ヘアケアアイテムとして多くの方が取り入れているアウトバストリートメント。まだ使ったことがない方にとっては、インバストリートメントとの違いやメリットなど様々な疑問があるものです。この記事では、アウトバストリートメントにまつわる疑問にお答えしつつ、選び方やおすすめ商品もまとめてお伝えしています。アウトバストリートメントに興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること!
アウトバストリートメントとは?
アウトバストリートメントとは、髪が抱えるダメージを補修するために役立つヘアケアアイテムです。
ヘアオイルやヘアミルクとよく似ていますが、アウトバストリートメントには補修成分が入っているという点で大きな違いがあります。ヘアオイルの中にも補修成分が含まれるものがありますが、トリートメントという商品名であるものに関しては100%髪の補修成分が含まれているためヘアオイルなどとは違う点であると言えます。
アウトバストリートメントが髪の補修を目的としているのに対し、ヘアオイルは髪の乾燥を防ぐことを目的としているので、髪の状態や悩みによって適切な方を選びましょう。
ヘアミルクはアウトバストリートメントの1つですが、仕上がりがサラッとしている点が特徴です。髪に馴染みやすく、サラッと仕上げたい場合はヘアミルクがおすすめです。
アウトバストリートメントに関する疑問
ここからは、アウトバストリートメントに関するよくある疑問10個にお答えしていきます。
アウトバストリートメントとヘアオイルは何が違う?
アウトバストリートメントとヘアオイルには、補修成分の有無という大きな違いがあります。
アウトバストリートメントには補修成分が入っているのに対し、ヘアオイルは補修成分が入っているものと入っていないものがあるため、使用目的が異なるのです。
髪のダメージ補修ならアウトバストリートメント、乾燥防止やスタイリングにはヘアオイルがおすすめです。
アウトバストリートメントとインバストリートメントは何が違う?
アウトバストリートメントとインバストリートメントは使用するタイミングや使用方法に違いがあります。
アウトバストリートメントはお風呂から上がってから付けるのに対し、インバストリートメントはお風呂にいるとき、髪が濡れているときに使います。
また、インバストリートメントはお風呂の温度や湿度を利用して放置時間を設けたほうが良いのも特徴です。その後洗い流しますが、アウトバストリートメントの場合は洗い流す必要はありません。
アウトバス剤って何?
アウトバス剤とは、タオルドライ後に使うことで髪を守ったり補修したりする効果が期待できる「洗い流さないトリートメント」のことです。アウトバストリートメントのことを指します。
アウトバストリートメントを使う時のヘアケア手順は?
アウトバストリートメントを使う場合、お風呂上りに塗布するのが正しい手順です。
ただし、商品によってタオルドライ後やドライヤーの後など推奨されるタイミングが異なるため注意が必要です。アウトバストリートメントを使うときは、手元の商品の取扱説明書をよく読んで、推奨される手順に従いましょう。
アウトバストリートメントの効果は?
アウトバストリートメントは、補修成分が含まれているため髪のダメージ補修効果が期待できます。その他、オイルタイプであれば髪の表面の保護、乾燥予防などの効果が期待でき、ミルクタイプのものであればサラッとした仕上がりで髪を保護・補修できます。
アウトバスの反対は?
アウトバスの反対はインバスです。お風呂の外がアウトバス、中がインバスという意味です。
アウトバストリートメントの使用頻度は?
アウトバストリートメントの使用頻度は、基本的に毎日でOKです。
髪は日々ダメージを受けているので、こまめにケアするためにも毎日お風呂上がりと朝のスタイリング時に使うのがおすすめです。もし手元にあるアウトバストリートメントに推奨される使用頻度が明記されている場合は従いましょう。
アウトバストリートメントはどんな人におすすめ?
髪のダメージ補修効果が期待できるため、ダメージヘアが気になる方におすすめです。
髪のパサつき、ごわつき、広がり、ハリコシの減少など、様々なダメージに対して良い効果が期待できます。
アウトバストリートメントを止めるとどうなる?
アウトバストリートメントの使用を止めると、多くの場合は使用前の状態に徐々に戻っていってしまいます。
日々のケアは継続してこそ効果を発揮します。止めてしまうと、その分ダメージケアなどがおろそかになるということなので、髪の状態は少しずつ悪化してしまう可能性が高いと言えるでしょう。
アウトバストリートメントはどこで買える?
