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【医師監修】前髪が薄い人必見!男女別の原因や対策、おすすめの髪型

人には言えない・・・女性のためのお悩みコラム【FAGA・薄毛・抜け毛】

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前髪が薄い場合、原因が日常生活の中に隠れていることもあります。「前髪の薄さが目立ってきた」という人は、生活習慣に原因があるかもしれません。この記事では、前髪が薄くなる原因とその対策についてまとめています。また、前髪の薄さをカバーできるおすすめの髪型についてもあわせて紹介していきます。

この記事の監修者

美容皮膚科 Bella Beauty CLINIC 大阪心斎橋院
院長 石川佳奈

URL:https://www.bella-beauty.jp/

■診療科:美容皮膚科、美容外科

■資格・所属学会
・日本美容外科学会
・日本美容皮膚科学会
・日本化粧品学会
・アラガンボトックスビスタ認定医
・アラガンジュビダームビスタ認定医

■メディア出演実績
カスタムライフ、週刊女性、MRB、anan、ボーチェ

健康保険などの公的医療保険は、病気や怪我の治療に適用されます。薄毛治療は、美容目的の診療とみなされるため、治療費は全額自己負担となります。
参考:国税庁「医療費を支払ったとき」より

この記事でわかること!

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前髪が薄い原因は男性と女性で違う?

前髪が薄くなる原因は、ひとつではありません。様々な原因があるため、薄毛の理由に思い当たるものはないか考えてみてください。また、前髪の薄さが目立つ原因には男女共通のものだけではなく、男性または女性ならではの原因もあります。

男性女性共通の原因

前髪が薄くなる男女共通の原因には、以下のようなものが考えられます。

・頭皮環境の悪化
・偏った食事
・運動不足
・睡眠不足
・ストレス

皮脂などの汚れが頭皮に残り、不衛生な状態が続くと頭皮環境は悪化していきます。頭皮の汚れによって毛穴が詰まったり雑菌が繁殖すると、炎症の原因になるため注意が必要です。頭皮に炎症が起こると、毛髪の健康的な成長に影響が出ることも考えられます。女性は男性に比べて皮脂の分泌量が少ないですが、頭皮やおでこの周辺は他の部位よりも皮脂の分泌量が多くなりやすい傾向があります。

また、毛髪の成長には十分な栄養素を摂ることも重要です。髪の毛はタンパク質からできており、髪の毛の成長には、アミノ酸・亜鉛・ビタミンB群などが大きく関係しています。さまざまな栄養をバランス良く摂取することも意識しましょう。
そして、栄養素の摂取とともに日常的な運動を意識すると良いでしょう。運動不足が続くと筋力が低下し、血液の流れが悪くなります。血行不良になると摂取した栄養が毛髪まで十分に行き渡らなくなり、薄毛の原因になると言われています。運動の習慣が無い方は、隙間時間などに、ウォーキングなどの適度な運動を続けてみてください。

睡眠不足やストレスも前髪の薄さの原因になります。成長ホルモンは成人以降も体のメンテナンスに必要ですが、寝不足・夜更かしは正常なホルモン分泌を妨げると言われています。成長ホルモンは、タンパク質の生成にも関係しており、健康的な毛髪の育成には欠かせません。さらに、十分な睡眠時間を確保することはストレスの減少も期待できます。ストレスは自律神経のバランスを崩し、血流悪化の原因になるため注意が必要です。

女性ならではの原因

ホルモンバランスが変化したことの影響により、前髪が薄くなることがあります。例えば、ストレスや生活習慣などもホルモンバランスの乱れる原因となります。特に、女性の場合は年齢(加齢)や出産などによって、ホルモンバランスが大きく変化することがあります。

さらに、加齢に伴って髪の毛は徐々に細くなる傾向があるため、本数に大きな差はなくても、前髪が以前より薄く見えてしまうことがあります。年齢を重ねるにつれて髪の毛が細くなりやすい理由は、髪に栄養を届ける毛細血管の老化が原因です。毛細血管の老化によって髪にまで十分な栄養が行き渡らず、毛髪の太さに変化が生じます。

老化だけでなく、10代・20代・30代でも栄養不足によって髪が細くなることがあります。過度なダイエットは体に必要な栄養が不足する原因になるため、食事制限を行うときは注意しましょう。
また、出産後に起こる一時的な脱毛は「分娩後脱毛症」や「産後脱毛症」と呼ばれます。これらの脱毛症は、出産のために増加していた女性ホルモンの減少が原因です。基本的に一時的なものであり女性ホルモンの量がもとに戻るにつれ、症状も落ち着いていきます。

その他には、普段のヘアスタイルによって前髪が薄くなるケースもあります。オールバックやポニーテールなどで髪を後ろで束ねている場合、後ろ側に髪の毛が強く引っ張られている状態が続きます。それが負担となり、前髪が抜けやすくなる症状が「牽引性脱毛症」です。女性のみに起こるというわけではありませんが、髪の長い女性は特に注意が必要です。

