーを使うと、皮脂が十分に落とせず髪のベタつきを引き起こします。
適切なシャンプーを選ぶためには、自分の髪質や頭皮の状態をよく理解し、それに合った製品を探しましょう。また、シャンプーの使用頻度や洗い方にも注意を払い、頭皮に適度な潤いをキープすることが必要です。
記事の後半ではおすすめのシャンプーを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
整髪料やシャンプーの洗い残し
髪のベタつきに悩む人の中には、洗髪時のすすぎが不十分な人が多く見られます。整髪料やスタイリング剤は油分を多く含んでいるため、念入りに洗い流さないと髪に残り、ベタつきの原因となります。
また不十分なすすぎはベタつき以外にも、頭皮の毛穴をつまらせたり角栓がたくさん発生したりと、悪影響ばかりです。シャンプーの際には洗う倍の時間をかけてしっかりすすぎ、髪のすみずみまで水を通すように心がけましょう。
栄養バランスの悪い食事
栄養バランスの悪い食事も、髪のベタつきを引き起こす原因です。特に、脂質や糖質の多い食事ばかりを続けると、体内での皮脂の分泌が過剰になり、結果的に頭皮もオイリーな状態になります。
さらにビタミンやミネラルが不足すると、頭皮の健康が損なわれ、頭皮だけでなく顔の皮脂の分泌までも乱れてしまうので要注意です。
食事に問題があると感じる人は、野菜や果物、タンパク質をしっかり摂取し、脂質の摂りすぎを避けて、体内の栄養バランスを整えてください。
また、ダイエットによる過度な食事制限も禁物です。
生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れも、髪がベタつく原因として見落とせません。睡眠不足やストレスが蓄積すると自律神経が乱れ、皮脂の過剰分泌を促し髪がベタつく原因となるのです。
それどころか、肌荒れや顔のくすみ、目のクマなど、生活習慣の乱れが美容に及ぼす悪影響は挙げればキリがありません。
そのため、十分な睡眠時間の確保や規則正しい生活リズムは、健やかな髪の育成や健康な身体づくりに欠かせない要素です。また、適度な運動や趣味の時間を設けて日々のストレス管理の強化にも取り組みましょう。
ベタつく髪におすすめのシャンプー3選
ベタついた髪を解消するには、シャンプーの見直しが欠かせません。
今回は、数あるシャンプーの中から髪のベタつき解消におすすめの商品を3つ厳選しました。
haru kurokami スカルプシャンプー
haru kurokamiスカルプシャンプーは、100%天然由来のアミノ酸系ノンシリコンシャンプーです。
頭皮ケア、美髪ケア、ハリ・コシケアを1本で実現し、リンスやコンディショナーが不要です。
4種のヤシ由来洗浄成分が汚れをしっかり落とし、33種類の美容成分が髪と頭皮を同時にケアします。
また、無添加で敏感肌の方も使用可能です。
商品名 | haru kurokami スカルプシャンプー |
メーカー | 株式会社nijito |
容量 | 400ml |
定価(税込) | 4,070円 |
定期購入価格(税込) | 3,256円/1本 ※お届け周期および定期購入コース詳細につきましては、公式サイトをご確認ください。 |
公式サイトはこちら |
出典:株式会社nijito
ココイルプレミアムシャンプー
ワックスやスプレーなど、スタイリング剤を多く使う人におすすめなのがココイルプレミアムシャンプーです。
ジオレイン酸PEG120メチルグリコースが、落としにくいスタイリング剤をスッキリと洗い流してくれます。
洗浄力はしっかりとありながら、肌や髪に優しいのも嬉しい点です。
商品名 | ココイルプレミアムシャンプー |
メーカー | 株式会社ココイル |
容量 | 500ml |
定価(税込) | 3,073円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社ココイル
ベルタ スカルプシャンプー
ベルタスカルプシャンプーは、髪のベタつきに悩む人にはもちろん、ヘアケアに時間がかけられない人にもおすすめのシャンプーです。
