※本サイトの記事にはPR情報が含まれます。

頭皮の角栓の原因と改善方法、おすすめシャンプーとスカルプブラシ6選を紹介!

髪の毛だけじゃない!女性のための頭皮メンテナンス【頭皮ケア・ヘッドスパ】

  • ・当記事は記事作成時点での情報を基に掲載しております。最新情報は各機関公式サイトにてご確認ください。
  • ・掲載の商品については、編集部による独自調査にて推薦しており、効果・効能を保証するものではありません。
頭皮に白い粒状のものが見つかった場合、角栓の可能性があります。頭皮の角栓は、放っておくと頭皮環境の悪化や抜け毛の原因になる場合もあるので油断は禁物です。しかしどんなケアや対策方法があるのかわからなければ、対処のしようがありません。

そこでこの記事では、頭皮の角栓が発生する原因から、おすすめのシャンプー、そして自宅でできる予防法まで詳しくご紹介します。健康的な頭皮環境を目指して、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること!

頭皮にできる塊「角栓」とは

そもそも「角栓」とはどんなものなのでしょうか。
角栓とは、頭皮からポロポロと落ちてくる白い粒状の物質で、
過剰な皮脂や古くなった角質、日々の汚れなどが毛穴の中で固まってできた塊のことを指します。

皮脂分泌が過剰な人や洗髪の頻度が低い人に多く見られる傾向があり、不規則な生活習慣や偏った食生活、不適切なヘアケア、強いストレスなど、様々な要因が関係しています。

角栓を適切にケアせずに放置してしまうと、抜け毛や薄毛の原因となるだけでなく、不快な頭皮臭の発生や、かゆみ、炎症などのトラブルを引き起こす恐れがあるので、注意が必要です。

フケと角栓の違い

フケと角栓は一見似ているものの、その性質や発生メカニズムは大きく異なります。
フケは頭皮の表面から自然に剥がれ落ちる死んだ角質細胞で、パウダー状の薄片として発生するものです。
肌のターンオーバーが乱れた時に多く見られ、通常は白色か薄い灰色で、肩などに落ちやすい特徴があります。

一方、角栓は毛穴の中で皮脂や古い角質、汚れが固まってできた塊です。やや黄みがかった白色で、ピンセットでつまめるような固形物として確認できます。

また、頭皮をこすると粒状にポロポロと剥がれ落ちる点も特徴的です。
ケが頭皮の表面現象であるのに対し、角栓は毛穴の奥深くで形成される点が最大の違いといえます。

頭皮に角栓が現れる原因5選

頭皮に角栓が現れるのは、そもそもなぜなのでしょうか?実は頭皮は皮脂腺が全身のなかで最も多く、皮脂の分泌量も最大です。
そのため他の体の部位と比較すると、頭皮は角栓ができやすい部分と言えます。

しかし、単純に皮脂分泌が多いだけが理由ではありません。ここでは頭皮に角栓が現れる原因として、以下の5点を解説します。

ストレスの多い生活

ストレスが頭皮に与える影響は、想像以上に大きなものがあります。慢性的なストレスは自律神経やホルモンバランスを乱し、頭皮の皮脂分泌に異常をきたす原因となってしまいます。

特に仕事や人間関係のストレスが強いと、交感神経が優位になり、必要以上の皮脂が分泌されるのです。
過剰な皮脂は毛穴に詰まりやすく、古い角質や汚れと混ざり合うことで、角栓となって蓄積されていきます。

またストレスによって免疫力が低下すると、頭皮の新陳代謝も滞り、本来なら自然に排出されるはずの老廃物が毛穴に留まり、角栓の形成を促進されてしまうでしょう。
角栓が見つかったら、大きなストレスを抱え込んでいないか振り返り、ストレス管理を見直すのがおすすめです。

不規則な生活習慣

夜更かしや不規則な食事、運動不足といった乱れた生活習慣は、頭皮の健康に悪影響を及ぼします。特に深刻なのが睡眠時間の不足で、頭皮の細胞再生や代謝に重要な役割を果たしている成長ホルモンの分泌が抑制されてしまいます。

また運動不足による血行不良も、頭皮の代謝機能を著しく低下させる原因です。
代謝が衰えると古い角質や老廃物が毛穴に溜まりやすくなり、それらが皮脂と混ざり合うことで角栓が形成されやすくなります。
健康な頭皮を保つためには、規則正しい生活リズムを心がけ、適度な運動を取り入れることが大切です。
十分な睡眠時間の確保も、頭皮の代謝を促進するために欠かせない要素といえるでしょう。

