※本サイトの記事にはPR情報が含まれます。

白髪染めにヘナカラーはあり?知っておきたいメリット・デメリット

大人の女性に読んでほしい!ヘアカラーについて【ヘアカラー・白髪染め】

  • ・当記事は記事作成時点での情報を基に掲載しております。最新情報は各機関公式サイトにてご確認ください。
  • ・掲載の商品・サロンについては、編集部による独自調査にて推薦しており、効果・効能を保証するものではありません。
  • ※AmazonおよびAmazon ロゴは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
「ヘナカラー」という染め方、あるいは染料を聞いたことはありますか?自然由来のナチュラルなカラー剤として、一部のユーザーから高い支持を得ているヘナカラーは、白髪染めとしても使用できます。
この記事では白髪染めとしてのヘナカラーについて、メリット・デメリット・使う人の向き不向き・メンテナンスの頻度・カラー剤のおすすめと選び方をそれぞれ解説していきます。まだヘナカラーを使ったことがない方、興味がある方、自分に合っているか知りたい方はぜひご覧ください。

この記事でわかること!

ヘナカラーとは?

ヘナカラーとは、ミソハギ科の植物であるヘナの葉っぱを粉末状にして水に溶いて作った天然由来のカラー剤です。

ヘナの葉には赤色酵素色素が含まれ、タンパク質に反応するとオレンジ色に変化、着色します。100%天然のヘナは黒髪を明るくする効果を持たないため、白髪染めとして使用されるのが主な目的です。

古来より薬草としての役割も果たしてきたヘナは、髪や地肌に優しく高いトリートメント効果も期待できます。髪や頭皮のケア、健康維持を目的としてヘナカラーを選択する方も少なくありません。その他、髪にハリコシを取り戻し、紫外線対策効果まで期待できるため、一般的なカラー剤に比べて髪や頭皮への負担、ダメージが少ないという特徴があります。

ヘナカラーのメリット

ヘナカラーを白髪染めに使うメリットは5つあります。

  • 植物由来で安心
  • 他のカラー剤に比べマイルドな刺激
  • 肌にしみにくい
  • トリートメント効果が期待できる
  • ボリュームアップ効果が期待できる

 

植物由来で安心

ヘナカラーは、天然の植物由来の色素を使ったカラー剤です。

そのため、頭皮や手などの髪以外の部分に付着しても安心です。ヘナカラーは主に100%天然由来の成分で作られているため、ケミカル成分に敏感な肌やアレルギーが出やすい方でも心置きなく使えるのが大きなメリットです中にはオーガニック成分にこだわったものもあり、より良質で身体に優しい商品もあります

他のカラー剤に比べマイルドな刺激

化学染料を用いて作られている一般的なカラー剤と比べ、ヘナカラーは天然由来でマイルドな刺激です

化学薬品を使わず髪を染められるので、髪や頭皮に対して刺激がマイルドで、負担やダメージを少なく抑えたまま白髪を染められます。化学染料を含むカラー剤は突然アレルギー反応が出ることもあり、近年は消費者庁からも注意喚起が出ています。刺激がマイルドなカラー剤を求めるなら、ヘナカラーは適していると言えるでしょう

肌にしみにくい

天然素材を使ったヘナカラーにはケミカル成分が含まれず、基本的に頭皮もしみません。一般的なカラー剤を使ったときにピリピリとした痛みや不快感を覚えるという場合、ヘナカラーのような天然成分でできたカラー剤を使うことで低減できる可能性があります

肌トラブルにお悩みの方でも使いやすく、肌にしみにくいのもヘナカラーの強みです

トリートメント効果が期待できる

一般的なカラー剤の場合は髪にダメージを与えてしまいますが、ヘナカラーの場合は高いトリートメント効果が期待できます。

加齢により乾燥しやすく、ダメージを蓄積した髪も、ヘナカラーを使うことでトリートメント効果を得てツヤのある状態へ導けます。染めながらトリートメント効果が得られるヘナカラーは、白髪に悩む世代の女性にとって大きなメリットを持つケアアイテムです。

ボリュームアップ効果が期待できる

ヘナカラーに使われる原材料であるヘナには、髪のタンパク質を補う作用があります。ヘナカラーを使って白髪を染めた後は、髪にハリ・コシを感じることが多く、若々しい状態を保ちやすくなります。

分け目が薄い、全体のボリュームダウンが気になる、髪が細くうねりやすいなど、加齢によって増える髪の悩みに寄り添えることも、ヘナカラーのメリットの1つです。

ヘナカラーのデメリット

メリットの多いヘナカラーですが、デメリットもあることを忘れてはいけません。ヘナカラーには主に6つのデメリットがあり、人によっては気になってしまうため予めチェックしておきましょう。