男性ならではの原因

男性の方で前髪の薄さが目立ってきたという場合、原因のひとつとしてAGA(男性型脱毛症)が考えられます。AGAは男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)の影響よって起こります。また、AGAは遺伝による影響も大きいとされており、髪の生え際や頭頂部から薄毛が進行するのも特徴です。

通常、毛髪は「成長期」「退行期」「休止期」の3つのヘアサイクルで、成長する、抜ける、生えるということを繰り返します。しかし、AGAが進行するとヘアサイクルが乱れ、毛髪が十分に成長することなく抜け落ち、結果的に前髪や頭頂部などの薄毛が目立つようになります。AGAは専門のクリニックで治療できるため、「AGAが原因かもしれない」と感じた時は相談してみてはいかがでしょうか。

薄い前髪を改善するには

次に、薄い前髪を改善するためのポイントを説明します。生え際が目立っている、おでこが広くなったように感じるという方は、日々の生活や普段のヘアケアなどの見直しを行いましょう。

普段のヘアケアやヘアスタイルを見直す

日常的に行っているヘアケアやヘアスタイルが薄い前髪の原因になっている場合もあります。以下を参考にシャンプーやヘアセットの方法を見直してみてください。

毎日のシャンプーで頭皮の汚れを落としますが、洗浄力が強すぎるシャンプーは頭皮にとって負担になるため、地肌に優しいタイプのものを選ぶことをおすすめします。シャンプーはしっかりと泡立てて、爪を立てたり、強く擦ったりして頭皮を傷つけないように注意してください。そして、シャンプーやコンディショナーが地肌に残らないように十分にすすぎましょう。

また、夜にシャンプーを行わないのは、1日の汚れを頭皮に残したまま就寝することになるためおすすめできません。朝に髪を洗う場合は、生乾きにならないように注意しましょう。シャンプー後は、朝でも夜でもしっかりと髪を乾かしてください。ドライヤーの熱風は髪や地肌にダメージを与えるため、「髪との距離を離す」「短時間で乾かす」「冷風も使用する」なども髪を乾かす際に大切なポイントです。

他にも、長期間にわたって同じ髪型、同じ分け目の場合、ヘアスタイルによっては髪が引っ張られることで前髪が後退することもあります。定期的に髪型を変える、結んだ髪をほどくなどの対策をしましょう。

生活習慣を見直す

頭皮にとって良くない生活習慣がある場合は見直しましょう。不規則な生活リズム、肉中心で野菜の少ない食事、ジャンクフードや塩分の多い食事は避けるようにしてください。髪の成長にはタンパク質、ビタミン類(特にビタミンB群)、亜鉛などのミネラルが必要と言われています。1日3食の食事でバランス良く栄養を摂ることが必要ですが、不足しがちな栄養素はサプリで補うという方法もあります。

また、髪の毛の成長ホルモンの分泌を促すためには、毎日決まった時間に入眠し、一定時間以上の質の良い睡眠をとることも重要です。適度な運動は寝付きを良くし、ストレスの発散、血行不良の改善などの効果も期待できるためおすすめです。

ストレスを溜めないようにする

頭皮環境を悪化させないためには、ストレスを溜め込まないようにしましょう。「趣味などの好きなことに没頭できる時間を作る」「気軽に話せる相手を見つける」「睡眠環境を整えて、十分な休息をとる」などが、ストレスへの対処法になります。加えて、ストレスの原因が身近にあるときは、適度な距離を意識的に取ることも重要です。

市販の育毛剤を試してみる

育毛剤は抜け毛・薄毛の予防、頭皮環境の改善のために使用する医薬部外品です。育毛剤はドラッグストアなどで販売されているため、「本格的なAGA治療はまだ早い」という方は、市販の育毛剤から試してみるのもいいかもしれません。

男女それぞれの原因に合わせた治療を受ける

AGAは男性の薄毛の主な原因ですが、女性の場合はFAGA(女性男性型脱毛症)によって薄毛が進行していることも考えられます。これらが原因で脱毛の症状が出ている場合、クリニックでの治療も検討してみてはいかがでしょうか。AGA・FAGAの薄毛治療専門クリニックであれば、外用薬や内服薬などによる治療を行うことが出来ます。AGAの原因になる男性ホルモンを抑制したり、頭皮の血行を促進させて、毛髪の成長を助ける治療などがあります。

 

 

ヘアスタイルでカバー!前髪が薄い女性におすすめの髪型

「前髪がスカスカで気になる」「毛が細くなったような気がする」など前髪の薄さが気になる女性におすすめの髪型を紹介します。

バングカット

毛束を揃えすぎず、無造作なアレンジにすることで前髪の薄さを隠せます。毛先を揃えすぎてしまうと、部分的に薄い箇所が目立ってしまいます。目にかからない眉上くらいの位置で前髪を作りたい女性は、無造作にアレンジした前髪にするのもおすすめです。

