夏場や野外イベントなど、汗をかいたときに髪のニオイやベタつきが気になる経験をしたことがある人は多いかと思います。そんなときにおすすめのドライシャンプーをご存知でしょうか?この記事では、ドライシャンプーの仕組み・タイプごとの使い方・メリット・デメリット・選び方の解説に加え、おすすめのドライシャンプー13選をご紹介します。せひ参考にしてみてください。
この記事でわかること!
ドライシャンプーとは?
ドライシャンプーとは、水を使わないシャンプーのことです。
吹きかけるスプレータイプや拭くシートタイプなどがあり、それ1つで頭皮のベタつきや汗のニオイを低減することができます。汗・ニオイ・皮脂などを吸着し、綺麗な状態に整えることが目的のヘアケアアイテムです。
ただし、お風呂で使うシャンプーのように汚れを全て落としたり、ニオイをケアしたりする効果は、ドライシャンプーにはありません。家や宿泊先に着いたら、お風呂できちんとシャンプーをするようにしましょう。
ドライシャンプーはいつ使う?タイプ別に解説
ドライシャンプーには6つのタイプがあり、それぞれに適したタイミングやシーンがあります。
ここでは、ドライシャンプーのタイプ別におすすめの使い方をそれぞれ解説します。
日常使いならスプレータイプ
日常的に使うなら、手軽なスプレータイプがおすすめです。ドライシャンプー初心者でも扱いやすく、一度で広範囲に時間をかけずに使えます。
スプレータイプの商品の多くは微粒子パウダーを含み、頭皮や髪を清潔な状態へ戻してくれる効果が期待できます。また、噴射による爽快感があるのもスプレータイプの特徴です。
お出かけイベントならシートタイプ
お出かけやイベントに持って行くなら、使い捨てのシートタイプがおすすめです。軽量で場所を取らないため、フェスなどでも小さなポーチなどに入れて持ち歩けます。
山や飛行機など気圧が変動する場所へも関係なく持ち込めるため、便利です。シートタイプは頭皮や髪を直接拭けるため、より清涼感が得られます。
スポーツや運動後にはミスト・ジェルタイプ
スポーツや運動で汗をかいたあとは、ミストやジェルタイプのドライシャンプーがおすすめです。
水分量が多いタイプのため、洗ったときのようなな仕上がりになるのが特徴です。ニオイを低減することに向いているため、部活やジムの後などニオイが気になるときにおすすめです。
入院時や避難時ならムースタイプ
入院時や避難時など長期間にわたって使用することを想定するなら、ムースタイプのドライシャンプーがおすすめです。
お風呂に入ったような爽快感があるドライシャンプーです。
入院時や災害避難時などは長期間お風呂に入れないことがあります。髪や頭皮の汚れやニオイをケアしたくてもできないとき、ムースタイプのドライシャンプーがあれば爽快感を感じることができる場合があります。
入院や災害避難で使う場合は、周囲への配慮として無香料のものを選ぶことをおすすめします。香りのあるものが良いというこだわりがあるのであれば、柑橘系や石鹸の香りもおすすめです。
ニオイ対策目的ならパウダータイプ
とにかくニオイを抑えたい場合、パウダータイプのドライシャンプーがおすすめです。汗や皮脂などニオイの元をパウダーが吸着することでマスキング効果が期待できます。
ただし、パウダータイプは一度に手に取る量を調整するのが難しいというデメリットもあります。付け過ぎると髪についた粉が目立ってしまうこともあるので、少しずつ付けるようにしてみてください。
ドライシャンプーのメリット
ドライシャンプーのメリットは大きく2つあります。
場所を問わず使える
1つ目は、場所を問わず使える手軽さです。
タイプを問わず、外出先などでニオイや汗が気になったときに手軽に使えるのがドライシャンプーの大きなメリットです。
外出時のお直しにおすすめ
ドライシャンプーは外出時のお直しとしても利用しやすいです。
メイク直しのついでなど、ふとしたタイミングで髪のニオイケアもできるため、デート中などにもおすすめです。
ドライシャンプーのデメリット
メリットが多いドライシャンプーですが、デメリットと言える部分も2つあります。
通常のシャンプーとしては使えない
ドライシャンプーはあくまで外出先などでの応急処置です。毎日のお風呂と同じ効果はないという点に注意しましょう。
