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白髪の原因を5つ紹介!対策や抜いていいのかなども解説

気になる白髪との付き合い方【白髪ケア】
仕上がり別で選べるカラートリートメント

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ある日、鏡を見て白髪に気付きショックを受けた経験がある人も多いでしょう。一般的には、年齢を重ねると白髪が増えやすくなりますが、実は年齢以外にも白髪になる原因があります。

そこで今回は、白髪の原因を5つ解説するとともに、対策方法やおすすめのヘアケア商品を紹介します。

この記事でわかること!

白髪ができる原因・メカニズム

「白髪はなぜ生えるのか?」「いつ頃から生え始めるのか?」など白髪に対する疑問は多くの人が抱える悩みのひとつです。ここでは、白髪のメカニズムについて詳しく解説します。

白髪はなぜ生えるのか

毛髪は、毛根の深部にある毛球において、毛母細胞が血管から送られるエネルギーを活用して分裂・増殖し、さらに各部位に分化・角化して作られます。毛根で生まれたばかりの髪には色がなく、毛母細胞に送られたメラニン色素によって色がつく仕組みです。

メラニン色素は色素細胞(メラノサイト)が作り出す色素であり、色素細胞の活動が低下すると色が付かない状態で髪が生えるため白髪になります。加えて、メラニン色素を形成する「チロシン (アミノ酸の一種)」の不足も、白髪を引き起こす要因のひとつです。

白髪は何歳から生える?

一般的に、日本人は性別を問わず35歳頃から白髪が増加するといわれています。35〜39歳の70%近くが「白髪を気にしている」というアンケート結果もあり、美容院で白髪染めを検討する人も多くなるようです。

ただし、白髪が増える年代には個人差があり、20代から白髪に悩まされるケースもあります。一方で、年齢を重ねても白髪が生えにくい体質の人も少なくありません。

白髪を抜くと増える?

白髪を抜くと増えるという噂を聞いたことがある人も多いでしょう。結論からいうと、これは迷信であり白髪を抜いても増えません

ただし、白髪を抜くと毛根や頭皮に負担がかかるほか、毛母細胞が分裂して新しい髪の毛を作るヘアサイクルが乱れる要因になります。その結果、一つの毛根から生える本数が減ったり、生えなくなったりする恐れがあるため注意が必要です。

白髪は黒髪に戻らない?

前述したように、白髪になるメカニズムには、色素細胞の活動低下やチロシンの量が大きく関わっています。しかし、これらの要素で白髪になる人は、全体の20%程度です。残りの80%は、色素細胞自体が消失することが原因で白髪になります

色素細胞の活動低下やチロシン不足であれば黒髪に戻る可能性がありますが、消失してしまった場合は期待できません。

白髪が多い人の特徴は?白髪になる5つの原因

一般的に、年齢を重ねると白髪が多くなる傾向がありますが、個人差がある点は否めません。実は、白髪が多い人にはいくつかの特徴があります。ここでは、白髪になる原因を5つ解説します。

加齢

若いうちは、色素細胞が活発に活動しているため、メラニン色素も豊富です。しかし、年齢を重ねると色素細胞の活動が低下したり、消滅したりします。色素細胞が衰えれば、メラニン色素が生成されません。その結果、黒髪が減って白髪が目立つようになります。色素細胞が衰える要因のひとつが細胞にできる傷です。加齢とともに、細胞分裂の回数も増えて傷ができやすくなります。

栄養不足・食生活

現代人に多い白髪の理由として、栄養不足や食生活の乱れが挙げられます。特に、栄養は健康な髪を育てるうえで不可欠な要素です。白髪を防ぐためにも、栄養バランスに留意することが大切です。以下では、髪に必要な栄養素を3つ解説します。

タンパク質

毛髪の8割はタンパク質から作られています。健康な髪を育てるうえで必要な栄養素であり、不足するとメラニン色素の形成に不可欠なチロシンが減少して白髪が増えるため注意が必要です。

また、タンパク質不足は、白髪だけでなくパサツキや抜け毛、薄毛などの原因にもつながります。
白髪を抑制するためには、良質なタンパク質をしっかりと摂取することが肝要です。肉・魚・卵などの動物性タンパク質に加えて、納豆や豆腐など大豆製品に含まれる植物性タンパク質も摂取しましょう。

 

ミネラル

メラニン色素は、色素細胞に含まれるチロシンがチロシナーゼという酵素の働きによって生成されます。チロシナーゼを活性化させるうえで欠かせない栄養素がミネラルです。

ミネラルとは、5大栄養素のひとつに数えられ、マグネシウムや亜鉛、鉄、カルシウム、カリウムなどが含まれます。特に、亜鉛は髪を構成するケラチンの合成に使われ、メラニンの生成を促します。

亜鉛は体内で生成されない栄養素であり、食事で摂取しなければなりません。白髪を抑制するためには、牛肉やレバー、チーズなど亜鉛を多く含む食材を摂取しましょう。

ビタミン

ビタミンには、細胞を活性化させて新陳代謝を促す役割があります。特に、ビタミンB12は、メラニンの生成を促す栄養素です。また、亜鉛の吸収をサポートするビタミンCやタンパク質の吸収に関わるビタミンB6なども、白髪の抑制に欠かせません。