  • 時間がかかる
  • 好きな髪色を指定できない
  • 草の強いニオイがある
  • インディゴでかぶれる可能性がある
  • 退色が早いこともある
  • ヘナショックによる髪のごわつきが起こる

 

時間がかかる

ヘナカラーで髪を染めるには、一般的なカラー剤と比べて長い時間がかかります。毎月ヘナカラーで染めるための時間を設けなければならないのは、忙しい現代人にとっては大きなデメリットであると言えるでしょう。

ただし、家でヘナカラーをするときはながら作業も可能です。浸透させている間、テレビを見たり家事をしたり、上手く活用すれば時間がかかる点は気になりません。

好きな髪色を指定できない

ヘナカラーは植物由来の色素のみで髪を染めるカラー剤です。脱色作用がないため、髪色を明るくする効果はなく黒髪から茶髪にすることはできません。また、オレンジみの強いヘナカラーを使うと染めた箇所のオレンジ色が目立つこともあります。

科学的に計算されて作られたカラー剤と違い、理想通りの色味に仕上がらないことがあるのもヘナカラーのデメリットの1つです。ダークブラウンやブラックなど、白髪を自然な髪色に染めたいという場合には特に問題ないでしょう。

草の強いニオイがある

ヘナカラーはヘナの葉を使ったカラー剤であるため、草の強いニオイがあります。カラー剤のツンとしたニオイとはまた違う、人によっては不快感を覚えるニオイであるため注意しましょう。

良質で不純物の少ないヘナほど香りが穏やかな傾向にありますが、それでも染めた直後から数日間はニオイが残るため、苦手な方は精油を混ぜて使うなどの工夫が必要になります

インディゴでかぶれる可能性がある

植物性で髪や頭皮に優しいヘナカラーですが、植物によるかぶれが起こることはないとは言い切れません。特に草木かぶれ、インディゴかぶれと呼ばれる症状が起きることがあるため、事前にパッチテストをおこなうことが重要です。

過去に植物かぶれを起こしたことがある方、アレルギー体質の方などは、必ずパッチテストをして安全を確認してからヘナカラーを使用しましょう。

退色が早いこともある

品質の悪い商品や出所が不明のヘナを使うと、退色が早く赤紫に色落ちしてしまうことがあります。また、短期間ですぐに色が落ちてしまうのも商品の悪さであったり、使い方を間違えていたりする可能性が高いと考えられます。

正しい使い方で、良質のヘナを選ぶことで回避できるため、事前のリサーチに力を入れましょう。本記事の最後にご紹介するおすすめ商品は、どれも退色しにくい商品です。不安な方はご紹介する商品の中から選ぶのもおすすめです。

ヘナショックによる髪のごわつきが起こる

ヘナショックと呼ばれる現象で、髪にごわつきが起こることがあります。一般的なカラー剤からヘナカラーに切り替えることで、髪が反応しごわつきが起きてしまいます。しかし、数日経過すると指通りの良い状態へ落ち着くので安心してください。

ヘナカラーの白髪染めはどんな方におすすめ?

ヘナカラーは植物由来の成分でできたカラー剤なので、髪や頭皮に優しいものを使いたい方や自然派の生活をしている方におすすめです。また、ケミカル成分が肌に合わない方や髪にダメージを与えずに白髪を染めたい方にもピッタリです。

こんな方はヘナカラーに不向き

ヘナカラーには脱色作用がないため、髪色を明るくしたい方には不向きです。また、オレンジみの強いヘナカラーは赤みを出したくない方にも向きません。

その他、カラーリングに時間をかけられない方、インディゴかぶれを過去に起こしたことがある方にもおすすめできません。

ヘナカラーのメンテナンス頻度

ヘナカラーで白髪染めをしたら、1か月程度を目安にメンテナンス、つまり染め直しをすると良いでしょう。一般的なカラー剤での白髪染めと同じく、新たに伸びてきた白髪が気になりだしたら染めるという認識で構いません。特に早すぎ、遅すぎによるデメリットはないため気兼ねなく自分のペースで使ってください

ヘナカラー白髪染めの選び方

ヘナカラーを初めて使うとなると、どの商品を選べば良いのか悩んでしまいます。選び方には3つのポイントがあるため、ここで抑えておきましょう。

色味 自然な髪色or明るい髪色

色を選べないとは言え、ヘナカラーには主に自然な髪色と明るい髪色の2つがあります。商品によってカラーの名前や色展開は違うものの、基本的には似た仕上がりの色味になります。配合成分と仕上がりの色は以下の通りです。

配合成分 仕上がりの色味
ヘナ+インディゴ 自然な髪色
ヘナ100% 明るい髪色
ケミカルヘナ 暗い髪色

 

ヘアケア成分 保湿力などをチェック

ヘナカラーに含まれる成分は、商品によって異なります。どれも天然由来の成分で優しいことに変わりありませんが、ヘアケア成分については分量や内容が違うので注意しましょう。