トリートメント、ヘアパック、頭皮ケアがこれ一本でできるオールインワンタイプで、オーガニック成分も配慮されています。
髪と頭皮に潤いを与えてくれるので、乾燥により皮脂が過剰に分泌されて髪がベタつく人にぴったりです。
商品名 | ベルタ スカルプシャンプー |
メーカー | 株式会社ベルタ |
容量 | 300ml |
定価(税込) | 6,578円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社ベルタ
髪のベタつきを抑える応急処置
急なお出かけや時間がないときなど、シャンプーをする暇がないときにはどうやって髪のベタつきを解消すればよいのでしょうか。
ここでは時間がない時の応急処置として、以下の3つの方法を解説します。
ドライシャンプーを活用する
ドライシャンプーは、シャンプーをする時間がないときや、外出先で髪のベタつきをすばやく解消したいときに役立ちます。
使い方は簡単で、シートタイプであれば髪を拭くだけ、スプレータイプであれば髪に吹きかけて乾かすだけで、余分な油分を吸収し、髪をさっぱりとした状態にしてくれます。
特に、脂性肌の方や頭皮の油分が気になる方にとっては、欠かせないアイテムと言えるでしょう。
また、商品によっては髪にボリュームを与える効果もあり、スタイリングがしやすくなる点もメリットです。
フェイスパウダーで皮脂を抑える
ファンデーションのノリを良くするために使われるフェイスパウダーですが、じつは髪のベタつきを取る際にも便利なアイテムです。
フェイスパウダーは皮脂を吸着する効果があるため、髪の根元に適量を塗布することで余分な油分を取り除き、ベタつきを低減できます。
使用方法もシンプルで、髪の根元にパウダーを軽く振りかけ、優しくなじませるだけです。もちろん洗い流す必要もないので、お出かけ先でも手軽に実践できます。
ティッシュオフで油分を取り除く
最後に紹介する応急処置は、ティッシュオフで油分を取り除く方法です。あぶらとり紙やウェットティッシュ、シートタイプのドライシャンプーなどを使用して、優しく髪の根元を拭き取ります。
ドラッグストアで手軽に購入できる商品で、外出先でも購入しやすいです。
ただし、頻繁なティッシュオフや乱暴な拭き取りは髪に負担がかかる場合があるので注意しましょう。
髪のベタつきを抑える応急処置におすすめアイテム3選
ここからは、外出先などで応急処置として使えるドライシャンプー・パウダーを紹介します。
【ドライシャンプー】Diane Perfect Beauty ドライシャンプー(無香料)
Diane Perfect Beauty ドライシャンプーは、便利なスプレータイプのシャンプーで、髪がベタつく前にさっと使うことができます。
汗をかいた後や外出先での身だしなみとして、また気分転換にもおすすめです。使用後は地肌がひんやりと感じ、すっきりとした感じに仕上がります。
さらに、無香料タイプのほかに、フレッシュシトラスペア・グレープフルーツ&ペパーミント・フレッシュマンゴー&ムスクの3種類の香りから選べるため、シーンや気分に合わせて使い分けられます。
商品名 | ドライシャンプー 無香料 |
メーカー | 株式会社ネイチャーラボ |
容量 | 95g |
定価(税込) | 1,320円 |
公式サイトはこちら |
出典:株式会社ネイチャーラボ
【ドライシャンプー】メリット ドライシャンプーシート
メリット ドライシャンプーシートは、シートタイプのドライシャンプーです。
水で洗い流す必要がないので、時間がないときや出先でも素早く髪のケアができるため、応急処置にもおすすめです。
「すっきり爽快タイプ」と「さらっと髪まとまるタイプ」の2種類がありますので、お好きな仕上がりで選べます。
また同じシリーズでスプレータイプのドライシャンプーもあります。
商品名 | ドライシャンプーシート |
メーカー | 花王株式会社 |
容量 | 12枚 |
定価(税込) | 440円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:花王株式会社