ビタミンB類は、豚肉・レバー・貝・魚などに、ビタミンCは、柑橘類・キウイフルーツ・ブロッコリー・トマトなどに含まれるので、しっかりと摂取しましょう。

頭皮への血流不足

白髪が増える原因のひとつとして、頭皮の血流不足も挙げられます。頭皮の血行が悪くなると、毛根や毛髪に十分な栄養が運ばれません。また、色素細胞にも栄養が行き届かず、活動が低下してしまい、白髪が目立つようになります。

頭皮の血流不足が起こる要因はさまざまであり、運動不足もそのひとつです。運動不足が続くと、全身の血液が滞りやすくなり、頭皮の血行不良にもつながります。

遺伝

一般的に、35歳を超えると白髪が増えるといわれていますが、これには個人差があります。20代で白髪が多くなる人もいれば、40代、50代になっても黒髪のままという人も少なくありません。

こうした白髪が増えるタイミングには、遺伝的要素が関わっている可能性があります。実際、2016年には白髪になるきっかけを作る「IRF4遺伝子」が発見されました。

また、先天的にメラニン色素を生成できない体質の人は、より早い段階から白髪になることもあります。

ストレス 

2020年に、ハーバード大学の研究チームが「ストレスと白髪の関係」について動物実験の結果を発表しています。この研究では、強いストレスにより交感神経が過剰に活性すると、ノルアドレナリンの活性化につながり、結果的に白髪が増えることを証明しました。

ノルアドレナリンの活性は、毛包に含まれる色素細胞の急激な活性化を促し、その後一気に枯渇するため、色素細胞の供給が止まって白髪が増える仕組みです。

なお、ストレスで白髪になった場合、色素細胞が残っていれば黒髪に戻る可能性があります。

白髪にならないための対策 

白髪にならないためには、日頃の対策が重要です。ここでは、5つの対策方法を解説します。

髪や頭皮のケアを行う

髪や頭皮の状態が悪い人も、白髪が増えやすくなるため注意しましょう。
特に、頭皮の血行不良は白髪を引き起こす要因のひとつです。頭皮の動きが悪い場合は、頭皮が硬くなり血流が滞っている可能性があります。白髪を減らすためにも、頭皮をマッサージして柔らかく揉みほぐしましょう。

また、洗髪をする際にマッサージする方法もおすすめです。洗髪後は、頭皮や毛穴にシャンプーが残らないように丁寧にすすぎましょう。

こうした髪や頭皮のケアによって、健康的で美しい黒髪をキープできる可能性が高まります。

食事をバランスよく摂る

食生活は、髪の健康や白髪に大きく影響します。食事のバランスが偏り、髪に必要なミネラルやビタミン、タンパク質が不足すると白髪が増えてしまいます。

また、色素細胞を活性化するのに役立つカルシウムやメラニン色素を生成する酵素であるチロシナーゼの活動を促す「銅」も白髪を抑制するのに重要な栄養素です。
白髪を増やさないためにも、食事のバランスに気を使って栄養を十分に摂取しましょう。

 

適度な運動を心がける

頭皮の血行が悪くなると白髪が増える原因になるため、適度な運動をして血行を促進しましょう。
たとえば、筋トレによって筋肉が鍛えられると、成長ホルモンの分泌が促進されて髪が健康になります。また、ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動は、体内に取り込まれた酸素を全身に巡らせるうえで効果的です。

ただし、無理に運動をするとストレスがかかる可能性があるため、自分ができる範囲からはじめることをおすすめします。

しっかりした睡眠をとる

頭皮を改善や健康的な毛髪を育てるうえで、成長ホルモンの分泌が不可欠です。成長ホルモンは、深い眠りについたときに多く分泌されます。

深く眠るためには、眠る前のストレスを減らしリラックスした状態にすることが肝要です。寝室の照度や温度、湿度などを調整して、快適に眠れる環境を作りましょう。

パソコンやスマホの光を見ると眠りが浅くなるので注意が必要です。また、昼夜が逆転した生活も睡眠を妨げる要素となるため、生活習慣が乱れている人は、睡眠のリズムを一定に保つように留意しましょう。

ストレス対策を講じる

日頃ストレスを感じている人は、ストレス対策を講じることも重要です。たとえば、ゆっくりと過ごす休息日を設けたり、旅やスポーツなどでリフレッシュしたりするとストレスケアにつながります。

白髪を抑制するためにも、自分に適したストレス対策を見つけて、普段からコントロールするように意識しましょう。

白髪対策におすすめのヘアケア商品5選

続いては、白髪対策に役立つヘアケア商品を5つご紹介します。

利尻ヘアカラートリートメント

利尻ヘアカラートリートメント

自宅で洗髪をした後塗布し、約10分間放置することで白髪を染められる便利なヘアケア商品です。

使用回数を重ねるごとに色が濃くなるので、自然な仕上がりになる点が魅力といえるでしょう。色は、ライトブラウン・ナチュラルブラウン・ダークブラウン・ブラックの4色展開しており、自分の髪色にマッチする色を選べます。