使い始めはヘナショックが起き、髪がきしんだりごわついたりしますが継続して使ううちにハリ・コシ・ツヤが出てきます。感覚よりも、成分表に記載されている保湿成分をよく見ておきましょう。

保湿成分 該当成分
植物由来エキス ハイビスカスエキス・シカカイエキス
ホホバ種子油・スクワラン等
トリートメント セラミド・アミノ酸・ヒアルロン酸

 

内容量と髪の長さを比較して見極める

ヘナカラーは継続して使うほど、髪にハリ・コシ・ツヤが出てくるものです。そのため、長く使えるコスパの良い商品を見つけることが大切なポイントとなります。

内容量と価格を合わせてチェックし、継続して購入できそうなものを選びましょう。お徳用パックで売り出しているものなど、高品質でもコスパが良いヘナカラーはたくさんあります。どれも同じと思わず、価格、内容量、品質をきちんと見極めて良さそうなものを購入しましょう。

おすすめ白髪染めヘナカラー5選

最後に、実際に販売されている商品からおすすめのヘナカラー白髪染めを5つご紹介します。特に初めてヘナカラーを買うという方は、参考にしてください。

ナイアード ヘナシリーズ

Naiad ナイアード ヘナは、5つのカラー展開で販売しているヘナカラーです。ヘナ100%、ヘナ+ハーブ、ヘナ+木藍 茶、ヘナ+木藍 黒茶、ヘナ+木藍 黒の5つから、自分に合った色を選択できます。
それぞれシンプルなレシピで、植物由来の染色成分のみで構成されています。

商品名 ナイアード ナチュラルハーブ
メーカー 株式会社ナイアード
容量 100g
定価(税込) 1,650円
Amazon

出典:株式会社ナイアード

Mac Henna

Mac Hennaは、オレンジ・ブロンズ・ライトブラウン・ブラウン・ダークブラウン・インディゴブルーと、少し珍しいカラー展開が特徴です。

40分程度でしっかりカラーリングできるよう研究開発されており、ヘナカラーのデメリットである「時間がかかる」という点を克服した商品です。

商品名 マックヘナ ナチュラルオレンジ
メーカー 有限会社マックプランニング
容量 100g
定価(税込) 1,100円
Amazon

出典:有限会社マックプランニング

natural balance Rajasthan Henna

naturalbalance Rajasthan Hennaは、ナチュラルオレンジとミディアムブラウン 自然な褐色(濃い茶色)の2色展開で販売しているヘナカラーです。ランクAの良質なヘナを使用しており、色持ちの良い自然な仕上がりになります

商品名 ラジャスタンヘナ ナチュラル オレンジ
メーカー 有限会社ナチュラルバランス
容量 100g
定価(税込) 1,100円
Amazon

出典:有限会社ナチュラルバランス

テンスター ヘナ カラートリートメント

テンスター ヘナ カラートリートメントは、7種類の豊富なカラー展開が特徴のヘナカラートリートメントです。ライトブラウン、ブラウン、アッシュダークブラウン、ダークブラウン、ダークグレージュ、チャコールブラウン、ソフトブラックから好みのカラーを選べます。

髪に馴染ませ5分ほどで簡単にヘナカラーを体験できます。オリジナルの特許処方で、高発色で染まりやすく、色が長持ちするヘナカラーとなります

商品名 テンスター ヘナ カラートリートメント
メーカー 株式会社三宝
容量 250g
定価(税込) 1,530円
Amazon

出典:株式会社 三宝

mystic オーガニックヘナ ベーシックトリートメント

mystic オーガニックヘナ ベーシックトリートメントは、最高ランクのヘナ認定、オーガニック認定を受けたヘナを使用して作られたトリートメントです。

白髪染めのベースとして使うことができ、頭皮やキューティクルを整えてくれます。カラーリングの色入りを良くし、染め時間を短縮する効果がある便利な商品です。

また、オーガニックトリートメントとしての普段使いもでき、白髪が少ない方や白髪は気にならない方でも気軽に使用できます。

白髪はオレンジ色に染まり、黒髪に使うと自然な明るさをキープできます。

商品名 mystic オーガニックヘナ ベーシックトリートメント
メーカー 株式会社エム・ミューズ
容量 100g
定価(税込) 2,134円
Amazon

出典:株式会社エム・ミューズ

まとめ

白髪染めとして使用できるヘナカラーは、植物由来の成分でできていることが大きな特徴です。植物由来ならではの優しさやトリートメント効果は、白髪に悩む世代にとっては大きなメリットです。

ヘナカラーを選ぶときは、色味、ヘアケア成分、コスパの3点をきちんと調べましょう。自分の髪色に合う色味であること、保湿成分が含まれていること、継続できる価格帯の商品であることを抑えて商品を選んでみてください。