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【美容師監修】ブラッシングで頭皮と髪が活き活きとする!正しいやり方と効果を解説

きれいな髪を手に入れたい!女性のためのコラム【美髪・髪質改善】

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健やかな頭皮や髪を保つには、毎日のブラッシングが非常に大切です。しかし、間違った方法でブラッシングすると頭皮や髪の毛にダメージを与えてしまいます。この記事では、正しいブラッシングの方法や注意点を紹介します。ツヤのある美髪を手に入れたい方はぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者

étora hair
代表 NAO(カドグチ ナオミツ)

URL:https://etora.net/

◇PROFILE
美容師歴13年。
渋谷にあるヘアサロン『étora hair』代表。
お客様1人1人に寄り添った丁寧なカウンセリング、接客を心がけ、トレンドを押さえたスタイルを提供している。

この記事でわかること!

ブラッシングとは


ブラッシングとは、ブラシを使って髪をとかすことを指します。ブラッシングの必要性について解説します。

正しいブラッシングで髪は活き活きとする

ブラッシングは「ただ髪をとかすだけ」と思われがちですが、正しいブラッシングを習慣化することで、パサついた髪の毛の見た目やうねりを改善でき、美髪に近付くことが出来ます。

中には髪の毛が傷みそうだと思う方もいるかもしれません。しかし、ブラッシングをしないと毛が絡まりやすくなり、摩擦によってキューティクルが剥がれ、ダメージの原因になります。そのため、髪の毛の癖や広がりに悩んでいる人ほど、朝晩の正しいブラッシングが大切です。

ブラッシングで得られる効果

ブラッシングでは、髪の毛のホコリや汚れを取り除けるだけでなく見た目に影響する様々な効果も得られます。ここでは、正しいブラッシングがもたらす影響について解説します。

髪についたホコリや汚れを落とす

ブラッシングをすることにより、髪についたホコリや汚れ、抜け毛などを取り除くことができます。

シャンプー前にブラッシングしておくと泡立ちが良くなり、髪や頭皮への摩擦ダメージも低減できるのです。たっぷりと泡立てて洗うことで、頭皮の皮脂や汚れも吸着しやすくなり、頭皮環境を良好な状態に保つことが出来ます。

頭皮の血行を促進する

ブラッシングによって頭皮の毛細血管を優しく刺激すると、血流が促され、髪の毛を作る「毛母細胞」に血液を通します。その結果、十分な栄養が頭皮に行き届くようになり、ハリのある健やかな髪の毛が生えやすくなります。

白髪を予防する   

白髪が生えなくなる効果はありませんが、ブラッシングにより血行が促進されると「頭皮マッサージ」と似た効果が見込め、間接的に白髪予防に繋がります。ブラッシングで頭皮の下にある側頭筋・後頭筋・前頭筋をほぐすことで、頭頂部の毛細血管にも血液を送ることができます。

切れ毛・抜け毛を防ぐ

頭皮から分泌される皮脂には、頭皮や髪の毛の乾燥を防ぐ働きがあります。ブラッシングをすることで皮脂が毛先まで行き渡るため、乾燥による切れ毛や抜け毛を防ぐ効果も期待できます。

髪の毛の指通りが良くなる

ブラッシングによって皮脂を毛先まで届けることで髪の毛を保護できるだけでなく、潤いやツヤを与えてくれる効果もあります。

正しくブラッシングすると、髪の毛のキューティクルが整うため光がきれいに反射し、指通りの良い美髪に近付きます。

スタイリングしやすくなる

ブラッシングで髪の毛が滑らかになり、ヘアスタイルの土台が整ってスタイリングしやすくなります。ヘアオイルなどのスタイリング剤を使った場合も、ブラッシングで馴染ませることで髪の毛全体に行き渡ります。

頭皮を健康に保つ!正しいブラッシング方法

いきなり頭皮から毛先にブラシを入れるのではなく、まずは毛先にブラシを入れてとかし、髪の毛のもつれをほどきます。髪が長い方は、根元に力が加わらないように髪の毛を持ち上げながら毛先を優しくとかしましょう。