商品名 利尻ヘアカラートリートメント
メーカー 株式会社ピュール
容量 200g
定価(税込) 3,300円
定期購入価格(税込) 初回限定価格 1,650円
2回目以降は2本で 5,657円
※定期購入に関する諸条件は公式ホームページにてご確認ください。
公式サイトはこちら

出典:株式会社ピュール

レフィーネ ヘッドスパ トリートメントカラー

髪に優しく、毎日使えるトリートメントカラーです。白髪染めでありながら、洗髪後はヘッドスパをしたような爽快感があります。また、ハリ・コシをアップさせる成分も配合されており、白髪だけでなく加齢による髪質の悩みもケアしてくれるアイテムです。

レモンやアオモジ、シダーウッドなどの天然成分の香りで、ヘアカラー剤の刺激臭が苦手な人にも向いています。

商品名 レフィーネ ヘッドスパ トリートメントカラー
メーカー 株式会社スヴェンソン
容量 300g
定価(税込) 3,980円
定期購入価格(税込) 3,256円
※定期購入に関する諸条件は公式ホームページにてご確認ください。
公式サイトはこちら

出典:株式会社スヴェンソン

スカルプDボーテ ヘアカラートリートメント

スカルプDボーテ ヘアカラートリートメントは、白髪ケアをしながら髪にボリュームとツヤを与えたい方におすすめなアイテムです。ボリューム感を引き出す成分を配合し、根元からふんわりと立体感のある髪へと導きます。
カラーはナチュラルブラック、ダークブラウン、ナチュラルブラウン、ライトブラウンの全4色。自然な仕上がりが長時間持続するのも特徴です。

商品名 スカルプDボーテ ヘアカラートリートメント
メーカー アンファー株式会社
容量 200g
定価(税込) 2,852円
定期購入価格(税込) 2,424円
※定期購入に関する諸条件は公式ホームページにてご確認ください。
公式サイトはこちら

出典:アンファー株式会社

ルプルプ エッセンスカラートリートメント

乾いた髪、濡れた髪のどちらでも使え、最短3分で白髪ケアができるヘアカラートリートメントです。
白髪の表面を染める染料だけでなく、キューティクルを守りながら毛髪内部まで浸透する染料が配合されているほか、浸透促進成分も融合されているため、スムーズな染め上がりが期待できます。9つの精油をブレンドした香りも魅力で、リラックスしながらヘアケアができるでしょう。

商品名 ルプルプ エッセンスカラートリートメント
メーカー スタージュ株式会社
容量 170g
定価(税込) 3,630円
Amazonで詳細を見る

出典:スタージュ株式会社

テンスター ヘナ カラートリートメント

テンスター ヘナ カラートリートメントは、ヘンナ葉エキスを配合した髪に優しい白髪染めトリートメントです。豊富なカラーバリエーションが魅力で、自分の髪色に合わせて選べるのが特徴です。
約5分の短い放置時間でしっかりと色づきを実感できるため、時間をかけずに手軽に白髪ケアをしたい方や、即効性を求める方におすすめです。

商品名 テンスター ヘナ カラートリートメント
メーカー 株式会社三宝
容量 250g
定価(税込) 1,980円
Amazonで詳細を見る

出典:株式会社三宝

白髪を目立たなくするカラーリングの秘訣 

白髪対策としてカラーリングもひとつの手段です。ここでは、白髪を目立たなくするカラーリングの秘訣を3つ解説します。

髪全体を明るいトーンにする

髪色のトーンが暗いと、白髪だけが浮いて見えます。白髪を目立たなくするには、髪全体を明るいトーンにしたほうがよいでしょう。初めてカラーリングをする場合は、希望するカラーよりも1トーン上げると馴染みやすくなります
また、いきなりトーンを下げると染め直しが効かないため、まずは明るめに染めたうえで白髪とのバランスを確認しましょう。

白髪を目立ちにくくするカラーを選ぶ

ブラックやダークブラウン、ナチュラルブラウンなどのダークカラーにカラーリングすると、白髪が目立ってしまうため避けたほうが無難です。特に、根元の白髪が際立つので、髪全体を明るいトーンにすることをおすすめします。
たとえば、ベージュやアッシュ、グレージュなどは、白髪の印象を抑えて自然にカバーすることが可能です。また、ハイライトを入れると白髪と地毛のコントラストが気にならなくなります。

1~2か月を目途に染める

一般的に、毛髪は1か月に1〜1.5cm伸びるといわれています。2か月以上カラーリングをせずに放置すると白髪が目立ち始めるため注意が必要です。
毛髪が伸びるスピードには個人差がありますが、1〜2か月に1回を目安にカラーリングをすると白髪が目立ちにくくなるでしょう。

まとめ

白髪は、加齢だけでなくストレスや運動不足、栄養不足などさまざまな理由で増えます。できるだけ白髪を抑制するには、普段から食生活や睡眠などに注意して、健康的な生活を送ることが大事です。
また、ヘアケアにも留意して、白髪を抑制しやすいアイテムを活用することもおすすめします。いつまでも若々しい髪を維持できるように、自分自身をいたわりましょう。