アウトバストリートメントはドラッグストアや通販などで購入できます。中にはサロン専売のものもあるので、気になる商品がどこで買えるのかきちんとリサーチしましょう。
アウトバストリートメントの選び方
アウトバストリートメントを選ぶときは、4つのポイントを抑えておきましょう。
タイプで選ぶ
1つ目は、アウトバストリートメントのタイプです。自分の悩みや目的に合ったタイプを確認しましょう。
オイル
オイルタイプは油性の膜が髪を守ってくれることが特徴です。油分が多く、付け過ぎると髪がベタっとしてしまいます。
ミルク、クリーム
ミルクタイプやクリームタイプは髪に馴染みやすく、しっとり軽やかな仕上がりです。オイルタイプよりも使用感がサラッとしています。
ミスト、スプレー
ミストタイプやスプレータイプは髪への浸透力が高く、油分が少ないことが特徴で、サラッとした仕上がりです。
ジェル
ジェルタイプは、ミルクタイプやクリームタイプと似たアウトバストリートメントです。やや重めの仕上がりが特徴で、ミルクタイプやクリームタイプでは軽すぎると感じる場合におすすめです。
髪のダメージレベルで選ぶ
髪のダメージレベルによって、選ぶべきアウトバストリートメントが異なります。自分の髪をよく観察し、ダメージレベルに合わせたものを選びましょう。
髪のダメージレベル:低
髪のダメージレベルが低く、そこまで重いテクスチャのアウトバストリートメントは求めていない方にはヘアミルクがおすすめです。
サラッとした仕上がりで、乳液のような質感が特徴です。油分と水分のバランスが良く、べったりとせず軽い仕上がりで適度に髪のダメージ補修と保護をしてくれます。
カラーやパーマをしたことがない、または年に数回しかしない方や、髪がもともと細く弱い方などにおすすめです。
髪のダメージレベル:中
髪のダメージレベルが中くらいの方にはヘアクリームがおすすめです。ヘアミルクより少し油分が多いため、やや傷んでいる髪にピッタリです。
定期的に暗色のカラーリングをしている方、髪が広がりやすい方、パサつきが気になる箇所がある方などにピッタリでしょう。
髪のダメージレベル:高
髪のダメージレベルが高い方にはオイルタイプがおすすめです。濡れたようなツヤ感を持たせつつ、油分がしっかりダメージヘアを保護します。
ヘアケア剤としてもスタイリング剤としても使われるオイルタイプのアウトバストリートメントは、主成分が油であるためテクスチャはかなり重めです。濡れ感やツヤ感が残り、髪がしっとりまとまります。
カラーやパーマを繰り返している方、ブリーチ毛、切れ毛やパサつきが気になる方、髪が絡まりやすい方などにおすすめです。
成分と添加物で選ぶ
アウトバストリートメントは商品によって様々な成分が配合されており、添加物の有無も異なります。購入前に成分表をチェックして、しっかり比較しましょう。
UVケア、ヒートプロテクト、ボタニカル成分などは商品の目立つところに記載されていることが多いのでよく見てみてください。
また、添加物は髪にとって刺激や負担となるため、含まれていない物がおすすめです。無添加のアウトバストリートメントを探してみてください。
香りで選ぶ
香りも要チェックです。アウトバストリートメントは付けてからしばらく、髪に香りを纏わせてくれます。
そのため、好きな香りであればあるほど気分の上がる時間が続くということです。逆に、あまり好きではない香りや具合が悪くなるような香りはストレスになるためおすすめしません。
アウトバストリートメントを選ぶときは、香りもしっかりチェックしましょう。
迷ったらこれ!おすすめのアウトバストリートメント14選
最後に、おすすめのアウトバストリートメント14選をご紹介します。アウトバストリートメント選びに迷ったときの参考にしてくださいね。
Emma cocarne ヘアオイル
Emma cocarne ヘアオイルは、自然由来のボタニカル成分によって髪と頭皮を健やかな状態へ導くトリートメントオイルです。
3D保護成分によって髪をコーティングし、守りながらダメージ補修をおこないます。広がりやすい髪、乾燥しやすい髪、パサつきが気になる髪もしっとりしなやかな状態へ導き、ベタつかないサラサラヘアに仕上げます。
商品名 | Emma cocarne ヘアオイル |
メーカー | 株式会社LUXU |
容量 | 60ml |
定価(税込) | 3,630円 |
公式サイトはこちら |
出典:株式会社LUXU
LUTY ルーティー ヘアオイル
ルーティーヘアオイルは、髪の水分バランスを整えるアウトバストリートメントです。
髪のタンパク質の隙間に存在し、水分の保持やトリートメントなどの通り道の役割をもつ物質「CMC」に着目し類似成分を配合しています。水分補給、ダメージケア、天然美容成分で美髪効果を目指します。
髪が絡まりやすい方にはサラッとベタつかないスムースタイプ、ダメージケアやうねり、クセが気になる方にはしっとりまとまるモイストタイプがおすすめです。ドライヤー前のケアやアイロン後に使えます。
