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【美容師監修】50代に似合う前髪の作り方やポイントを紹介!

もっと知りたい!女性の髪のこと【お役立ちコラム】

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50代に入るとフェイスラインやおでこのシワが気になり、前髪をどのように作ればいいのか悩むところです。また、前髪が薄くなるとヘアスタイルが上手く決まらなくなってしまうこともあるでしょう。

今回は、50代に似合う前髪の作り方、作る際のポイント、前髪が薄い場合の対処法について詳しくご紹介します。50代に入りヘアスタイルに悩んでいる方は、参考にしてみてください。

この記事の監修者

étora hair
代表 NAO(カドグチ ナオミツ)

URL:https://etora.net/

◇PROFILE
美容師歴13年。
渋谷にあるヘアサロン『étora hair』代表。
お客様1人1人に寄り添った丁寧なカウンセリング、接客を心がけ、トレンドを押さえたスタイルを提供している。

この記事でわかること!

50代で前髪ありのヘアスタイルは見せ方次第

まずは、50代で前髪ありのヘアスタイルはどのように工夫すればいいのかといった点を解説していきます。

前髪あり・なしでも工夫すればオシャレになる

前髪ありのヘアスタイルは、工夫次第で年齢に関係なくオシャレに見せられます。
50代に入り、前髪ありのヘアスタイルがおかしいと感じることがあるのは、髪のボリュームや髪質、フェイスラインなども変化しているためです。つまり、前髪なしのヘアスタイルであっても、髪質やボリュームなどに合わなければ違和感が出る可能性があるということです。

例えば、髪のボリュームが減っている状態で前髪をセンターに分けると、余計に年齢を感じさせてしまう場合もありますし、白髪や地肌を目立たせてしまうことがあるかもしれません。
そのため、50代でも似合う前髪の作り方を覚えるのが、おしゃれに見せる上で重要なポイントになります。

重めの前髪やぱっつんのみでは浮いてしまうことも

前髪を作る際は、50代に合わない、違和感を覚えるようなヘアスタイルは避けた方がいいでしょう。以下に50代で避けた方がいいヘアスタイル、前髪のポイントを紹介します。

  • 重めの前髪
  • ぱっつん
  • 前髪に隙間を多く残す
  • 派手、明るすぎるヘアカラー

重めの前髪やぱっつん、派手めなヘアカラーは、悪目立ちしてしまう可能性もあり注意の必要なヘアスタイルだと言えます。また前髪に隙間の多いシースルーバングなどは、オシャレに見せるのが難しくなるでしょう。

50代に似合う前髪を作る時のポイント

50代に入ってもオシャレに見える前髪を作る際は、髪の流し方や動き、フェイスラインといった点を意識しましょう。続いては、50代に似合う前髪を作る際に押さえておくべきポイントを紹介します。

前髪を斜めに流して生え際をカバー

前髪を斜めに流しながらセットすると、自然な雰囲気を出すことができます。
前髪をかきあげるようなヘアスタイルは、人によって白髪や生え際を目立たせてしまうため、なるべくおでこ周辺をカバーするのがポイントです。また、単純に前髪を真っすぐ下ろしてしまうと、オシャレさを演出しにくいと言えます。

そこで、前髪を斜めに流しておでこの半分をカバーすれば、若々しさを感じさせることが可能です。また、ボリューム感を出せるので、ふんわりとしたヘアスタイルを作りたい方にも向いています。

束感やカールで動きをつけてみる

前髪を流してみて、さらに動きをつけてみたいと思った場合は、髪の長さに合わせて束感やカールのあるヘアスタイルを取り入れてみてはいかがでしょうか。

例えば、ショートやボブヘアにしている時は、すっきりとした印象を作れる束感にしてみるのもおすすめです。束感を作るには、ワックスやバームといったスタイリング剤を適量なじませて、髪の中間あたりから毛先に向かって指を使いながらつまみます。ミディアムやロングヘアの場合は、眉の見える短さにしたり、カールさせた前髪を流したりしてみるのがおすすめです。
眉の見える短さにカットした際は、上に前髪を持ち上げて少し斜めに流すとふんわりとした印象に加えて若々しさも感じさせられます。
前髪をカールさせて少し目にかかるような方向で流した場合は、うねりのある髪質でも自然なヘアスタイルを維持でき、華やかさも出ます。

フェイスラインに合わせてセットしてみる

前髪を作る際は、フェイスラインに合わせてセット・調整してみるのも大切です。
面長さんの場合は前髪の幅を広めにセットして、おでこに空きを作っておくとバランスの取れた印象を与えられます。例えば、前髪をカールさせる際に幅を広めに作ったり、カールの位置を調整したりしてみましょう。
丸顔さんの場合は、前髪に縦方向の形を作ったり毛先を軽めにしたりすると、小顔やほっそりとした雰囲気を作れます。

50代に似合う前髪とヘアスタイルは?

