ヘアケア用品として多くの方が取り入れているオイルとクリームですが、実際にどちらを使うべきかよくわからない…と悩んでしまっていませんか?
この記事では、ヘアオイルとヘアクリームの違いや特徴、使い分け、使い方と注意点をお伝えしつつ、おすすめの商品もご紹介します。
ヘアオイルとヘアクリームのどちらを使うべきかわからない方、上手く使い分けたい方、ヘアケアを改めたい方などに役立つ情報をまとめているので、是非最後までご覧ください。
この記事でわかること!
ヘアオイルとヘアクリームの違い
ヘアオイルとヘアクリームはどちらもヘアケア用品ですが、それぞれ異なる特徴があります。
特に大きな違いは、ヘアオイルは液体状、ヘアクリームはクリーム状であることが挙げられます。髪に付けるときの感覚が違うため、好みが分かれるポイントとも言えるでしょう。
また、ヘアオイルとヘアクリームには髪の状態や悩みによって向き不向きがあります。使う前にきちんと確認しておきましょう。
ヘアオイルの特徴:ダメージヘアやくせ毛向け
ヘアオイルは、ダメージヘアやくせ毛のケアにおすすめの液体状のヘアケアアイテムです。高い保湿力やダメージ補修をメイン用途とするヘアオイルは、髪を守りながらケアしてくれる他、スタイリング剤としても使用できます。
アイロンやコテでスタイリングする方や、乾燥、紫外線によってダメージを受けている髪も優しく守りながら補修し、まとまりやすい状態へ導きます。
ヘアオイルの使い方
ヘアオイルは、以下のような手順で使うことで最大限に効果を発揮させることができます。
2.毛先を中心に、髪の内側も含め全体に馴染ませます。
3.手に余ったヘアオイルを髪の表面に馴染ませる
ケア用のトリートメントオイルでも、スタイリング用のスタイリングオイルでも、基本的な使い方は似ています。ただし、スタイリングに使う場合はアイロンやコテを使う前に付けられるヘアオイルを選ぶようにしましょう。
ヘアクリームの特徴:パサつく髪や広がる髪に
ヘアクリームは、パサつく髪や広がる髪におすすめのクリーム状のヘアケアアイテムです。保湿効果があり、乾燥によって広がってしまう髪を落ち着かせたいときに活躍します。
オイルよりも伸びが良いものが多く、毛量が多い方でもしっかり髪全体に行き渡らせられるのが特徴です。また、ヘアクリームはダメージ補修の効果も期待できるため、ダメージヘアやエイジングヘアのケアにもおすすめです。
ヘアクリームの使い方
ヘアクリームは以下のような手順で使いましょう。
2.ダメージが気になる部分を中心に、髪全体に揉み込みます。
3.内側までしっかり馴染ませます。
ダメージ補修がメイン用途であるヘアクリームを使う場合、入浴後の濡れた髪に使うようにしましょう。濡れた髪はキューティクルが開いた状態なので、ヘアクリームの補修成分などが内部まで早く浸透しやすいためです。
ヘアオイルとヘアクリームの使い分け
特徴を踏まえて、ヘアオイルとヘアクリームの使い分けについて紹介します。
ヘアオイルとヘアクリームはどちらも保湿効果やダメージ補修効果が期待できるケアアイテムですが、質感の違いから使うタイミングが異なります。
髪の保湿やツヤ出しにはヘアオイル
ヘアオイルを使ったケアは、ツヤのある仕上がりが特徴です。
オイル特有のツヤ感、濡れ感、束感が残るため、ツヤのある髪に仕上げることができます。また、ヘアオイルには髪を摩擦や熱などの外部による影響から守る効果もあるため、乾燥やダメージによってツヤを失った髪にも再び美しさを取り戻すことが期待できます。特にウェットタイプのオイルなら、より髪を艶やかな髪に仕上げられます。
髪の補修や乾燥対策にはヘアクリーム
ヘアクリームを使ったケアは、ダメージ補修や乾燥対策に向いています。ヘアクリームで髪をパックすることで、成分が髪内部に浸透してダメージをしっかり補修してくれます。また、冬など乾燥する時期に使うならヘアクリームの方がおすすめです。乾燥からの保護がメイン用途であるアイテムが多く、パサつきや広がりの予防になります。
ヘアオイルの使い方をチェック!
ヘアオイルにはケア用のトリートメントオイルとヘアセットに使うスタイリングオイルの2種類があります。入浴後など、髪のケアにはトリートメントオイル、お出かけ前などにはスタイリングオイルという風に使い分けると良いでしょう。マルチオイルの場合、トリートメントオイルとしてもスタイリングオイルとしても使える場合があるので、使用方法をしっかり確認してください。
また、100%天然由来成分のオイルなどはマルチオイルとして髪以外にも顔やボディにも使うことができるため、全身の保湿オイルやマッサージオイルとしても使用できます。
ヘアオイルを使うときの注意点
ヘアオイルを使うときは、オイルを髪の根元まで付けないようにすること、髪の長さに合わせた量を使うこと、髪質に合ったものを使うことの3つが注意点です。ヘアオイルを髪の根元まで付けてしまうと、髪が潰れてしまいます。また、髪の長さに合わせて適量を使わないと全体に行き渡らなかったり、髪が重くベタついてしまったりするので注意しましょう。
髪質によって、サラッとしたものやしっとり重めのものなど使い心地の良いものを選ぶことで、ヘアオイルを快適に使えます。
ヘアクリームの使い方をチェック!