商品名 | LUTY ルーティー ヘアオイル |
メーカー | 株式会社フォーサイス |
容量 | 100g |
定価(税込) | 3,850円 |
定期購入価格(税込) | 3,080円 ※お届け周期および定期購入コース詳細につきましては、公式サイトをご確認ください。 |
公式サイトはこちら |
出典:株式会社フォーサイス
モロッカンオイル オイルトリートメント
モロッカンオイル オイルトリートメントは、髪質を問わず広いニーズに応えることを目標に研究開発されているオイルタイプのアウトバストリートメントです。
シルクのような美しく健康的な髪を目指し、アルガンオイルが髪を保湿しつつ各種ビタミンが内部から髪の健康をサポートします。乾きやすいツヤのある髪へ導き、サラッとまとまりやすい髪へ導きます。
商品名 | モロッカンオイル オイルトリートメント |
メーカー | MOROCCANOIL |
容量 | 100ml |
定価(税込) | 4,950円 |
詳細はこちら |
出典:株式会社フォーサイス
YOLU カームナイトリペア ヘアオイル
YOLU カームナイトリペア ヘアオイルは、夜間のダメージケアに着目したアウトバストリートメントです。
スクワランやひまわりオイルを配合したオイルタイプのアウトバストリートメントで、髪や地肌が就寝中に受けるダメージを徹底ケアします。毛先まで潤いを与えつつ、ダメージ補修を促します。
地肌のことまで考えられたオイルなので、ヘアケアだけでなくボディオイルとしても使えるマルチオイルであることも特徴です。
商品名 | YOLU カームナイトリペアヘアオイル |
メーカー | 株式会社I-ne |
容量 | 80ml |
定価(税込) | 1,540円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社I-ne
BOTANIST ボタニカルスタイリングクリーム
BOTANIST ボタニカルスタイリングクリームは、動物由来成分を使わず植物由来の成分で作り上げられているクリームタイプのアウトバストリートメントです。
ウチワサボテンオイルが髪に潤いを与え、マルラオイルが乾燥から保護します。更にアビシニアンオイル配合でヘアカラーの退色予防効果も期待できるため、カラーリングを楽しんでいる方にもおすすめです。
商品名 | BOTANIST ボタニカルスタイリングクリーム ナチュラルフロウ |
メーカー | 株式会社I-ne |
容量 | 90g |
定価(税込) | 1,518円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社I-ne
Nile ヘアオイル 洗い流さないトリートメント ミドルダメージ スムージングモイスチャ
Nile ヘアオイル 洗い流さないトリートメント ミドルダメージ スムージングモイスチャは、軽い着け心地が特徴のアウトバストリートメントです。オイルタイプでありながら、サラッとした仕上がりが特徴です。
開いたキューティクルを閉じ、ツヤのある健康的な髪へ導きます。湿気、熱、UVから髪を守る効果も期待できる、まさにミドルダメージ向けのアウトバストリートメントです。
商品名 | NILE ヘアオイル 洗い流さないトリートメント ミドルダメージ スムージングモイスチャ |
メーカー | 株式会社NILE PROMOTION |
容量 | 95ml |
定価(税込) | 2,280円 |
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uka hair oil Windy Lady
uka hair oil Windy Ladyは、べたつかず、なめらかな質感のヘアオイルです。傷んだ髪をケアしながら、乾燥・ヘアカラーなどによる髪のパサつきや静電気を防ぎます。
フレッシュイランイラン、ベチバーの心地よい香りで、ふんわりまとまりのよいスタイルに仕上げます。
商品名 | uka hair oil Windy Lady |
メーカー | uka Tokyo head office |
容量 | 50ml |
定価(税込) | 4,400円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社ウカ
SHIRO サボン ヘアオイル
SHIRO サボン ヘアオイルは、クランベアビシニカ種子油を配合した乾燥に強いヘアオイルです。広がりやすいパサパサ髪に潤いを与え、しっとりまとまりやすい髪へ導きます。
ヘアオイルでありながらサラッとした軽いテクスチャが特徴で、就寝前だけでなく外出前にサッと付けやすいアウトバストリートメントです。
商品名 | SHIRO サボン ヘアオイル |
メーカー | 株式会社シロ |
容量 | 30ml |