【パウダー】plus eau(プリュスオー)マエガミリセットパウダー
プリュスオー マエガミリセットパウダーは、皮脂吸着・テカリ防止成分を配合した前髪専用お直しパウダーです。
前髪の裏表や生え際、おでこに塗布するだけで、サラサラな髪に仕上がってくれます。
ベタつきケアができるだけでなく、ミラー付きのコンパクトサイズで、持ち運びにも便利です。外出先でも手軽に前髪を整えられます。
商品名 | マエガミリセットパウダー |
メーカー | 株式会社多田 |
容量 | ホームページ記載なし |
定価(税込) | 1,540円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社多田
髪のベタつきを予防する方法
最後に、髪のベタつきを予防する方法を紹介します。先ほど応急処置を解説しましたが、一番良いのは日々の習慣のなかで髪をいたわることです。
以下の4項目は髪のベタつきを予防するうえで基本的な方法なので、ぜひ日常生活に取り入れてください。
頭皮や髪に優しい方法でシャンプーをする
髪や頭皮を清潔にするはずのシャンプーですが、誤った方法を毎日続けるとむしろ髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。
特に、強い力で擦ったり熱いお湯でのシャンプーは厳禁です。頭皮や髪に優しい方法でシャンプーをして、頭をいたわりましょう。
1.ブラッシングをして、髪の表面に付着した皮脂や汚れを取り除く
2.たっぷりのお湯で、髪と頭皮の汚れを落とす
3.シャンプーを手に取り、十分に泡立ててから髪に移す(髪に直接シャンプーを垂らして泡立てるのはNG)
4.指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗う(爪を立ててはダメ)
5.こめかみやもみあげなど、髪の生え際から頭の上に向かって洗い、頭頂部、後頭部の順に洗う
6.ぬめりがなくなるまで、シャワーで入念にすすぐ
7.タオルとドライヤーで、しっかり髪を乾かす
栄養バランスのとれた食事を意識する
髪のベタつきを予防するには、栄養バランスのとれた食事も重要です。特に、脂質の多い食事は頭部や顔の皮脂が過剰に分泌されてしまうので、脂っこいメニューは避けましょう。
代わりに野菜や果物を多く摂るように心がけ、ビタミンやミネラルを積極的に摂取してください。
特にナッツ類や全粒穀物に多く含まれるビタミンB群は、皮脂の分泌をコントロールし、健康な頭皮を保つために効果的です。
十分な睡眠時間を確保する
十分な睡眠時間も、健やかな頭皮環境と髪を育てるために欠かせません。成長ホルモンの分泌が活発になる夜間は、頭皮の健康を維持するために不可欠な時間です。
最低でも6時間以上の睡眠をとることで、皮脂の分泌が正常に保たれ髪のベタつきが抑えられるでしょう。
また質の良い睡眠を確保することでストレスの軽減にも繋がり、自律神経のバランスが整うので身体全体の健康にも効果的です。このように、髪のベタつきを防ぎ美しい髪を維持するためには、日常生活の中で睡眠の質と量に注意を払ってください。
適度な運動を取り入れる
髪のベタつき予防には、適度な運動を日常に取り入れるのも効果的です。運動はストレスを軽減し、自律神経のバランスを整える働きがあります。自律神経のバランスが整うことで、皮脂の過剰分泌が抑えられ、髪のベタつきを防げるのです。
また、運動によって血行が促進されれば頭皮への栄養運搬もスムーズになり、白髪や抜け毛の予防効果も見込めます。特に有酸素運動は心身のリラクゼーションに効果的で、ダンベルやベンチなど特別な器具を必要としない点でもおすすめです。
まとめ
今回の記事では髪のベタつきに悩んでいる女性に向け、髪がベタつく原因や対処法、とっさの応急処置などを解説しました。
髪のベタつきはさまざまな原因によって引き起こされますが、主に皮脂の過剰分泌や不十分な洗髪が挙げられます。
余分な皮脂を残さないためにも、自分にあったシャンプーを正しく使い、頭皮を清潔に保ちましょう。また、バランスの取れた食事や運動習慣も取り入れて、内側から髪にアプローチするのも大切です。