髪や頭皮の洗い残し

不十分な洗髪も、角栓の元です。髪や頭皮を清潔にするはずの毎日のシャンプーですが、シャンプーを十分にすすげていないと、残留成分自体が頭皮に付着したまま残ってしまうのです。

特に気を付けたいのがヘアワックスやスタイリング剤の残留で、これらの成分は皮脂と結合しやすく、毛穴に詰まって角栓となってしまいます

頭皮の奥まで指の腹でマッサージしながら丁寧に洗うことが大切ですが、多くの人は髪を洗うことに意識が向きがちで、頭皮のケアがおろそかになっています。
前髪の生え際や耳の周り、襟足などは洗い残しが起こりやすい部分なので、念入りに洗う必要があるでしょう。
適切な洗髪方法を心がけることで、角栓の形成を予防することができます。

栄養バランスが偏った食事

栄養バランスが偏った食事も角栓を生む要因の1つです。特に脂質の過剰摂取は皮脂の分泌を促進し、角栓の形成を加速させてしまうため、日々の食事が脂っこいメニューになっていないか見直す必要があります。

またインスタント食品や加工食品に偏った食事は、頭皮の新陳代謝を低下させてしまうので、食べ過ぎは禁物です。
さらに野菜不足による食物繊維の摂取不足も体内の老廃物の排出を妨げ、頭皮環境の悪化につながっていきます。
健康な頭皮を保つためには、バランスの取れた食事を心がけ、良質なタンパク質や新鮮な野菜を積極的に取り入れるよう意識してください。

頭皮の乾燥

皮脂の過剰分泌が影響して生まれやすい角栓ですが、逆に頭皮の乾燥も角栓形成の大きな要因です。
乾燥した頭皮を保護しようとして体が多くの皮脂を分泌すると、普段のシャンプーでは洗いきれなくなる場合があります。
その結果、落としきれなかった過剰な皮脂は、古い角質や汚れと結びつき、角栓となって毛穴に詰まってしまうのです。

特に、冬場や空調の効いた室内での乾燥は頭皮の水分バランスを崩してしまうため、加湿対策が欠かせません。
また、強すぎるシャンプーの使用や頻繁な洗髪も、本来頭皮に必要な油分まで奪ってしまい、乾燥を助長してしまうでしょう。

頭皮に角栓ができるとどうなるの?

角質は、本来は頭皮を乾燥から守るために分泌された皮脂ですが、そのままにしておくのはおすすめできません。ここではそんな頭皮の角栓が引き起こす悪影響を、3つ取り上げて解説します。

嫌なニオイがする

頭皮の角栓は、放置すると深刻な臭い問題を引き起こします。角栓に含まれる角質のタンパク質が酸化することで、独特の不快な臭いを発するようになるのです。

この臭いは一般的な加齢臭とは異なり、より酸っぱくむれたような特徴があり、満員電車や行列など、人が密集している場所ではとても目立つでしょう。
特に汗をかいたときや髪が湿っている状態では、臭いが強く感じられるようになってしまいます。

この臭いは自分では気付きにくいものの、周囲の人には不快な印象を与えかねません。
頭皮の清潔を保ち、角栓を適切にケアすることが、不快な臭いの予防につながるのです。

髪の生育に悪影響を与える

髪の生育に悪影響を与える点にも要注意です。毛穴が角栓で詰まってしまうと、髪の毛に必要な栄養が十分に行き渡らなくなり、成長が抑制されてしまいます
さらに髪が栄養不足に陥った結果、抜け毛が増える可能性も否定できません。

見た目の面でも角栓の影響は深刻で、過剰な皮脂と角栓が髪の根元に付着することで、髪全体がベタついて不自然な光沢を放ち、まとまりの悪い印象となってしまいます。
髪の根元が固まってしまうため、本来あるはずのボリュームが失われ、薄毛に見えてしまうこともあるでしょう。

健康的で美しい髪を保つためには、角栓の予防と適切なケアが欠かせません。

頭皮に炎症が起こる

角栓が長期間放置されると、頭皮に深刻な炎症を引き起こす可能性があります。毛穴に詰まった角栓は雑菌の温床となって頭皮のバリア機能を低下させ、かゆみや赤み、炎症といった症状が現れ始めます。