定価(税込) | 3,201円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社シロ
ululis ウォーターコンク モイストヘアオイル
ululis ウォーターコンク モイストヘアオイルは、コラーゲンを配合した保湿効果が優れたヘアオイルです。乾燥・パサつきを抑えて、髪の毛に深いうるおいを与えながら柔らかく整えます。オイルを付けた瞬間からアクアリリーの香りが広がり、べたつき感がなく、サラサラに仕上げてくれます。
商品名 | ululis ウォーターコンク モイストヘアオイル |
メーカー | 株式会社H2O |
容量 | 100mL |
定価(税込) | 1,540円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社H2O
ロレッタ ベースケアオイル
ロレッタ ベースケアオイルは、軽くサラッとしたテクスチャが特徴のオイルタイプのアウトバストリートメントです。付けた後の手にもベタつきが残りにくいため、気軽に毎日使いたくなるのも特徴です。
程よい自然なしっとり感を守りつつ髪全体を軽くサラッと仕上げるため、ショートヘアの方や髪の量が少ない方でも扱いやすくおすすめです。
商品名 | ロレッタ ベースケアオイル |
メーカー | 株式会社b-ex |
容量 | 120ml |
定価(税込) | 2,860円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社b-ex
ellips ヘアーオイル トリートメント
ellips ヘアーオイル トリートメントは、1mlずつ個包装になっているオイルタイプのアウトバストリートメントです。
1粒ずつ開封して使うため劣化しにくく、毎回新鮮な状態のヘアオイルを使用できるのが特徴。量の調整がしやすいのもメリットです。ホホバオイルによる保湿効果で、乾燥ダメージを受けた髪を毛先までしっかりケアし、まとまりやすい髪へ導きます。
商品名 | ellips HAIR VITAMIN TREATMENT |
メーカー | Ellips Hair |
容量 | 50P/50ml |
定価(税込) | 1,980円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:Ellips Hair
ミルボン エルジューダ MO
ミルボン エルジューダ MOは、毛髪補修成分オリーブスクラワンを配合したオイルタイプのアウトバストリートメントです。髪内部から柔らかくハリコシのある扱いやすい状態へ導きます。
髪質が硬めの方、ごわつきが気になるかた、上手くまとまらない方などにもおすすめです。
商品名 | ミルボン エルジューダ MO |
メーカー | 株式会社ミルボン |
容量 | 120ml |
定価(税込) | 2,860円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社ミルボン
Moii(モイ)オイル レディアブソリュート
毛が細い方や柔らかい毛の方でも使いやすいさらっとした質感ながら、程よく濡れ感を演出してくれます。自然由来成分のみで作られたナチュラルなオイルなので、ボディにも使用できます。また、ヘアアイロン後や巻き髪をした最後に少し足せば、美しく仕上がります。スタイリング用オイルであまり重くないものをお探しの方に向いているヘアオイルです。
商品名 | Moii(モイ) オイル レディアブソリュート |
メーカー | タカラベルモント株式会社 |
容量 | 50mL |
定価(税込) | 2,860円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:タカラベルモント株式会社
Giovanni 2chic ダメージヘアセラム
Giovanni 2chic ダメージヘアセラムは、カラーやパーマを頻繁に繰り返しているようなハイダメージヘアにおすすめのアウトバストリートメントです。
外部からはうるおいヴェールが髪を守り、内部へは補修成分がしっかり浸透します。髪内部に必要な脂質を届け、潤いを保ちやすくしてくれます。枝毛や切れ毛が気になる方のダメージケアにもピッタリです。
商品名 | Giovanni 2chic ダメージヘアセラム |
メーカー | Giovanni |
容量 | 81ml |
定価(税込) | 2,970円 |
Amazonで詳細を見る |
まとめ
お風呂上がりのヘアケアとして注目されているアウトバストリートメント。様々なタイプの商品があり、ダメージレベルや目的に合わせて選択することでより高い効果を得られるでしょう。特にダメージヘアのパサつきや広がり、切れ毛、枝毛などが気になるときはお風呂上りや外出前にケアとダメージ予防を兼ねてアウトバストリートメントを取り入れてみてください。