洗い流さないドライシャンプーは時間が経てば汚れや皮脂が溜まりやすくなるという点もデメリットです。ドライシャンプーを使った日も、家やホテルに着いたらしっかりシャンプーで洗髪するようにしてください。
パウダータイプは見た目に注意
パウダータイプのドライシャンプーは、粉を髪に撒いて使います。
使用後は見える粉をきちんと拭き取り、フケのように見えないよう注意しましょう。
ドライシャンプーの選び方
ドライシャンプーを買うときは、5つのポイントをチェックしながら選びましょう。
マスキング力
ドライシャンプーごとのマスキング力をチェックしてみましょう。マスキングとは、ニオイを和らげる力のことを指します。
パウダータイプはマスキング力が期待できるため、マスキング力を重視して選ぶ場合におすすめです。他のタイプも基本的なマスキング力はあるものの、商品によってレベルが異なるのでチェックしてみましょう。
マスキング力をチェックするには、口コミなど実際の評判を調べるのがおすすめです。どのようなシーンで使ったのかなどといった具体的なシチュエーション付きの口コミを探してみると良いでしょう。
仕上がり感
仕上がり感は、ドライシャンプーのタイプによって異なります。
ニオイを重視するならパウダー、ベタつきを重視するならスプレー、髪の広がりを抑えてまとめたいならシート・ジェル・ミスト、爽快感ならスプレー・ジェル・ミストタイプなどがおすすめです。
ただし、商品によって配合成分やおすすめの利用場面が異なるため、気になる商品の特徴をそれぞれチェックしてみましょう。
手軽さ
ドライシャンプーはタイプごとに使いやすい場面が異なります。
出先の状態によってはスプレーが使えなかったり、使ったシートを捨てる場所がないなど条件が変わってくるので注意しましょう。目的や使う場所の条件に合わせてタイプを選んでください。
香り
ドライシャンプーには無香料のものと、香り付きのものがあります。基本的には周囲の人に不快感を与えない無香料がおすすめです。
野外で広い場所で使うなら香り付き、屋内の人がいる場所で使うなら無香料など、利用場面に合わせて香りを選んでみてください。
サイズ感
ドライシャンプーのタイプによって、パッケージのサイズ感が全く異なります。
例えばスプレータイプなら、缶が入る大きさのバッグが必要になりますが、シートタイプならバッグのポケットやポーチに入れられます。持ち歩くときの荷物を考え、邪魔にならないサイズ感のものを選びましょう。
おすすめのドライシャンプー
ここからは、おすすめのドライシャンプー12選をそれぞれご紹介します。
価格やタイプなどをそれぞれ調査してまとめているので、ドライシャンプー選びの参考にしてみてください。
スプレータイプのおすすめドライシャンプー4選
Diane Perfect Beauty ドライシャンプー(無香料)
Diane Perfect Beauty ドライシャンプーは、スプレータイプのドライシャンプーです。
40gと95gの2種類が販売されており、用途や荷物量などに合わせて選べるのがおすすめポイントです。汗でベタついた髪をリセットする目的や、出先で人と会う前の身だしなみとして使うのも良いでしょう。地肌がひんやりとしてスッキリするため、気分転換にもなります。
無香料タイプのほか、フレッシュシトラスペア、グレープフルーツ&ペパーミント、フレッシュマンゴー&ムスク、3種類の香りも展開されており、好みやシーンごとに適したものを使えます。
商品名 | ドライシャンプー 無香料 |
メーカー | 株式会社ネイチャーラボ |
容量 | 40g/95g |
定価(税込) | 968円/40g、1,320円/95g |
公式サイトはこちら |
出典:株式会社ネイチャーラボ
BOSLEY(ボスレー)ドライシャンプー<ボリュームアップ>
朝のスタイリング後やお出かけ前、ヘアフレグランスとして使ったり、運動した後に使うなど様々なシーンで簡単にスプレーかけるだけでベタつきした頭皮とぺたんこ髪をスッキリふわっとボリューム髪に復活させます。
ケラチン配合で、スタイリングをキープしながら、髪のダメージも補修してくれます。
商品名 | ドライシャンプー<ボリュームアップ> |
メーカー | 株式会社ネイチャーラボ |
容量 | 95g |