特に注意が必要なのが、脂漏性皮膚炎の発症リスクです。角栓により毛穴が塞がれた状態が続くと、皮脂の分泌異常と細菌の増殖を促進し、脂漏性皮膚炎のリスクが高まります。

この状態が進行すると、頭皮が慢性的な炎症状態となり、最終的には抜け毛や薄毛が進行する懸念が生まれるのです。炎症を防ぐためには早期段階での角栓ケアを心がけ、適切なスカルプケアを意識してください。

頭皮に角栓を残さないポイント4つ

最後に、頭皮に角栓を残さないためのポイントを解説します。角栓予防は、日々の頭皮ケアが大切です。以下の4点を参考に、毎日の習慣に頭皮ケアをプラスしましょう。

揉み出し洗いを習慣づける

角栓除去に効果的な揉み出し洗いは、週に1回程度を目安に行うことをおすすめします。
指の腹を使って、頭皮を優しく円を描くようにマッサージしながら、毛穴に詰まった角栓を丁寧に取り除いていきます。

特に前髪の生え際や後頭部は角栓がたまりやすい箇所なので、念入りにケアしましょう。
ただし爪を立てたり強い力での摩擦は、逆に頭皮を傷つけてしまうので注意してください。
また通常のシャンプー時も同様に、爪を立てずに指の腹を使って優しく洗うのが基本です。

頭皮用ブラシでシャンプーをする

頭皮の角栓除去には、専用のスカルプブラシの使用も効果的です。
指だけのシャンプーでは取り切れない毛穴の奥の汚れも、ブラシの細かい毛先が優しくかき出してくれるため、だれでも簡単に頭皮を清潔に保てます。

さらにブラシで頭皮をマッサージすることで、血行促進や新陳代謝の活発化にも効果が期待できます

ただし、手でシャンプーをする時と同様に、力を入れすぎると頭皮を傷つける可能性があるので、やさしくマッサージするように心がけましょう。

頭皮のクレンジングをする

本格的に頭皮ケアをしたい場合は、頭皮のクレンジングを取り入れましょう。
シャンプーだけでは落としきれない皮脂や角栓を、さっぱりと洗い流せます

ただし、毎日行うと本来必要な皮脂までも洗い流し頭皮が乾燥してしまうので、多くても週に一回程度にとどめてください。

【頭皮クレンジングのやり方】
1.ブラッシングで髪の毛のほつれやホコリを取り除く
2.頭皮用クレンジングオイルを、優しくマッサージしながら頭皮になじませる
3.ぬるま湯を少量ずつ頭皮にかけてオイルを乳化させる
4.ぬるま湯でオイルをしっかり洗い流す
5.普段通りにシャンプーをする

自分の頭皮にあったシャンプーに変える

頭皮の状態は人それぞれ異なるため、自分に合ったシャンプーを選ばなければ、たとえ高価な商品でも十分な効果は期待できません。
乾燥気味の頭皮には保湿成分が豊富なもの、脂性の方には適度な洗浄力を持つものというように、
頭皮環境に応じたシャンプーが必要です。

さらに季節や年齢によっても頭皮状態は変化するため、定期的な見直しをおすすめします。
自分にあったシャンプーがわからない場合は、ドラッグストアの薬剤師やかかりつけの皮膚科医など、専門家に相談するのも大切です。

頭皮の角質を取り除くおすすめのシャンプー3選

頭皮の角質を取り除くには、シャンプーにもこだわりましょう。毎日使うシャンプーを見直せば、角質の除去はもちろん発生の予防も狙えます。
今回は特におすすめのシャンプーとして、次の商品を厳選しました。

敏感肌の人向け:ミノン 薬用ヘアシャンプー

敏感な頭皮でお悩みの方に特におすすめしたいのが「ミノン薬用ヘアシャンプー」です。
弱酸性の処方で、アレルギーの要因となる成分を使用していないため、頭皮への刺激が小さく、お子様にも使用しやすいマイルドな洗い上がりとなっています。
長期使用による敏感肌への影響も徹底的にテストされているので、デリケートな頭皮の方も安心です。

