健康保険などの公的医療保険は、病気や怪我の治療に適用されます。アートメイクは、美容目的の施術であるため、治療費は全額自己負担となります。
アートメイクを調べている時に、「MRI検査が受けられなくなる?」という内容を見かけた方も多いのではないでしょうか。
本記事では、アートメイク後のMRI検査で起こりうるリスクやMRI検査を受ける際の注意点を紹介します。リスクを下げる方法も合わせて紹介しますので、アートメイクを受ける予定がある方はぜひ参考にしてみてください。
参考:国税庁「医療費を支払ったとき」より
この記事でわかること!
アートメイクをするとMRI検査は受けられない?
アートメイクをした状態でMRI検査を受けられるかどうかは、インクの種類によって決まります。
現在のアートメイクで使用されているインクの多くはMRI検査に影響を及ぼさないと言われており、ほとんどの場合は問題なくMRI検査を受けられるでしょう。
ただし少なからずリスクがあるので、アートメイクを受ける際は注意点を知っておく必要があります。ここでは、MRI検査の仕組みやアートメイク後にMRI検査を受けるリスクを解説します。
【施術の副作用・リスク】個人差もありますが、下記事項が発生する可能性もありますのでご注意ください。
痒み、腫れ、痺れ、つっぱり感、内出血、硬結、アレルギー反応、感染症、蕁麻疹、むくみ、倦怠感、発熱、 頭痛、胸痛、筋肉痛、冷や汗、皮剥け
※効果・効能・副作用の現れ方には個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。
※アイラインアートメイクは、ドライアイ、滲みなどを生じることもあります。
MRI検査の仕組み
MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査は、トンネル状の装置を使い、強力な磁気と電波を利用して体の断面を様々な方向から撮影する精密検査で、脳や脊髄、子宮などに生じた病気の早期発見・診断に役立ちます。
MRI検査でしか確認できない症状もあるため、誰でもMRI検査を受ける可能性があります。
アートメイク後にMRI検査を受けるとどうなる?リスクを解説
アートメイクで使用するインクの色素には、微量の金属成分が含まれています。色素に含まれる金属とMRIの電磁波が反応すると電流が発生し、発熱による火傷を引き起こすリスクがあります。また、アートメイクに含まれる金属成分がMRIの電磁波に影響し、検査画像の乱れを起こすことも考えられます。
現在、国内のクリニックで使用されているアートメイクの色素の金属含有量はごく微量で、MRI検査で問題になることはほとんどないとされています。しかし、インクに多量の金属が含まれているケースもゼロとは言えないので、その場合は注意が必要です。
最近のアートメイクは肌のとりわけ浅い層である表皮に施すため、通常は1~2年かけて色が抜けていきます。しかし、数十年前にアートメイクを受けて現在でも青緑に色が残っているようであれば、表皮より深い部分にまで色を入れている可能性が高いと言えます。
そのため施術を受けた時期に関係なく、アートメイクを施している方に対しては、特別な必要性がない限りMRIを実施しない医療機関もあるようです。
MRI検査を受けられない可能性があるアートメイク
先述のとおり、アートメイクをしていてもMRI検査を受けらることが多いですが、中には検査を断られるケースもあります。ここでは、MRI検査を受けられない可能性があるアートメイクの種類を紹介します。
アイラインのアートメイク
アイライン上下のアートメイクは、他の部位に比べてMRI検査による火傷のリスクが高くなります。
まぶたの上下にアートメイクをしていると目を開けた際にアイラインが円状になります。
するとMRIの電磁波を照射した際にアートメイクの金属成分が反応して誘導電流が発生しやすくなり、熱が発生するのがその理由です。アイライン上下にアートメイクをしていても、目を閉じればインク部分が円状ではなく直線状になり、MRI検査による火傷のリスクは低減します。
ただしリスクがゼロになるわけではありません。アートメイクをしている場合は部位にかかわらず、MRI検査前に医師に申告する必要があります。
インクに多量の金属や酸化鉄を使用している
多量の金属や酸化鉄を使用しているアートメイクのインクは火傷のリスクが高まることから、MRI検査を受けられない可能性があります。しかし、現在日本のクリニックで使用されているアートメイク用のインクに含まれる金属成分はごく微量であり、多くの場合は問題ないでしょう。