毛先の絡まりがほどけたら、ブラシの先を頭皮に優しく当てます。ブラシは上から下へ動かしてください。後ろは髪を持ち上げて首の付け根から上に向かってブラッシングすると、頭皮へ続く血流を促進させやすくなります。最後に、ブラシを上から下へとかして髪の毛を整えて完了です。

適切なブラッシングの方法

適切なブラッシングの4つの方法を紹介します。

適切な素材のヘアブラシを選ぶ

様々な素材のブラシが販売されていますが、健やかな髪の毛をキープするためには自分の髪質に適したものを選びましょう。

ナイロン製やポリエチレン製のブラシは軽くて扱いやすいものの、静電気が発生しやすいため「静電気防止加工」が付いたものを選ぶことがポイントです。

細く柔らかい髪の毛で乾燥が気になる方は、自然なツヤが出やすい豚毛ブラシ、髪の毛が太くてボリュームが出やすい方は油分や水分の多い猪毛ブラシをおすすめします。

ブラッシングの際には、クッション性があり、目の粗いブラシを選びましょう。

上から下に優しくとかす

必ず毛先の絡まりをとってから、毛流れに沿って上から下にとかしましょう。強くブラシを押し当てるのではなく、優しくゆっくりとブラシを通すのがポイントです。同じ箇所を何度もブラッシングすると摩擦で髪の毛を傷めてしまうため、1箇所あたり2回ほどに留めましょう。

1日2~3回ブラッシングする

ブラッシングの回数は1日2〜3回、1回あたり1〜2分が適切です。回数が少なすぎるとブラッシング効果が少なく、多すぎると摩擦によって頭皮や髪の毛にダメージを与えてしまいます。

朝のスタイリング前、夜のシャンプー前、ドライヤー使用時などが適切なタイミングです。

ブラシは定期的に洗う

髪の毛を健やかな状態に保つには、ブラシのメンテナンスも大切です。

丸洗いできるブラシの場合は、汚れを落とした後にシャンプーやせっけん、重曹を溶かしたぬるま湯につけて洗いましょう。丸洗いできないブラシの場合、ブラシクリーナーで汚れを取ります。

これをすると逆効果!ブラッシングの注意点

ブラッシングが逆効果になってしまうNG行為を解説します。

髪が濡れた状態でブラッシングしない

濡れた髪の毛はキューティクルが開いているため、ブラッシングの摩擦によるダメージを受けやすくなっています。髪の毛をしっかりと乾かしてからブラッシングしましょう。

ブラシを強く当ててこすらない

血行促進のためにブラシを強く当てて擦ると、頭皮を傷付けてしまうことがあります。ブラッシング時は必要以上に頭皮を擦ったり、髪を引っ張ったりしないように注意しましょう。

不衛生なブラシを使用しない

汚れがついたブラシを放置すると雑菌が繁殖する原因になります。不衛生なブラシを使うと頭皮や髪にも雑菌・カビが付着してしまうため、ブラシは定期的に洗いましょう。

静電気に注意する

髪の毛が乾燥していると、ブラッシング時に静電気が発生しやすくなります。

静電気が発生すると髪の毛にダメージを与えてしまうため、ブラッシング前に少量のヘアオイルを髪の毛に塗ることがおすすめです。その他、静電気防止加工のブラシやブラッシング用のヘアスプレーなどで対策する方法もあります。

頭皮トラブルがあるときは刺激しない

湿疹や痒み・痛みなどの頭皮トラブルがあるときに刺激を与えると、症状が悪化してしまうことがあります。頭皮に炎症が起きている場合はできる限りブラシが当たらないようにしましょう。

まとめ

ブラッシングでは、汚れを落とし・血行促進・乾燥による切れ毛・抜け毛予防などの様々な効果が期待できます。注意点を踏まえながら正しいブラッシング方法を実践して、頭皮や髪の健康を保ち美しい髪をキープしましょう。