「セルフでできる結婚式のお呼ばれヘアアレンジを知りたい」「レングス別で似合うセルフヘアアレンジを見つけたい」と悩んでいませんか?
この記事では、セルフでできる結婚式のお呼ばれヘアアレンジをレングス別で紹介します。この記事を読めば、自分の髪型に合わせたセルフヘアアレンジを見つけられます。
セルフで結婚式のお呼ばれヘアアレンジをしたい方は、この記事を参考にしてみてください。
この記事でわかること!
【ロング】結婚式のセルフヘアアレンジ
ロングヘアの方は、髪の長さを活かしてさまざまなスタイルに挑戦できます。以下のセルフアレンジがおすすめです。
・ポニーテール
・ハーフアップ
・フィッシュボーン
それぞれの作り方を説明します。
シニヨン|くるりんぱで簡単おしゃれ
髪の毛をお団子状にまとめたヘアスタイルです。結ぶ高さや形によって印象が変わります。高めに作れば元気な印象、低めに作れば落ち着いた雰囲気になります。
シニヨンの作り方は以下のとおりです。
- 髪の毛をブラッシングして、好きな位置でひとつ結びにする
- 結び目の上の部分を2つに分けてY字型にする
- Y字型の間に、結び目の下の毛束を外側から内側に向かってくぐらせる
- 毛先を引っ張れば、くるりんぱが完成
- くるりんぱした毛束をお団子状に巻きつけてピンで固定する
- 全体のバランスを見て、髪の毛をルーズに引き出したり、ヘアアクセサリーをつけたりして仕上げをする
くるりんぱでシニヨンを作ると、簡単におしゃれで華やかなヘアスタイルになります。結婚式やパーティーなどのフォーマルな場面でも活躍します。くるりんぱでシニヨンを作ってみましょう。
ポニーテール|三つ編みでキレイに
簡単にできるおしゃれなヘアアレンジです。三つ編みを加えれば、キレイな印象に仕上げられます。
ここでは2つの例を紹介します。
三つ編みポニーテール
- 髪の毛を高めの位置で1つに結び、毛先まで三つ編みにする
- 三つ編みをほぐしてふんわりさせ、ゴムの上に巻きつけてピンで留める
- 顔まわりの髪は少し引き出しておくと、柔らかい雰囲気になる
三つ編みくるりんぱポニーテール
- 髪の毛を低めの位置で1つに結び、ゴムの上の部分を2つに分けて、くるりんぱする
- くるりんぱした毛束を三つ編みにして、ゴムの下に巻きつけてピンで留める
三つ編みくるりんぱポニーテールはシンプルながらも、上品で可愛らしいヘアスタイルです。顔まわりの髪を巻けば華やかさも出るため、さらにアレンジを加えたい方は試してみてください。
ハーフアップ|お団子や編み込みで上品に
髪の毛の一部を上げてまとめたヘアスタイルです。お団子や編み込みなどのアレンジを加えれば、上品でおしゃれな印象に仕上げられます。
お団子ハーフアップ
- 髪の毛をトップとサイドで3つに分ける
- トップの髪の毛を高めの位置で結んでお団子にする
- サイドの髪の毛をそれぞれ巻いて、お団子のまわりに巻きつけてピンで留める
柔らかい雰囲気にしたい方は、顔まわりの髪を少し引き出しておくとよいでしょう。
編み込みハーフアップ
- 髪の毛をトップとサイドで3つに分ける
- サイドの髪の毛をそれぞれ三つ編みにする
- 三つ編みをほぐしてふんわりさせる
- トップの髪の毛と三つ編みを後ろで結んでピンで留める
顔まわりの髪を巻けば、より華やかさが出ます。上品で可愛らしいヘアスタイルにしたい方におすすめです。
フィッシュボーン|ルーズでおしゃれ
髪の毛を2つに分けて、細い毛束を外側から交互に重ねていく編み込み方法です。魚の骨のような見た目からその名がつきました。
編み目をほぐしてルーズにすれば、おしゃれでこなれた雰囲気に仕上げられます。作り方は以下のとおりです。
- 髪の毛をブラッシングしてから、好きな位置でひとつ結びにする