10年以上前に使われていたインクを使用している
最近のアートメイクではほとんど問題ないと考えられますが、10年以上前に使用されていたアートメイク用のインクには多量の金属成分が含まれている可能性があり、また皮膚の深部に色素が残っていることもあります。そのため、MRI検査を断られることがあります。
金属成分が多いと火傷のリスクが高まるだけでなく、画像が乱れて診断結果に影響を及ぼすこともあるので注意が必要です。アートメイクの施術から2年以上経過していれば、皮膚のターンオーバーによってほとんどのインクが体外へ排出されるので、MRI検査を受けても問題ないケースが多いとされています。
アートメイクが薄くなっていても金属成分が完全に排出されたかどうかは自分では判断できません。施術から10年以上経過している場合でも、MRI検査前に医師に伝えるようにしましょう。
MRI検査を受ける場合の注意点
ここでは、アートメイク後にMRI検査を受ける場合の注意点を3つ解説します。
FDA認可⾊素を使⽤しているクリニックでアートメイクする
アートメイクで使用するインクは、それぞれのクリニックによって異なります。アメリカの食品医薬品局(FDA)の安全基準を満たした色素を使用しているインクは金属の含有量が非常に少なく、MRI検査に対して影響を及ぼしにくいと考えられています。
そのため、「FDA認可の色素を使っているかどうか?」というのもクリニック選びの指標になるでしょう。
アートメイク施術直後はMRI検査を受けない
アートメイクのダウンタイム期間にあたる施術後1~2週間は肌がデリケートな状態になっているため、特に緊急性がなければ2週間以上経ってからMRI検査を避けることをおすすめします。
火傷のリスクが高くなったり検査結果に影響が出たりするわけではないものの、施術直後は色素が定着していないため、アートメイクの仕上がりにも影響が出る可能性があります。
アートメイクしていることを医師に必ず申告する
現在日本のクリニックで使用されているアートメイクのインクは、一般的にはMRI検査に大きな影響を及ぼしませんがトラブルが絶対に起こらないとは言い切れません。
アートメイクをしていることを申告しなかった場合、万が一MRI検査で異変が起きた時に迅速な対応ができなくなる可能性があります。
そのため、施術を受けたクリニックで「MRI検査を受けても問題ない」と言われていても、MRI検査を受ける前は医師に必ず申告しましょう。
アートメイクにFDA認可の⾊素を使⽤しているクリニック3選
アートメイクの施術フロー STEP1 STEP2 STEP3 STEP4 STEP5 ※アートメイクは医療行為となります。
ここでは、アートメイクのインクにFDA認可済みの色素を使用しているクリニックを3院紹介します。アートメイクの施術の流れは以下の通りです。
※アフターカウンセリングではアフターケアの方法などを説明します。クリニックによって施術前に説明する場合がございます。
※施術後は部位により腫れや赤みが出る場合がございますので、アフターケアや注意事項を守っていただくようにお願いします。
DAZZY CLINIC
DAZZY CLINICは、札幌・新宿・大阪・福岡に計4つのクリニックを展開している美容皮膚科です。医療アートメイクは眉毛、リップ、アイライン、ほくろ、生え際に対応しています。
特徴とおすすめポイント
アートメイクを専門的に扱うDAZZY CLINICは、無料カウンセリングで希望のデザインや悩みを丁寧にヒアリングしてくれるのが特徴です。
眉の⻩⾦比、顔全体の統⼀感、メイクとのバランス、肌質と⾊素の相性、普段のケア方法などを考慮しながらデザインをデッサンしてくれるので、自身の目指すアートメイクに近づきやすいでしょう。
またアートメイクの施術は個室で行われるなどプライバシーもしっかり守られ、施術が受けられます。
店舗名 | DAZZY CLINIC(デイジークリニック) 新宿本院 |
診療時間 | 10:00〜19:00(定休日:年末年始) |
診療科目 | アートメイク、脱毛、美容皮膚科、低用量ピル、メディカルダイエット |
施術箇所(アートメイク) | 眉毛、アイライン、リップ、ほくろ、へアライン |
平均施術回数 | 2回 |
平均費用(税込) |
眉毛 へアライン アイライン上 リップ 指名料 |
予約方法 | 電話またはWEB |