 

ここからは、50代に似合う前髪とヘアスタイルを7つ紹介していきます。

ダブルバングでふんわりとした仕上がり

引用:OZmallヘアカタログ『 PHEME(フェメ)』

ショートやボブヘアにしている時は、ダブルバングでふんわりとした仕上がりを目指せます。ダブルバングとは、髪の毛を2種類の長さにカットして軽さを表現できるスタイルのことです。
前髪をダブルバングにする際は、外側の前髪を長め、内側を短めにした後にカールを付けて動きのあるヘアスタイルにします。また、外側の前髪は少なめにしておけば、ふわっとした仕上がりにできます。

前髪を流したボブヘアで爽やかさを演出

引用:OZmallヘアカタログ『 VoguA(ヴォーガ)』

ショートヘアやミディアムヘアの方で爽やかな雰囲気を作りたい時は、前髪を斜めに流すだけでオシャレな仕上がりを期待できます

また、すっきりとした印象を与えたい場合は、斜めに前髪を流すだけでなくサイドの髪をひし形にしてみるのもおすすめです。前髪を流す際は、右・左どちらかの目尻側から少し斜めにセットします。後は襟足のボリュームを抑え、サイド部分をひし形のような形に調整すれば完成です。

ミディアムヘアの場合はパーマと組み合わせ

引用:OZmallヘアカタログ『 actor(アクター)』

ミディアムヘアの方で、華やかさやかわいいヘアスタイルを好む方は、部分パーマとひし形のセットを組み合わせてみましょう。
前髪は、トップへ向けてかきあげてサイド方向へ流します。次は前髪とサイド部分の毛先、外側を中心にパーマをかければ、すっきりとした魅力のあるヘアスタイルが完成です。

ロングヘアとかきあげ前髪で上品さを印象付ける

引用:OZmallヘアカタログ『 Double(ドゥーブル)』

ロングヘアの場合は、パーマを組み合わせながら前髪に動きを付ければ、より大人っぽさを感じさせるヘアスタイルを作れます。
作り方は簡単で、毛先にゆるめのパーマをかけた上で前髪をかきあげます。また、前髪を長めにカットしておき、サイドをひし形にセットすると、前段の場合と同様にすっきりとした印象を与えることが可能です。

柔らかな印象を与えたい時は外ハネを組み合わせてみる

引用:OZmallヘアカタログ『 Laf from GARDEN(ラフ フロム ガーデン)』

ミディアムヘアで柔らかな印象・大人かわいいヘアスタイルを求めている時は、前髪を流しつつ全体の毛先を外ハネさせてみるのもおすすめです。
まずは、眉下くらいの長さまで前髪をカットし、毛先を中心に斜めに流していきます。次にサイドを含めて全体の毛先を外ハネできるようにブローすると、軽めの雰囲気と大人かわいい印象を与えられます。

根元から動きを付けてボリュームアップ

引用:OZmallヘアカタログ『 VoguA(ヴォーガ)』

髪のボリュームダウンに悩んでいるボブヘアの方は、髪の根元から動きを付けてみましょう
ボリュームアップを意識したい時は、スタイリング剤で髪を持ち上げた後、前髪にゆるめのカールを付けてふわっとした仕上がりになるよう整えます。また、ボリューム感だけでなく軽さを出すには、サイド部分を少しカットして全体の印象をすっきりさせるのがポイントです。

なお、前髪が重いとバランスを崩してしまいます。おでこが少し見える程度に前髪を少しカットしたり、サイドに流したりしましょう。

くせ・うねりのある前髪にも合う厚めのセット

引用:OZmallヘアカタログ『 VoguA(ヴォーガ)』

髪の毛にうねりやくせがあり悩んでいる方は、あえて前髪を少し厚めにセットしてみるのもおすすめです。

まずは、前髪を眉毛あたりの長さに整えておきます。後は、前髪を少し斜めに流しつつ全体を下ろし、サイドやバックの髪の毛にゆるめのカールを付けます。
髪の毛にうねりやくせのある状態では生え際や分け目が見えてしまうものの、厚めにセットすれば大人っぽさや、すっきりした印象を与えられます。また、前髪に複雑な動きを付けずに済むので、手軽さという点でも取り入れやすい方法の1つです。