定価(税込) | 1,430円 |
公式サイトはこちら |
出典:株式会社ネイチャーラボ
STEPHEN KNOLL ニューヨーク ドライシャンプーN
STERHEN KNOLL ニューヨーク ドライシャンプーは、スプレータイプのドライシャンプーです。
ノンシリコン、サルフェートフリーに加え、植物由来のパウダーが優しく頭皮と髪の皮脂を吸着し、ニオイやベタつきの低減が期待できます。フレッシュフローラルウッディの香りで、爽やかな仕上がりとなります。
40gのミニサイズも販売されており、荷物の大きさやお試し用として選べるのもおすすめポイントです。
甘めのおしゃれな雰囲気の香りが漂うため、汗のニオイが気になるときにもおすすめです。ミント系の香りが苦手な方にも使いやすい商品と言えるでしょう。
商品名 | DRY SHAMPOO N |
メーカー | 株式会社コーセー |
容量 | 80g |
定価(税込) | 1,320円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社コーセー
エイトザタラソ ウォーターレス ドライシャンプー
ステラシードのエイトザタラソ ウォーターレス ドライシャンプーは、スプレータイプのドライシャンプーです。
皮脂吸着パウダーを配合しており、余分な皮脂をケアします。
アクアホワイトフローラルの優しい香りで、夏場やジム帰りなどにサッと身だしなみを整えたい時に活躍するでしょう。
商品名 | エイトザタラソ ウォーターレス ドライシャンプー |
メーカー | ステラシード株式会社 |
容量 | 40g |
定価(税込) | 1,320円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:ステラシード株式会社
ミストタイプのおすすめドライシャンプー2選
DHC 水のいらない リフレッシュシャンプー
DHC 水のいらない リフレッシュシャンプーは、ミストタイプのドライシャンプーです。
毛穴に詰まった皮脂を取り除きながら、ベタつきやかゆみが気になりにくいすっきりとした頭皮をキープします。病気やケガで入浴できない時や、外出先で汗をかいた時。また、スポーツの後にもおすすめです。
レモンとライムを中心とした柑橘系の爽やかな香りで、汗をかいたあとも爽快感を感じさせてくれます。
商品名 | DHC 水のいらない リフレッシュシャンプー |
メーカー | 株式会社DHC |
容量 | 150ml |
定価(税込) | 880円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社DHC
ザ・プロダクト ドライシャンプー
ザ・プロダクト ドライシャンプーは、ミストタイプのドライシャンプーです。
ダマスクローズ蒸留水と植物由来アルコールが、頭皮に蓄積した皮脂を浮かせます。ペパーミントの香りと清涼感のある使用感が特徴です。
ドライシャンプー以外にも、ボディミストとして使うのもおすすめです。頭皮や髪に使ったり、肌に直接スプレーしてボディーミストとしても使えて便利。
通勤通学・運動後など汗をかいた後や、仕事や勉強の合間のリフレッシュ、マスクの蒸れ対策におすすめです。
商品名 | ドライシャンプー |
メーカー | 株式会社KOKOBUY |
容量 | 115ml |
定価(税込) | 1,650円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社KOKOBUY
ムースタイプのおすすめドライシャンプー2選
水のいらないボディ&ヘアウォッシュ
ルバンシュの水のいらないボディ&ヘアウォッシュは、ムースタイプのドライシャンプーです。
植物性抗菌成分を配合し、100%食用成分なので、誤って口に入っても問題ありません。
忙しい朝や入浴ができない時に、洗い流し不要のシャンプーとして使うのもおすすめです。
商品名 | 水のいらないボディ&ヘアウォッシュ |
メーカー | 株式会社ルバンシュ |
容量 | 150ml |
定価(税込) | 1,320円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社ルバンシュ
スキナドライシャンプー