ヘアクリームは主に髪の補修ケアに使用するものです。髪をしっとりパックして乾燥や摩擦などの外部による影響から保護しつつ、既に受けてしまったダメージを配合成分によって補修してくれます。
ボディクリームなどの中にはヘアクリームとして使うことができるものもありますが、ヘアケア用のクリームを使った方がダメージ補修などの効果が得やすいでしょう。
ヘアクリームを使うときの注意点
ヘアクリームは基本的にヘアケアがメイン用途のアイテムです。ボディクリームやハンドクリームとは使い分けておくのがおすすめです。しかし、商品によってはマルチクリームとして髪、顔、ボディなど幅広く使えるものもあります。髪のダメージ補修成分などを強く求めない限りは、マルチクリームを使って髪を保護するのも良いでしょう。
ただし、ダメージヘアやエイジングヘアなどパサつきや広がりが目立つ髪には髪用のヘアクリームを使った方がケア効果が期待できます。自分の髪の状態や使い方に合わせてヘアクリームを選んでください。
おすすめのヘアオイル7選
ヘアオイルおすすめの商品をご紹介します。
モロッカンオイル トリートメント
モロッカンオイル トリートメントは、ヘアケア用のオイルです。保湿成分のアルガンオイル、脂肪酸に加え、美容成分のビタミンも配合しているため髪をシルクのようななめらかさへ導きます。ベタつかない処方で、浸透が早く髪にツヤを与えてくれます。地中海をイメージさせる爽やかな香りです。甘い香りが苦手な方でも使いやすい商品になっています。
商品名 | MOROCCANOIL モロッカンオイル オイルトリートメント |
メーカー | MOROCCANOIL |
容量 | 100ml |
定価(税込) | 4,950円 |
詳細はこちら |
出典:株式会社フォーサイス
コディナ アルガンオイル
アルガンオイルは、化粧水の前のブースターオイルとしての使い方が最も効果的です。化粧水、乳液、クリーム、美容液などの浸透効果を高める働きもあります。高い保湿力がありながらもベタつかないため、スキンケアはもちろん、ボディケアやヘアケアなど全身にも使いやすいオイルです。肌の水分と油分のバランスを整えるため、気になる皮脂をおさえながら欲しいうるおいだけをキープ。ふっくらと柔らかい肌に導きます。
商品名 | コディナ アルガンオイル |
メーカー | 株式会社musubi |
容量 | 50ml |
定価(税込) | 3,740円 |
公式サイトはこちら |
出典:株式会社musubi
ao-碧モイストオイル 硬い髪・太い髪用ヘアオイル
良質な植物オイル配合で潤いを与え、 しっとりとまとまりのある髪に導く洗い流さないヘアオイルです。オイルの質がトロッと濃厚でしっかりと髪にとどまり、太く硬い髪でも膨らみを抑えてまとまりを良くしてくれます。マカダミア種子油・バオバブ種子油・オリーブ果実油・シア脂・ワサビノキ種子油・ホホバ種子油。選び抜かれた6種の天然植物油が、植物の力で髪を綺麗に整えます。
商品名 | ao-碧モイストオイル 硬い髪・太い髪用ヘアオイル |
メーカー | 合同会社グランペール |
容量 | 50ml |
定価(税込) | 3,500円 |
公式サイトはこちら |
出典:合同会社グランペール
ReFa LOCK OIL
ReFa LOCK OILは、熱を味方に、髪をロックするスタイリングオイルです。アイロンやコテの熱を前提にした処方でスタイリングをキープします。傷めずしなやかで指通りの良いツヤ髪を目指せます。植物由来の香料による、心地よいフルーティフローラルの香りです。自然な香りが1日中漂うため、ヘアフレグランスとしても楽しめます。
商品名 | リファロックオイル/リファロックオイルライト |
メーカー | 株式会社MTG |
容量 | 100ml |
定価(税込) | 2,640円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社MTG
&honey モイストシャイン ヘアオイル
&honey モイストシャイン ヘアオイルは、ケア用のヘアオイルです。髪の水分量と潤いのバランスに着目し、製品の90%以上を保湿・保護成分で構成しています。100%モロッカンオーガニックオイルを使用し、マヌカハチミツ、アカシアハチミツ、生ハチミツを配合することで高い保湿・保護効果が期待できます。甘いフェアリーローズハニーの香りです。甘めの香りが好きな方におすすめです。
商品名 | &honey モイストシャイン ヘアオイル |
メーカー | 株式会社ヴィークレア |
容量 | 100ml |
定価(税込) | 1,540円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社ヴィークレア
Emma cocarne ヘアオイル
Emma cocarne ヘアオイルは、自然由来のボタニカル成分によって髪と頭皮を健やかな状態へ導くトリートメントオイルです。3D保護成分によって髪をコーティングし、守りながらダメージ補修をおこないます。広がりやすい髪、乾燥しやすい髪、パサつきが気になる髪もしっとりしなやかな状態へ導き、ベタつかないサラサラヘアに仕上げます。