問い合わせ先 | TEL:03-6277-0045(総合受付 10:00~18:00) |
アクセス | 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-6-2 第112東京ビル(T-Wing) 8階 新宿駅より徒歩5分 |
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銀座よしえクリニック
銀座よしえクリニックは東京・横浜に計7院展開している美容クリニックです。アートメイクは眉毛、アイライン、リップ、ホクロ、生え際に対応しています。
特徴とおすすめポイント
銀座よしえクリニックのアートメイクは施術前に額にインクを載せて色を決めるので、仕上がりをイメージしやすいことが特徴です。
希望のデザインに仕上げるために少しずつ確認しながら施術を進めますが、3回目以降に調整したい場合は通常より安い料金で施術を受けられます。
麻酔代が施術料金に含まれているので、痛みが不安な方も追加料金を気にする心配がありません。FDA認可のインクを使用しているためMRI検査に支障をきたすリスクは低いですが、MRI検査を受ける前は必ず医師に申告しましょう。
店舗名 | 銀座よしえクリニック 銀座院 |
診療時間 | 平日 10:00-14:00 / 15:00-19:00 土日祝 10:00-14:00/15:00-18:00 |
診療科目 | 美容皮膚科・美容外科・美容内科・FAGA・医療アートメイク |
施術箇所(アートメイク) | アイブロウ、アイライン、リップ、ヘアライン・生え際 |
平均費用(税込) |
初診料:3,300円 アイブロウ ヘアライン・生え際 アイライン上 フルリップ |
予約方法 | 電話・WEB |
問い合わせ先 | TEL:0120-398-885 |
アクセス | 〒104-0061 東京都中央区銀座2-5-11 V88ビルディング5階 JR「有楽町駅」から徒歩4分 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」から徒歩2分 東京メトロ銀座線/日比谷線「銀座駅」から徒歩3分 |
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フェミークリニック
フェミークリニックは東京と大阪に計7院を展開する美容皮膚科です。フェミークリニック銀座院でのアートメイクは眉毛、リップ、パラメディカルピグメンテーションに対応しています。
特徴とおすすめポイント
フェミークリニックでは、経験豊富なアートメイクアーティストが骨格や筋肉のつき方、顔のパーツに合うデザインを提案してくれます。さらに横になった状態・起きている状態・話している状態も観察しながらデザインを決めるため、どんな表情でも自然な仕上がりが期待できます。
初診料・再診料、カウンセリング料が無料なので、オプション料金を抑えたい方にもおすすめです。電話、LINE、公式サイトから簡単に予約できるのもうれしいポイントです。
店舗名 | フェミークリニック 銀座院 |
診療時間 | 11:00〜20:00(定休日:水曜日、祝日の場合は通常診療) |
診療科目 | アートメイク、美容皮膚科、メディカルダイエット、医療脱毛 |
施術箇所(アートメイク) | 眉毛、リップ、パラメディカルピグメンテーション |
平均施術回数 | 施術部位により異なる |
平均費用(税込) |
リップライン リップシャドウ/フル パラメディカルピグメンテーション(肉割れ・妊娠線) 眉 2D(パウダー眉) パッチテスト検査 1回 4,400円 |
予約方法 | 電話・WEB・LINE予約 |
問い合わせ先 | TEL:0120-3888-29 |
アクセス | 東京都中央区銀座1-3-13 The ORB Premiere(オーブプレミア)3F 銀座駅より徒歩3分 |
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まとめ
近年クリニックで使用されているアートメイク用のインクは金属成分の含有量が少ないため、問題なくMRI検査を受けられることが多いと言われています。
しかしMRI検査による火傷のリスクを減らすには、FDAの安全基準を満たした色素を使用しているクリニックを選ぶのもひとつの選択肢です。アートメイクの施術後1〜2週間はMRI検査を控え、検査前はアートメイクをしていることを医師に必ず申告しましょう。