持田ヘルスケアのスキナドライシャンプーは、ムースタイプのドライシャンプーです。
介護や衛生用品として開発された柑橘系の香りのドライシャンプーで、低刺激なムースで簡単に髪と頭皮の皮脂や汚れを浮かせられるのが特徴です。介護現場や入院時などでの使用を想定された商品のため、幅広い年齢層におすすめできます。
商品名 | スキナドライシャンプー |
メーカー | 持田ヘルスケア株式会社 |
容量 | 140g |
定価(税込) | 1,100円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:持田ヘルスケア株式会社
パウダータイプのおすすめドライシャンプー2選
FPPパウダー
FujikoのFPPパウダーは、パウダータイプのドライシャンプーです。
パフ付きのケースになっており、蓋を取って髪にあてて適量のパウダーを出すことが可能です。
石けんの香りで、幅広いシーンで気軽に使用できるのがメリットです。
頭頂部や前髪が洗い立てのような状態に復活するので、夏場に限らず帽子やヘルメットを被ったあとなどに活躍が期待できます。
商品名 | FPPパウダー |
メーカー | 株式会社かならぼ |
容量 | 8.5g |
定価(税込) | 1,980円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社かならぼ
LUSH ドライミー!
LUSH ドライミー!は、パウダータイプのドライシャンプーです。
コーンスターチとタルクがベタつく髪と頭皮の皮脂を吸着し、マットに仕上げます。グレープフルーツとライムの柑橘系の爽やかな香りも利用場面を選ばず、仕事でも学校でもプライベートでも使いやすいでしょう。
年齢を問わず使いやすい使用感で、汗をかいた後の不快感を一掃して髪のふんわり感を復活させてくれる優れものです。ただし、付け過ぎると髪が白くなってしまうため注意しましょう。
商品名 | ドライミー! |
メーカー | ラッシュジャパン合同会社 |
容量 | 50g |
定価(税込) | 1,300円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:ラッシュジャパン合同会社
その他のおすすめドライシャンプー2選
フレッシュケア ドライシャンプーシート
コーセーのフレッシュケア ドライシャンプーシートは、シートタイプのドライシャンプーです。
ウェットティッシュサイズで気軽に使えるサイズ感で、使い捨てなので衛生的なのことが特徴です。
Ag・銀を配合し、ニオイをケアします。大人も使いやすいラベンダーの香りですが、ほんのり香る程度で持続性はあまりないようです。
持ち運びやすさが特徴の商品で、入院時などに重宝します。水が使えない災害避難時にサッと使えるため、防災バッグなどに入れておくと良いでしょう。
商品名 | フレッシュケア ドライシャンプーシート |
メーカー | 株式会社コーセー |
容量 | 10枚 |
定価(税込) | 524円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社コーセー
水のいらない泡なしシャンプー ウェット手袋
四国紙販売の水のいらない泡なしシャンプー ウェット手袋は、手袋タイプのドライシャンプーです。
災害避難時を想定して作られたドライシャンプーで、水を使わず清潔な頭皮と髪を保つのにおすすめです。
商品名 | 水のいらない泡なしシャンプー ウェット手袋 |
メーカー | 四国紙販売株式会社 |
容量 | 2枚1組 |
定価(税込) | 330円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:四国紙販売株式会社
まとめ
水なしで頭皮や髪のベタつきやニオイを抑えられるドライシャンプーは、夏には欠かせないアイテムです。
清潔感を保つために使うのはもちろん、災害避難時や入院時にもおすすめです。
ドライシャンプーを選ぶときは、使用シーンや目的、体質によって適したタイプを考えるのが大切です。仕上がりに加え、利用場面に合わせた香りも選択できるとより良いでしょう。
自分が使うシーンに合わせて、ぜひドライシャンプーを試してみてください。