商品名 | Emma cocarne ヘアオイル |
メーカー | 株式会社LUXU |
容量 | 60ml |
定価(税込) | 3,630円 |
公式サイトはこちら |
出典:株式会社LUXU
uka hair oil Windy Lady
uka hair oil Windy Ladyは、べたつかず、なめらかな質感のヘアオイルです。傷んだ髪をケアしながら、乾燥・ヘアカラーなどによる髪のパサつきや静電気を防ぎます。
フレッシュイランイラン、ベチバーの心地よい香りで、ふんわりまとまりのよいスタイルに仕上げます。
商品名 | uka hair oil Windy Lady |
メーカー | uka Tokyo head office |
容量 | 50ml |
定価(税込) | 4,400円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社ウカ
おすすめのヘアクリーム4選
大島椿 ヘアクリーム しっとり
大島椿 ヘアクリーム しっとりは、ツバキの力で髪をしっとりまとめるヘアクリームです。ツバキセラミドとツバキオイル、2種類のツバキ由来成分を配合した相乗効果で髪のダメージや乾燥を徹底ケアします。健やかでツヤのある美しい髪へ導きます。
パサつく髪、広がる髪をしっかりまとめてくれるので、冬場などにもおすすめです。少量でアホ毛までしっとり寝かせる効果が期待できます。香料不使用で、ツバキオイルが自然に香ります。
商品名 | 大島椿 ヘアクリーム |
メーカー | 大島椿株式会社 |
容量 | 160g |
定価(税込) | 1,023円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:大島椿株式会社
THREE ヘアケア&スタイリング クリーム
THREE ヘアケア&スタイリング クリームは、天然由来成分86%のヘアクリームです。ケアとスタイリングのどちらにも対応できます。
ワックスと同程度のホールド力があり、髪全体をしっかりコーティングします。伸びが良くベタつかない、軽めのテクスチャでありながらスタイリングを長時間キープします。精油や植物油に加え、ボタニカルウォーターを配合しているため保湿力も高く、乾燥から髪を守ります。毛先まで保護、保湿できるため健康的な髪を保てるでしょう。イランイランの香りが優しく髪を包みます。
商品名 | THREE ヘアケア&スタイリング クリーム |
メーカー | 株式会社ACRO |
容量 | 40g |
定価(税込) | 3,300円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社ACRO
BOTANIST ボタニカルスタイリングクリーム スリークフロウ
BOTANIST ボタニカルスタイリングクリーム スリークフロウは、スタイリングに向いたヘアクリームです。ベタつかないサラッとしたテクスチャで、髪に潤いを与えながら自然なツヤを表現できます。ダメージ補修成分も配合しているため、髪をスタイリングしながらヘアケアも行えます。チェリーとライラックの爽やかで甘い香りが長時間漂います。
商品名 | ボタニカルスタイリングクリーム スリークフロウ |
メーカー | 株式会社I-ne |
容量 | 90g |
定価(税込) | 1,518円 |
Amazonで詳細を見る |
出典:株式会社I-ne
いち髪 芯からうるおいまとまる和草クリーム
いち髪 芯からうるおいまとまる和草クリームは、和草の力で髪のダメージを補修し予防するヘアクリームです。和草UVダメージケア成分を配合しているため、紫外線対策にも使えます。また、ヒートプロテクト、湿気コントロールの効果も高いため梅雨時やアイロンを使ったスタイリングにもピッタリです。満開の山桜をイメージした春の香りが髪を優しく包みます。ドラッグストアなどでも購入できる、コスパの良い商品です。
商品名 | いち髪 芯からうるおいまとまる和草クリーム |
メーカー | クラシエ株式会社 |
容量 | 150g |
定価(税込) | オープン価格 |
Amazonで詳細を見る |
出典:クラシエ株式会社
まとめ
ヘアオイルとヘアクリームは、どちらもヘアケアやスタイリングに使えるアイテムです。ヘアオイルは保湿やダメージ補修の効果に長けており、自然なツヤを与えるスタイリングが得意です。一方で、ヘアクリームはクリーム状のケアアイテムです。髪をしっかり守りつつ、ダメージ補修と乾燥予防に役立ちます。
ヘアオイルとヘアクリームは商品によって似た効果が得られるものもありますが、付け心地や仕上がりに違いがあるため自分に合ったものをきちんと選びましょう。特に、UVカットや乾燥予防、ダメージ補修などの成分は一律ではないため、気になる商品にどんな成分が含まれているのかは購入前に必ずチェックしてください。
ヘアオイルやヘアクリームを買う前に悩んでしまったら、本記事でご紹介した商品の中から選んでみても良いでしょう。自分の髪に合うもの、自分にとって使い心地が良いものを探して、快適なヘアケアを始めてみてはいかがでしょうか?