- 結び目の上の部分を二つに分けて、Y字型にする
- Y字型の間に、結び目の下の毛束を外側から内側に向かってくぐらせる
- 毛先を引っ張ってくるりんぱをする
- くるりんぱした毛束を2つに分けて、右側から細い毛束を取り左側に重ねる
- 左側からも同じように細い毛束を取って右側に重ねる
- これを繰り返して、毛先までフィッシュボーンを作る
- ゴムで結んだら、編み目を両手でつまんでゆるめる
- 根元から毛先に向かってほぐしていく
顔まわりの髪や毛先は巻いておくと、華やかさが出ます。
【ミディアム】結婚式のセルフヘアアレンジ
ミディアムの髪型は、簡単にアレンジできるのに華やかに見えるので、結婚式におすすめです。
・小さめシニヨン
・低めお団子ヘア
・編み下ろしヘア
それぞれの、作り方を説明します。
ローポニーテール|編みとねじりで華やか
髪の毛を低い位置で結んだシンプルなヘアスタイルです。編み込みやねじりを加えれば、華やかさやおしゃれさをアップしたい方におすすめです。
- サイドの髪を残しながらトップの髪を取って、ねじりながら何度かピン留めをする
- 前髪を分けて、残したサイドの髪をロープ編みにして後ろで結ぶ
- 結んだ毛束をくるりんぱして、ゴム隠しにする
編み込み
- 髪全体を三つ編みにして、毛先まで結ぶ
- 編んだ毛束をポコポコと引き出して、ふんわりさせる
- 結んだ毛束の一部を取って、ゴムの上に巻きつけてピン留めをする
編みおろし風
- 髪全体を耳下で結ぶ
- 結んだ毛束の一部を取って、くるりんぱをする
- 残った毛束を三つ編みにして、毛先まで結ぶ
- 編んだ毛束を引き出して、編みおろし風にする
好みに合わせてヘアスタイルを選んでみてください。
小さめシニヨン|タイトで上品な仕上がり
タイトで上品な仕上がりになるヘアスタイルです。髪の毛を後ろで束ね、ねじって丸めてピンで留めれば簡単にできます。作り方は以下のとおりです。
- 髪の毛をブラシでとかし、後ろで低めにゴムでまとめて結ぶ
- 結んだ髪の毛をねじって、ゴムのまわりに丸める(小さめにするには、ねじりながら内側に巻き込む)
- 丸めた髪の毛をピンで留める(ピンは髪の毛の中に隠れるように刺すのがポイント)
- 顔まわりの髪の毛を少し引き出して、ふんわりとさせる(前髪は自分の好みに合わせて整える)
- 最後にヘアスプレーをかければ完成
コツを押さえて上品に仕上げましょう。
低めお団子ヘア|ヌケ感をプラスして大人可愛く
低めお団子ヘアは、ヌケ感をプラスして、大人可愛く仕上がります。作り方は以下のとおりです。
- 髪全体を軽く巻いて、毛先に動きをつける(自然な仕上がりにしたい方は巻き方をランダムにしてみてください)
- 髪を後ろで1つにまとめて、低い位置でゴムで結ぶ
- 結んだ毛束をねじってから、ゴムのまわりに巻きつけてお団子を作る
- お団子の形を整えながら、毛束を引っ張ってほぐす(ヌケ感やボリュームを出すのがポイント)
- 前髪や顔まわりの髪も少し引っ張ってほぐす
- お好みでヘアアクセサリーを飾って完成
上品で可愛らしい印象を与えてくれます。ぜひ試してみてください。
編み下ろしヘア|ポコポコ三つ編みで可愛らしさ全開
ふんわりとした雰囲気が魅力的なヘアスタイルです。作り方は以下のとおりです。
- 髪を左右に分けて、それぞれを三つ編みにし、毛先はゴムで結ぶ
- 三つ編みの毛束を少しずつ引き出して、ポコポコした感じにする(毛束を均等に引き出すのが綺麗に仕上げるポイント)
- 三つ編みを後ろで交差させて、ゴムでまとめる
- 毛先をくるりんぱして、ゴムを隠す(くるりんぱした部分も毛束を引き出してふんわりさせる)
- 前髪や顔まわりの髪はコテで巻いて、自然なカールをつける
ヘアアクセサリーをつけるとさらに華やかになります。また、より柔らかい印象にしたい方は、後れ毛を出すとよいでしょう。