ベリーショート

ベリーショートも薄い前髪が目立たないヘアスタイルのひとつです。長い髪は重さでボリュームが出にくいので、思い切って全体的に短くすることも考えてみるのもよいでしょう。髪を短くすることでシャンプーがしやすくなり、乾かすことも簡単です。イメージチェンジしたい女性はベリーショートも検討してみてください。

シースルーバング

シースルーバングとは、おでこがうっすら見える程度に作る前髪のことです。ナチュラルで、おしゃれな印象があり、ショートヘアからミディアムヘアの女性におすすめです。シースルーバングは、ヘアカットによって透け感を出すため、前髪が薄くても問題ありません。比較的、顔の形に左右されず取り入れられ、前髪の薄さもカバーできるヘアスタイルです。

かきあげスタイル

薄い前髪が気になる女性には、前髪をサイドや後ろに散らしたかきあげスタイルもおすすめです。おでこをしっかりと出すヘアスタイルなので、前髪の薄さは気になりません。ロングヘアの方で、ショートカットにする勇気はない女性は、かきあげスタイルを試してみてはいかがでしょうか。

ふんわりカールでごまかす

前髪が細くなり、ペタッとしていると、髪の薄さは目立ってしまいます。そういった場合におすすめなスタイルは、ふんわりカールです。カールで髪の毛全体にボリュームを持たせることで、前髪の薄さは目立ちにくくなります。前髪もカールアイロンなどを使ってふんわりさると良いでしょう。

ヘアスタイルでカバー!前髪が薄い男性におすすめの髪型

生え際が目立ってきた場合は、ヘアスタイルでカバーすることができます。前髪が薄い男性におすすめの髪型を紹介していきます。

ショート・ベリーショート

長い髪はボリュームが出ずに、地肌が透ける原因になることがあります。そのため、ショートカットやベリーショートであれば前髪の薄さが目立ちにくくなります。髪を短くすることでヘアケアや頭皮ケアも行いやすく、清潔感も出るため男性におすすめの髪型です。

刈り上げやソフトモヒカン

サイドや襟足を刈り上げ、トップを立ち上げるソフトモヒカンは、前髪が薄くてもできるおしゃれな髪型のひとつです。ソフトモヒカンは奇抜になりすぎず、部分的に刈り上げることで爽やかさを出すことができます。ヘアセットする際は、しっかり前髪とトップを立ち上げ、ボリュームを出すことがポイントです。

スキンヘッド

ショートやベリーショートでも前髪の薄さが目立ってしまうというときは、思い切ってスキンヘッドにするという選択肢もあります。また、スキンヘッドまでいかなくても、短く刈るスタイルもおすすめです。バリカンであれば自分でヘアカットすることもでき、美容院代はかかりません。しかし、スキンヘッドや坊主のような髪型は骨格によって似合わないと感じてしまう場合もあるため、心配な方は美容院や理容院でプロにヘアスタイルの相談をすることをおすすめします。

前髪を長くしない・分け目が要らないヘアスタイルを

生え際の後退が気になる場合、「前髪を長くする」「分け目を作る」というスタイルはNGです。前髪を伸ばしたり、分け目を作ったりするような髪型は生え際が目立ってしまう可能性があります。前髪の薄さが気になる人は、おでこが出るヘアスタイル、分け目の要らないヘアスタイルを意識し、髪型に迷ったらプロに相談するのはいかがでしょうか。

パーマでごまかすときの注意点

髪のボリュームを出す方法のひとつとして「パーマ」はおススメです。しかし、パーマは髪にダメージを与え、薬剤が頭皮に付着する可能性もあります。また、カラーリングと同時に施術する場合などは、髪へのダメージが懸念されます。

「前髪の薄さをパーマでごまかしたい」と思っている方は、髪への負担が少ないパーマの方法を選ぶ、頻繁な施術は避けるなどの工夫をしましょう。間違った方法でのパーマは頭皮環境を悪化させる可能性があるため注意してください。

まとめ

薄い前髪の原因は、気づかないうちに日々の食事や生活習慣の中に隠れているかもしれません。寝不足や偏った栄養の食事が続いたり、慢性的にストレスを受けていたりすると、頭皮環境が悪化し、毛髪の成長にも影響することがあります。前髪の薄さが目立ってきたら生活習慣を見直しましょう。また、前髪の薄さをカバーすることが出来るヘアスタイルや、ヘアケアのやり方次第で頭皮環境が改善されることもあります。

一方、AGAなどが薄毛の原因となっている場合、セルフケアだけでは改善が難しいことがあるため、AGAやFAGAなどの専門クリニックに相談してみることもよいでしょう。