「いつまでも美しい髪であり続けたい」。そんな女性たちの願いを胸に、私たちは新しいカラートリートメントの開発に取り組んできました。数々の試行錯誤を経て、ついに私たちの目指す製品が誕生するまでの物語をお届けします。
この記事でわかること!
製造コンセプト・企画を固めて試作品開発をスタート
こだわりの仕上がり
白髪トリートメントをもっと身近に、気軽に使えるものにしたい。
開発チームが最初に着目したのは、仕上がりに個人差があるという点でした。
髪質は人それぞれ、求める仕上がりも多様です。白髪トリートメントにはいくつかの色のバリエーションはありますが、仕上がりのパターンは1種類のものが多いのが現状です。
そこで、「指通りなめらかなふんわりサラサラタイプ」「髪の広がりを抑えてまとまるモイストタイプ」の2種類から選べるトリートメントを開発することにしました。
汚れの問題
次に着目したのは、染料が残ってしまう点です。きちんと染まる処方にすると、どうしても手指や浴室が汚れてしまいます。しかし、手指や浴室の汚れ早く落ちるような処方にすると、染まりが悪くなってしまいます。
この染料の処方部分が難関でしたが、短時間で染めるという特徴をクリアするために何度も試作品を試しました。
HEALCAはしっかりと染める処方にするため、手指の汚れをとるハンドクレンジングを付けるという選択肢をとりました。ハンドクレンジングについては、後半で詳しくお話しします。
理想の商品になるまで何度も試行錯誤した試作品開発
約20社のメーカーとの開発過程で、数えきれないほどの壁にぶつかりました。
「黒くなりすぎる」 「汚れは減ったけど、染まらない」「トリートメント効果は高いが染まらない」 「白髪染め特有の強い匂いが気になる」
このような課題をクリアするために、最終的に選んだメーカーでも、5回もの差し戻しを繰り返し改良を重ねました。その度に処方を見直し、染料独特の香りが目立たないよう、フローラルな香りになるような仕上がりとなっています。
すべての試作品は実際に使用テストを行い、体感をもとに判断しました。また、社内スタッフにも使用してもらい、様々な意見をもらいました。
カラーケア後の手肌まで考えた、ハンドクレンジングの開発
白髪トリートメントの開発と並行して、私たちが追求したのは「使用後の手指ケア」でした。
染料による手の汚れは、多くのユーザーが抱える悩みの一つです。特に爪や指の間に染み込んだ染料は、通常のハンドソープでは落としにくいものです。
そこで開発したのが、カラートリートメント専用のハンドクレンジング。一般的なクレンジングとは異なり、染料の特性を考慮した専用処方を採用しました。天然由来の洗浄成分を配合し、染料をしっかり落としながらも手肌にやさしい使い心地を実現しています。
このハンドクレンジングは、Makuake(マクアケ)での限定アイテムとして、HEALCAとセットで購入いただけます。
パッケージデザイン確定までの秘話
パッケージには、細部にまでこだわりを詰め込みました。
「おうち美容」というコンセプトを表現するため、ロゴには鏡面反転のデザインを採用。美髪成分として配合しているカカオバターをイメージし、高級チョコレートのパッケージからインスピレーションを得ています。
手に取りたくなるような、クラシカルでエレガントな雰囲気を追求しました。
高級感を出すパッケージの色の候補として、ブラウン・ワインレッド・ネイビー・ブラックなどの暗い色を中心に協議していましたが、最終的にナチュラル感を演出するグリーンをメインカラーに選定しました。
自然界に多く存在するグリーンは、リラックスや安らぎを連想する色としても知られています。
また、HEALCAの商品名の由来である「ヘルシー」のコンセプトを、視覚的にも伝えられます。
最終決定には社内の女性スタッフによるアンケートを実施。実際に使用する方々の意見を大切にしました。
ついに理想の白髪トリートメント「HEALCA」の誕生
長い開発期間を経て、ついにHEALCAが完成しました。
最大の特徴は、「2つの仕上がりから選べる」という点。これまでにない選択肢を提供することで、より多くの方の理想の仕上がりを実現できるようになりました。
さらに、しっかりと染まりながらもやさしい処方を実現。まずは12月13日より、クラウドファンディングサイトMakuake(マクアケ)でのプロジェクトをスタートしました。
詳しい商品情報は下記のページからご確認いただけます。
私たちの想いを形にしたHEALCA。 より多くの方のお悩みの解決に繋がるよう、今後も髪のお悩みに向きあっていきたいです。