【ボブ・ショート】結婚式のセルフヘアアレンジ
ショートヘアやボブヘアの方でも、結婚式にふさわしいヘアアレンジができる方法があります。
・お団子ハーフアップ
・ピン留めアレンジ
それぞれの作り方を説明します。
編み込み|おくれ毛でゆるふわ感アップ
編み込みの種類や仕方によって、カジュアルからエレガントな雰囲気までできるヘアアレンジです。作り方は以下のとおりです。
- 髪を濡らして、ドライヤーで乾かす
- 自分の好みで分け目を決めて髪を左右に分ける
- 左側の髪を耳の上から三つ編みにする(髪の毛を細く取って、ゆるく編むのがポイント)
- 右側の髪も同じように三つ編みにする(左右のバランスを取るように意識しましょう)
- 両方の三つ編みを後ろで合わせて、ゴムで結ぶ
- 前髪や耳のまわりの髪の毛を少しずつ引き出しておくれ毛を作る(おくれ毛は多すぎないようにしましょう)
- 最後に、ヘアスプレーで全体を固定する
シンプルなドレスや和装にも合う上品なスタイルになります。アクセサリーを付けるときは、耳飾りやネックレスなど小さめのものを選びましょう。
お団子ハーフアップ|ねじってエレガント
お団子ハーフアップは、髪の上半分をお団子にするヘアアレンジです。作り方は以下のとおりです。
- 髪を濡らして、ドライヤーで乾かす
- 自分の好みで髪を左右に分ける
- 左側の髪を耳の上からねじる
- 右側の髪も同じようにねじる(左右でバランスを取ってねじるのがポイント)
- 両方のねじりを後ろで合わせて、ゴムで結ぶ
- ねじった髪の毛をまとめ、くるくる巻いてお団子状にする
- 最後に、ヘアスプレーで全体を固定する
お団子を高めにすると華やかさが出ます。シーンや気分に合わせて楽しめるヘアスタイルです。
ピン留めアレンジ|サイドピンで華やか
サイドピンで髪の毛をまとめると、顔まわりがすっきりと見えてドレスやアクセサリーが映えます。髪の毛が短くてもできるため、ショートヘアやボブヘアの方におすすめです。
サイドの髪をねじってパッチン留めで留めると、エレガントな雰囲気になります。パッチン留めは、ヘアアクセサリーとして使うのもよいでしょう。
また、髪をロープ編みをしてヘアピンで留めると、可愛らしい雰囲気になります。ゴールドピンで重ね付けすると、おしゃれな雰囲気も加わります。
ゴールドピンはシンプルでありながら存在感もあるため、ショートヘアやストレートヘアにもおすすめです。
セルフヘアアレンジする前に用意するもの
セルフヘアアレンジする前に用意するものは、以下のとおりです。
・ワックス
・ブラシ・コーム
・コテ・アイロン
・ヘアアクセサリー
それぞれの特徴を詳しく説明します。
ピン留め
ピン留めは髪をまとめたり、飾ったりできるため、さまざまなヘアスタイルに対応が可能です。
- 髪を留めたい部分にピン留めを差し込んで固定する
- ピン留めの先端は髪の下に隠す
- 複数のピンを使ってしっかりと髪を留める。
ピン留めの色や形や大きさは、さまざまです。U字型やV字型・W字型などのシンプルなものから、花や星・ハートなどの可愛らしいものまであります。自分の髪色やヘアスタイルや好みに合わせて選べます。
ワックス
髪にツヤや動きや束感を出せる化粧品です。髪を固める力が弱いため、自然な仕上がりになります。髪型を変えたいときにも便利です。水分を含むと溶ける性質があるため、水や汗で流れる心配がありません。
- 髪が乾いた状態で使う
- 手のひらに少量のワックスを取ってよく伸ばし、髪に塗ってスタイリングする
- 毛先や表面に重点的に塗れば、動きや束感を出せる
- 塗りすぎると髪が重くなったりベタついたりするため、適量を使う