商品名 ミノン薬用ヘアシャンプー
メーカー 第一三共ヘルスケア株式会社
容量 450ml
定価(税込) 1,540円
Amazonで詳細を見る

出典:第一三共ヘルスケア株式会社

皮脂が多い人向け:&be(アンドビー) スクラブシャンプー スミブラック

&beスクラブシャンプースミブラックは、過剰に分泌された皮脂をスッキリと落としたい人におすすめのシャンプーです。
国産粗塩スクラブと炭が配合されており、洗浄力がマイルドなシャンプーでは落としきれない汚れや皮脂を、スッキリと洗い流してくれます。
また高い洗浄力を持ちつつも、髪にハリコシを与えてくれるのも嬉しい点です。

商品名 &be スクラブシャンプー スミブラック
メーカー 株式会社Clue
容量 150g
定価(税込) 1,980円
Amazonで詳細を見る

出典:株式会社Clue

炭酸ですっきりと洗い上げたい方向け:b.ris オーガニックスパークリングシャンプー

b.ris オーガニックスパークリングシャンプーは、5,000ppmという高濃度の炭酸を配合したシャンプーです。
この高濃度の炭酸により、小さな毛穴につまった汚れをしっかりと落としきることができます。
エコサート認証を取得したオーガニック成分を配合している点も特徴で、頭皮環境を整えながら、髪に潤いやツヤを与えてくれるのも嬉しい点です。

商品名 b.ris organic sparkling shampoo
メーカー tellas株式会社
容量 200g
定価(税込) 3,865円
Amazonで詳細を見る

出典:tellas株式会社

汚れをキャッチして取り除く!シャンプ一時使用できるスカルプブラシ3選

毛穴奥にある汚れをしっかりとキャッチして取り除くには、スカルプブラシと一緒に使用することがおすすめです。
ここからは、おすすめのスカルプブラシ3選を紹介します。

ラサーナ スカルプブラシ

ラサーナ スカルプブラシは、毛髪診断士の監修により開発された、頭皮ケアと髪のダメージ軽減を両立するシャンプーブラシです。
独自のピン形状と配置により、頭皮の毛穴汚れや古い角栓を効果的に掻き出し、清潔な頭皮環境を促進します。

また、適度な硬さと弾力性を持つシリコーンゴム製のピンが、頭皮を優しくマッサージし、血行促進やリラックス効果をもたらします。
女性の手にフィットするコンパクトなデザインで、シャンプー時だけでなく、入浴後のマッサージにもおすすめです。

商品名 スカルプブラシ
メーカー 株式会社ヤマサキ
素材 シリコーンゴム
定価(税込) 2,200円
公式サイトはこちら

出典:株式会社ヤマサキ

オルナ オーガニック シャンプーブラシ

オルナ オーガニック シャンプーブラシは、手動タイプでシリコン素材を使用したシャンプーブラシです。
人間工学に基づいた設計により、手にフィットして握りやすく、髪の絡まりや頭皮への負担を軽減する使い心地が特長です。

また、6角形の形状により、どこにでも立てて置けるため、水切れが良く乾きやすい状態で保管できる点も魅力です。

商品名 オーガニック シャンプーブラシ
メーカー イルミルド株式会社
素材 シリコン
定価(税込) 1,980円
Amazonで詳細を見る

出典:イルミルド株式会社

uka スカルプブラシ ケンザン

uka スカルプブラシ ケンザンは、蝶の羽を広げたような形状が特徴のシリコン製シャンプーブラシです。
手動タイプで、4種類の硬さから選べます。大きめの突起が頭皮をしっかり刺激し、高いマッサージ効果が期待でき、ツボ押しとしても活用可能です。
ロングヘアや毛量が多い方にも使いやすく、幅広い髪質やニーズに対応する設計が魅力です。

商品名 uka スカルプブラシ ケンザン
メーカー 株式会社 ウカ
素材 シリコン
定価(税込) 2,420円
Amazonで詳細を見る

出典:株式会社 ウカ

まとめ

今回の記事では頭皮の角栓に焦点を当て、角栓ができる原因や角栓による悪影響などを詳しく解説しました。
角栓は、古くなった角質や蓄積した汚れ、落としきれなかった皮脂などが混ざりあってできた白い塊のことです。
放っておくと薄毛や荒れの原因になるので、早めに手を打たなければなりません。

また、角栓の除去には自分の頭皮に合ったシャンプーを使いましょう。
頭皮環境や肌質に合わないシャンプーは、かえって状態を悪化させかねないので注意が必要です。