前髪なしでも老けて見えない方法

前髪なしのヘアスタイルを好んでいる方の中には、若々しく見えるセット方法について知りたい方も多いでしょう。
ここからは、前髪なしのヘアスタイルでも老けて見えない、なおかつおしゃれで若々しい印象を与えるための方法を紹介します。

ショートヘアやボブヘアの場合

ショートヘアの場合は、オールバックなどのヘアスタイルにすれば、前髪なしでも上品な雰囲気を持たせつつ自然なボリュームを保てます。
オールバックのヘアスタイルでは、根元を立ち上げつつ前髪も含めて毛先にカールを付けておくと、ぺったりとした状態を避けることができるでしょう。オールバック以外のヘアスタイルを好む方は、前髪をサイド方向へ束感を残しながら流してみるのもおすすめです。また面長さんの場合は、サイドの髪の毛に丸みを持たせるとフェイスラインの印象を和らげられます。
ボブヘアの時は、サイド方向へ前髪を流したり、センター分けにした上でサイド部分をひし形にセットしたりすると、上品さやすっきりとした印象を与えられます。

ミディアムヘアやロングヘアの場合

ミディアムヘアやロングヘアといった髪に重みのある状態なら、毛先に動きを付けながらセットするのがおすすめです。
ミディアムヘアなら分け目に沿って前髪をサイド方向へ流し、毛先をカールさせてみましょう。また面長さんの場合は、輪郭周辺に髪のボリュームを持たせると全体のバランスを整えやすいと言えます。
ロングヘアの場合は、ミディアムヘアの場合と似たイメージで前髪をサイド方向へ流します。髪にボリュームのある状態なら、ストレートヘアでセットしても上品な雰囲気を持たせることが可能です。反対にボリュームのあるヘアスタイルを好んでいる時は、髪の中間から毛先にかけてウェーブをかけると前髪なしでもふんわりとした仕上がりでおすすめです。

前髪が薄い時にカバーしやすいヘアスタイル

50代に入ると人によっては前髪が薄くなり、どのようにカバーすればいいのか悩む場合もあります。前髪をカバーしたい場合は、流し方や髪の長さ、毛先の動きに注目してみましょう。
それでは、前髪が薄くても全体のバランスを整えられるヘアスタイルとポイントについて紹介します。

ショートヘアなら前髪を含めて無造作ヘアに

ショートやボブヘアにしている時は、前髪を含めて無造作ヘアにしてみるといいでしょう。
特に前髪の一部が薄い場合は、無造作ヘアによって毛量の薄い部分とそうでない部分の差を抑えることが可能です。また、毛先を遊ばせたり全体に動きを付けたりしているので、おしゃれな仕上がりを期待できます。

ただし、ミディアムヘアやロングヘアなど髪が長めの場合は、無造作ヘアはぼさぼさした印象を与えてしまう可能性があります。

ゆるめのカールを付けて前髪を流す

ミディアムヘアやロングヘアの方などは、生え際や分け目を見せないようにしつつ、ゆるめのカールで髪を流してみるのもおすすめです。
前髪をカールさせる際は、根元付近で角度を付けないようにします。次に、サイド部分の毛先を外ハネさせて、スタイリング剤を全体に馴染ませてふわっとした仕上がりにすれば完成です。
なお、前髪に動きを付ける時は、センター分けにならないよう気を付けましょう。

前髪を伸ばしてカバー

前髪をカットするのに抵抗感のある方は、髪を伸ばしてカバーしてみましょう。
例えば、前髪を伸ばして斜めに流したボブヘアにしたりすれば、カットしなくても前髪のバランスを整えることが可能です。また、前髪の毛先に動きを付けつつ段を入れて、なおかつ分け目が見えないように流すとおしゃれな雰囲気へ変わります。
髪をふんわりと仕上げる際は、前髪だけでなくトップ周辺も行うのがポイントです。

まとめ

50代に似合う前髪は思っている以上にたくさんあるので、髪質や全体のボリュームに合わせて様々なヘアスタイルや方法を試してみてはいかがでしょうか。ただし前髪を作る際は、悪目立ちしやすいぱっつんや重めの仕上がりは避けた方がいいでしょう。

前髪が薄くなってきて悩んでいる方や髪全体のボリュームが減ってきた方などは、ヘアアレンジによる対策の他、女性向けの薄毛治療専門クリニックへの相談も検討してみてください。