ワックスは硬さや質感・香りなど種類によって異なります。柔らかいものは固定力が弱く、硬いものは固定力が強くなっています。髪の長さや髪質によって合うワックスが異なるため、自分に合うワックスを選びましょう。
ブラシ・コーム
ブラシ・コームは毛先や歯の形・素材などさまざまで、髪にボリュームやふんわり感・滑らかさを出せます。
種類によって、髪への刺激やとかす力などさまざまです。そのため、自分の髪質やヘアスタイルに合わせて選ぶ必要があります。
コテ・アイロン
カールやストレートなど、自分の好きなヘアスタイルに変えられる道具です。髪の形状記憶力を高め、長時間ヘアスタイルをキープできます。
ただし、髪にダメージを与える可能性があるため、使用前にヒートプロテクト剤をつけたり、使用後にトリートメントをしたりしましょう。
コテやアイロンの種類によって、ヘアスタイルの作りやすさは異なるため、自分に合うアイロンを選んでみてください。
ヘアアクセサリー
ヘアアクセサリーは、ヘアアレンジに華やかさや個性をプラスできます。服装やメイク・雰囲気に合わせて選べば、統一感のあるコーディネートになるでしょう。
リボンやバレッタ・ヘアバンドなどアクセサリーによって印象も変わってくるため、コーディネートに合わせて選んでみてください。
要注意!結婚式にNGのヘアアクセサリー
結婚式にゲストとして参列する場合は、服装や髪型などのマナーにも気を配る必要があります。
特にヘアアクセサリーは、顔まわりにつけるため、目立ちやすくなります。そのため、選ぶ際には注意しましょう。
・ファーなど派手なもの
・生花を使ったヘアアクセサリー
・季節に合わない素材のヘアアクセサリー
これらのヘアアクセサリーが、NGである理由を説明します。
ティアラなどの光りもの
花嫁や新郎より目立ってしまう可能性が高く、マナー違反になるかもしれません。特に、昼間の結婚式では、カメラのフラッシュや自然光に反射して撮影の邪魔になったり、ゲストの目をくらませたりする恐れがあります。
目立ちすぎないようにヘアアクセサリーを選ぶようにしましょう。
ファーなど派手なもの
ファーは、結婚式というフォーマルな場に合わないだけでなく、毛が「抜ける」「落ちる」ということで縁起が悪いとされます。また、抜けた毛がほかの方の服についてしまうと、不快な思いをさせてしまうでしょう。
同様に、動物モチーフやアニマル柄なども品位に欠けると見られる可能性が高く、結婚式にふさわしくありません。色や形も控えめで、髪型を引き立てる程度に留めるのがおすすめです。
生花を使ったヘアアクセサリー
生花を使ったへアアクセサリーや造花で目立つヘアアクセサリーは使用しないようにしましょう。
生花は花嫁の特権といわれており、花嫁を想起させるものです。そのため、花嫁とかぶる花モチーフを、ゲストが髪に飾るのは失礼にあたります。ヘアアクセサリーは生花や造花を使わず、小さくて控えめなものを選ぶようにしましょう。
季節に合わない素材のヘアアクセサリー
季節に合わない素材のヘアアクセサリーは、全体のコーディネートのバランスを失ってしまうため、避けた方がよいでしょう。
例えば、ベロアやスエードなど暖かみのある素材は秋冬にぴったりですが、春夏には重くて暑苦しく見えてしまいます。逆に、レースやシフォンなど涼し気な素材は春夏に合いますが、秋冬には寒々しく見えてしまいます。
季節に合わせたヘアアクセサリーを選べば、結婚式の雰囲気にもマッチします。
まとめ
結婚式のお呼ばれにぴったりなヘアアレンジをレングス別に紹介しました。
自分の髪の毛に合わせてセルフヘアアレンジでおしゃれに仕上げましょう。また、ヘアアクセサリーは目立つものを使用すると失礼にあたります。目立ちすぎず華やかなものをチョイスしましょう。
この記事を参考に、セルフでできる結婚式のお呼ばれヘアアレンジを見つけてみてください。